苗場山は秋の気配
- GPS
- 08:55
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,277m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 8:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
池塘の広がる苗場山は秋の風
30年ほど前に登った山だが天気も悪く池塘をしっかり愛でた記憶がない。今回はその池塘を堪能しよう。
祓川登山口までは細い林道を行く。百名山のアプローチとしては不安になるほどの細い道。でもついてみたら広い駐車場がある。平日故がらがらで10台ほどが止まっているのみ。週末は混むのだろう。路上駐車禁止の看板が沢山立っている。
まずは舗装された道路を行く。朝だから元気良かったが,この舗装道路は意外に長い。途中からリフトがある。片道23000円だ。これで標高差160mが省略できるがちょっと高すぎないか。最も土日限定運転なので今日の利用は無理。
いずれにしてもここから登山道となるが、夏の暑さがなく涼しくていい。もう山は秋なのだ。
リフト終点で休憩し次は神楽峰を目指す。高度差は400mぐらい。そこを目標に歩き始める。振り返ると北東方向の山々が綺麗だ。どんな山かは全然わからないが良い景色だ。調子もよく予定通り神楽峰着。次はいよいよ苗場山なのだが、その前に150mほど下って200m登らねばならぬ。苗場はテーブルマウンテンだがそこにたどり着くにはどうしても急登が避けられない。その登りが目の前にドーンと現れる。あれを登るのか、大変だと思うが、よく考えれば御池岳も真の谷からそんな登をしていた。真の谷からは300m登らねばならぬ。それに比べれば200mはかるいか。御池岳はその全貌が見えないだけにやみくもに登るだけだったのだ。一歩一歩着実に足を前に出せばいずれ着くはず。そう思って行くと傾斜が緩くなりついに苗場山の頂上の末端に出る。突然広がる広大な平地。着いたよと思わず声が出る。もっと平坦かと思ったが意外と高低差はあり、高い方にヒュッテがある。よく見えないが頂上もそちらの方向だ。とりあえず頂上まで行く。今日は人も少なく着いた頂上は無人だった。またここは展望がよくなく休憩には不向き。ヒュッテを経由して展望のある広いベンチに出る。土日なら満員と思われるベンチも3組ぐらいが休んでいるだけ。平日は有り難い。ここでランチだ。足が蒸れていたので靴も脱ぐ。板の間のベンチは靴を脱ぐのにもちょうどいい。ベンチの手前には池塘の広がる風景がある。やはりいいところだ。ここで小一時間ぐらい過ごしたのち、池塘が沢山見えていた南の方に向かってみる。若干くだりがあるが、それほど苦になるものでもない。やはりこの景色を楽しまなくては。苗場山は広い。奥の方にも池塘が沢山あるが木道はそちら迄走っていない。ちょっと残念だが仕方がない。ここの山荘に泊ればもっとじっくりこの景色を堪能することができたかなあ。そんな山歩きもきっと面白いと思う。でも今日はこれでよかった。思ったよりもじっくり見られて満足してこのテーブルマウンテンから降りる。帰路では神楽峰に登り返す必要がある。それでも150mほどだ。登り返して着いた神楽峰で持参したグレープフルーツを食す。やっぱりうまい。そしてこの後はまっすぐ下るだけ。最後に下の芝というところに大きなベンチがありここで休憩。例によって温かなコーヒーを飲む。この時点でスポーツドリンクは飲みきっていた。1.5リットルでも足らなかったか。山は秋とはいえまだまだ暑かったなあ。しっかり休んだ後はちんたら下るだけと思ったがここからが意外と長かった。それでも下りのことなのであまり苦労せずドンドン歩き駐車地についた。車はやはり10台程度。平日は静かでいいね。
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