北八ケ岳/北横岳〜三ツ岳
- GPS
- 30:00
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 330m
- 下り
- 320m
コースタイム
ピラタススキー場ゴンドラ=山頂駅−北横岳−北横ヒユッテ(泊)
12/26
北横ヒユッテ−七ツ岳−縞枯山荘−ピラタス
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
★カモの会が正式に発足した第一回目の山行です。 |
写真
感想
<カモの会報第1号より>
12/25(土)〜26(日)1泊2日で北八ヶ岳雪山山行に行ってき
ましたのでご報告します。メンバーはリーダー荒井氏、宇野氏、
横田氏、中尾嬢、高田氏、佐藤嬢、私、後藤の計7名。
25日午前6:40あずさにて新宿発、茅野駅で下車
しバスでピラタスロープウェイ山麓駅に着いたのは10:40でし
た。スキーヤーと共に満員のロープウェイに乗り込み、山頂に
上がるとそれはもう白銀の「坪庭」と今日我々の登る北横岳の
雄姿がピーカンの空の下に広がっていました。これも日ごろの
行いが良いためでしょう。何といってもサラッサラの粉雪で足
を一歩出す度にキュッキュッと雪を踏みしめる音が何とも言え
ずうれしい。11:30頃北横岳(2472m)の双児峰を極め、13:30
には麓の北横岳キュッテ着。小屋の番人格の博学な叔父さんと
話をしたあと、夕食までにはH社名物?「モノポリー」
とやらの人生ゲーム開始。このゲームの勝者となったのは、さ
すが証券会社勤務の佐藤嬢。初めてとは思えないツキで着実に
お金を貯め常連たちを退けたのでした。お楽しみの夕食はクリ
スマスということもあって野菜、肉、カキ、うどんの鍋、鳥も
も焼!おまけに超うまい真澄(日本酒)が一升ビンでドーンと
出て、宇野氏持参のシャンペン、荒井氏持参のリザーブ(友の
会会員だとか)、私が無理やり買わされたビールが空っぽにな
るくらいの宴となりました。(横田氏の酒のペースはすごい!
)その勢いで小屋の外に飛び出しみんなで雪合戦。山道でロマ
ンチックに星を見ていた佐藤嬢、中尾嬢にも大量の雪がかけら
れ、おびただしい雄叫びと共に夜はふけていくのでありました
。それにしても雪山の夜は最高です。風もなく、月光と月明か
りの静寂の世界は「あー来て良かった」と思わせます。
翌26日は6:00起床。ピーカン。氷点下の中を「俺は最近御
来光を見る習慣はない」と豪語した荒井氏を残し、全員で坪庭
が一望できる所まで御来光を見に行きました。とにかくなかな
か出てこない朝日を待っていると寒い寒い。高田氏と中尾嬢、
佐藤嬢はおしくらまんじゅうを始めるほどです。小屋に戻りご
飯・味噌汁・のり・生卵という朝の定番をお腹につめ8:40出
発。鎖場があってなかなかスリルがある三ツ岳を乗り越え、下
りは天然の滑り台。雨池山にさしかかる頃には雪も1mくらいに
深さを増してきましたが、しっかりしたトレースが付いている
ので結構安心。所々に見られる兎か狸の足跡を楽しみながら、10
:50縞枯荘到着。メッカということもあって何人かがテレマー
クスキーの講習を受けていました。山荘の先で休憩の傍らまた
雪遊び。腰まで沈み込む雪原に向けて宇野氏がいざダイビング
を試みようとするも、助走の第一歩で両足を取られその場で雪
の中に帰らぬ人と相成りました。坪庭に戻り、さっそうと滑る
スキーヤーを横目にひたすら歩いて昼頃山麓駅着。一番若い高
田氏は元気一杯!きっと昨日けたたましいおばさんグループに
昼寝を邪魔されたのが良かったのでしょう。その後バスで滝の
湯まで降り、荒井氏御用達の露天風呂「小斉の湯」で汗を流し
ました。最高のロケーションなので皆さんも機会がありました
ら是非お立ち寄り下さい。
今回の山行は天候にもメンバーにも恵まれ全員が有意義な雪
山体験をできたものと思われます。機会を作ってくれました荒
井氏に紙面にて感謝の意を表します。できればこの冬再度訪問
できればと思いますので、「冬山はどうも・・・」という方こ
そ是非みんなで行きましょう。なお、今回はアイゼン・ワカン
は使用しませんでしたが、ストック・スパッツは必携です。
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