伊那権現山 最後の100mは別の山でした

2015年02月15日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.5km
• 登り: 884m
• 下り: 867m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:55
• 合計: 4:50

9:20 スタート地点
9:58 権現山登山道入口
10:40 10:55 土俵跡
12:30 12:40 権現山
13:00 13:30 土俵跡
13:50 権現山登山道入口
14:10 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊那リ　スキー場　駐車無料

コース状況／危険箇所等

スキー場横の、登山口までの林道は20cmほどの積雪
山頂直下標高差100mからは急登、深雪、ふかふか雪のため登れず苦労しました。
山頂付近は、強風のため舞い上がった雪煙で視界不良でした。

写真

2/15 9:23

伊那リの駐車場に駐めて南側の林道を上っていきます、
途中1名のスノーシューを履いたトレランの方が抜いて行かれました。

2/15 9:58

40分程でスキー場上にある登山口に到着、トレースは先行者のトレラン1名

2/15 10:29

湿った雪の登山道をつぼ足で行きます。
雪に沈んで歩きづらい

2/15 10:41

登山口から40分、土俵跡に到着。
ここで一息してスノーシューに履き替えます。

2/15 11:46

2/15 11:46

土俵跡から1時間程登ってノートレース、先行者のトレランの方は手前で強風と深雪急登で諦めてリタイア
我々は登っていきますが、深い雪に苦戦

2/15 11:54

強風のため完全防備

2/15 11:54

雪の壁を乗り越えれず悪戦苦闘するN君
ストックで引き上げました。

2/15 12:00

別ルートとの合流点、少し歩きやすい所にでほっとしました。

2/15 12:09

ふかふか雪で最高です。

2/15 12:10

最後の急登、時々4つ足で登ります。

2/15 12:25

山頂が見えました

2/15 12:27

腰まで埋りながら進みます。

2/15 12:27

大きな雪の塊があります。
その先が山頂

2/15 12:32

権現岳（1749m）山頂、風が強く長居は無用

2/15 12:32

頂上の岳樺が青空に映えます

2/15 12:34

2/15 12:34

伊那市も霞んで今ひとつ

2/15 12:30

2/15 12:37

雪煙が綺麗です。
直ぐに下りました。

撮影機器：

PENTAX K-3 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

y-urano

良い天気ではなかったでしたが、足慣らしも兼ねてホームの権現山に行って来ました。
出会った人は1人だけ、スキー場横の林道を歩いている途中で抜かれたスノーシューを履いたトレラン姿の方だけでした。

ここの山は、積雪時には最後の標高差100mからがきつくて深雪との格闘になります。
今回もその通りで、その上横殴りの風と雪煙で先が見えなくなる程でした。
そこまでの行程で感じた春山気分とは全く違う様子冬山そのものでした。
軽装のトレラン姿の先行者が、山頂を諦めて下るのも無理は無いかと思いました。
なんか我々のためにトレースをつけて頂いたようで申し訳なかったです。

そこからはバラクラバやゴーグル等で完全防備して立ちはだかる雪壁に挑戦です。
ただ危険なとこではありませんので、安心して望めます。
深いふかふか雪で、ストックも見えなくなるまで刺さってしまい効きません。
何度ももがいて、スノーシューで雪を掘って何とか雪壁を乗り越えれば一安心、
あとは風でしまった場所を捜しながら登っていきました。

ちょっとした距離ですが、それでも1時間程の雪との格闘でした。
充分楽しい雪中登山になりました。
この山なら少しぐらい条件が悪くても、それはそれでいいトレーニングになります。

冬は最後の100mこそが権現山の一番美味しいところだと再認識しました。