会津駒ヶ岳は秋だった！(富士見林道のヤセ尾根もお勧め)

2023年09月03日(日) ~ 2023年09月04日(月)

• GPS: 11:09
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,352m
• 下り: 1,364m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:44
• 休憩: 2:24
• 合計: 9:08

距離 13.6km 登り 1,366m 下り 456m

5:44 会津駒ヶ岳滝沢登山口
6:25 6:25 ヘリポート跡
7:17 7:38 水場
9:23 9:23 駒の小屋
9:40 9:42 会津駒ヶ岳
10:37 10:53 中門岳
11:43 13:28 駒の小屋
15:04 駒の小屋

2日目

• 山行: 1:40
• 休憩: 0:06
• 合計: 1:46

距離 5.1km 登り 48m 下り 968m

15:04 駒の小屋
6:18 6:18 水場
6:48 6:54 ヘリポート跡
7:08 会津駒ヶ岳滝沢登山口

天候

処日は晴。２日目の下山時は曇り時々パラッと小雨
晩夏の雲が所々にあり、風も爽やかで19〜23℃ととても涼しい。先週の飯豊山の気温が嘘のような気温です。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東北道、西那須野塩原で降り会津駒ケ岳へ
高速を降りてからの時間が長いです。
久しぶりに道路でシカやサルを見ました。

コース状況／危険箇所等

滝沢登山口から駒の小屋まではずっと登りですが危険箇所はありません。
会津駒ヶ岳から中門岳は見晴らしの良い登山道を池塘や燧ヶ岳を見ながら歩きます。
とても整備され危険箇所はありませんが、木道が斜めの場所もあるので注意しながら登りましょう。

富士見尾根は景色がとても良いですが、ヤセ尾根なので足元に注意しながら歩いてください。
落ちたら大怪我です。

その他周辺情報

下山後のお風呂は3箇所、燧の湯、駒の湯、道の駅のアルザの湯。
燧の湯、駒の湯は月曜日を除く)は朝6:00から空いているので非常に助かります。

裁ち蕎麦で有名なかどや
サンショウウオが刺さったアイスクリーム
近くには尾瀬もあるので楽しめます。

写真

9/3 5:49

鮎釣りの方達もたくさんいましたが、
車止め手前に車を止めて5:50分登山開始です。

9/3 5:51

車止めからすぐの滝沢登山口にはポストがあります

9/3 5:55

しょっぱなから登りが始まります。

9/3 7:30

1時間半、歩きやすい登りを登ってきて
7:30水場との分岐のベンチに到着。山頂まで2.9km。小休止です。

9/3 7:27

3分程下ると水場に到着。苔を伝って流れる水は冷たくて癒やされます。
朝晩の料理とコーヒーの水を確保して再びの登りです。
山荘はタンクに入った雨水の提供がありますがここでタップリ汲んでいく方が良いです。

9/3 7:54

水場から少し登った場所から雲海が見えました。

9/3 8:35

色の違うリンドウの蕾があちこちで見られました。

9/3 8:39

ブナ林を抜けて程なく、見晴らしの良いベンチが有り、池塘も見え始めました。
山頂まで1.2km。

9/3 8:42

ベンチあたりから見晴らしが良くなってきました。気温も20℃と久しぶりに心地良い風を感じながらの登山です。

9/3 8:48

飛行機雲と木道。

9/3 8:49

駒の小屋が見えてきました。
少し黄色いがかって秋の訪れを感じます。

9/3 8:51

木道の階段もきちんと整備されています。

9/3 8:52

振り返れば登ってきた道が見えます。

9/3 8:56

小屋の直ぐそばの池塘と会津駒ケ岳山頂に続く分岐です。
ここにはベンチもあるので休憩に最適。

9/3 9:02

9:00
登山開始から3時間で駒の小屋到着です。

9/3 9:03

宿泊者用の食堂です。
熊の毛皮が凄い！

9/3 9:25

9:25分
小屋にデポして中門岳へ向かいます。

9/3 9:26

木道には滑り止めがしっかり付けられていました

9/3 9:32

少し登ります。

9/3 9:33

右が会津駒ヶ岳、左が巻き道の中門岳への道です。
木道工事の方が足元気おつけてと声をかけてくれました！
ご苦労さまです。ありがとうございます。と返し工事中の中を通過しました。

9/3 9:41

分岐から8分程。
会津駒ヶ岳山頂到着です。
燧ヶ岳方向が見えますが、眺望は殆どありません。
狭い山頂では数組が写真撮影をしていました。
道標の脇を通り、中門岳へ向かいます。

9/3 9:45

駒ケ岳山頂から少し降りると中門岳が見えてきました。
小屋の方曰く、ここから夕日が綺麗に見えるそうです。

9/3 9:58

池塘と燧ヶ岳

9/3 10:02

山々を眺めながら池塘の横をいくつも通過します。

9/3 10:03

鉄の滑り止めがしっかりとされています。

9/3 10:17

9/3 10:23

中門岳の道標。
この辺り一体が中門岳と呼ぶそうです。

9/3 10:24

湖面に写る雲と木

9/3 10:38

10:40中門岳道標を進むんだ先のベンチで軽く食事休憩。この反対側に三角点の杭がありました。ぐるっと回って小屋に戻ります。

9/3 11:24

11:25
再び会津駒ヶ岳が見えてきました。
帰りは巻いて小屋に戻ります。

9/3 12:36

12:30小屋に戻ってきました。
10:30〜12:30木道工事の方のお昼ごはん作りの為、販売を一時中止しているそうです。

9/3 12:57

有名な駒の小屋Tシャツが販売されています。
小屋泊限定のTシャツは夕方から販売されるそうです。

9/3 13:31

13:30
小屋の方に富士見尾根の景色が良いと聞き、散歩に出かけました。

9/3 13:58

笹が茂って、足元しか見えない箇所が数箇所ありますが抜けてしまえば、ヤセ尾根の道が明瞭で尾根の先に燧ヶ岳が見えます。
紅葉した葉も散見され、風も心地よく秋は直ぐそこだと感じます。

9/3 14:02

尾根歩きが楽しくてどんどん進んでしまうけど、15:00には小屋に戻る予定なので、そろそろ戻ろうかな？
とりあえず、大きく下る手前まで行ってみよう。

9/3 14:35

戻ります。所々落ちたら危険な場所があります。

9/3 14:39

登り返しです。
尾根の先にある小屋がとても小さく見えます。

9/3 15:18

15:00過ぎ
小屋に戻ってきました。
宿泊者用のタンクに汲まれた貴重な雨水です。
保健所の方からはペットボトルを買って飲んてくださいと言われているとか。

9/3 15:52

小屋前のベンチに寝そべり空を見上げてまったり。
日帰りの方が多い山ですが、静けさの中、雲を追ったり、風を感じながら空っぽになってみるのも良いものです。

9/3 16:59

17:00テゲ鍋と炊き込みご飯の完成です。
お腹ペコペコ！

9/3 18:04

宿前には可愛らしいオブジェが。
とてもオシャレです。

立派なトイレが小屋の裏にあって、ポットンですが、ペーバーも完備されて掃除も行き届いています。夜は電気がつきません。
高い所にあるので富士見尾根が窓から見えるそうです。男子トイレ側かな〜？

9/3 18:15

夕日は雲に隠れて残念ながら見れませんでしたが、夜は池塘に写る星をみたり、月の出を待ちながら撮影会をして楽しみました。

9/3 18:28

ランプの明かりがなんともロマンチックです。

9/4 7:35

小屋から少し降りた場所からの朝日が良いと聞いていましたが、翌日はガスが出ており、残念ながら朝日は拝めませんでした。

帰りに朝6:00から空いている燧の湯に入って帰りました。
川を見ながらの露天風呂がお勧め。月曜日の朝一なので貸し切り状態です。
涼しかったので熱めの湯が気持良い！

撮影機器：

OPPO Reno5 A OPPO

感想

tagawa

涼しい！
滝沢登山口に着いた時の印象でした。
台風が近づいているからとはいえ、先週の飯豊山とはまったくの別世界の気温で20℃。
気持ちよく登山が出来ました。

日帰りで登られる方も多い山ですが、高速を降りてからが遠いので、駒の小屋に素泊まりもお勧め。
小屋泊限定のTシャツが購入出来たり、登山口から3時間と近いので、食料をタップリ持ち込み美味しいご飯を作ったり、ベンチに寝そべり満点の星空や池塘に写る星空を眺めたりとゆっくりのんびり出来ます。

今回はピストンでしたが、小屋からキリンデ方面に降りる富士見尾根もお勧めです。
ヤセ尾根で少のスリリングと燧ヶ岳を眺めながら景色が抜群。花もこちらの方が種類が多いように感じたのと秋の訪れを少し早く感じることが出来ます。