四十八滝沢/御坂 大幡川

2023年09月10日(日) [日帰り]

• GPS: 09:07
• 距離: 7.1km
• 登り: 840m
• 下り: 1,199m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 3:26
• 合計: 9:07

距離 7.1km 登り 840m 下り 1,207m

8:37 スタート地点
9:18 9:53 初滝
10:07 10:39 大滝
10:49 11:05 七福の滝
11:17 12:12 白龍の滝
14:05 14:32 三ッ峠山
14:40 四季楽園
14:55 14:57 御巣鷹山
15:28 15:34 白龍の滝
15:41 15:42 七福の滝
15:51 15:54 大滝
16:03 16:14 初滝
16:46 16:47 三ツ峠山北口登山口
17:22 17:39 宝鉱山バス停
17:44 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道都留ICから、県道705号線に入り宝鉱山へ。
宝鉱山バス停そのものが広大な無料駐車場（緊急ヘリポート）。トイレなし。

コース状況／危険箇所等

・苔むした滑る滝が多いものの、概ねホールドが豊富で快適な滝登りが楽しめます。
ただし、一部脆い部分があるため、テイスティングは必須。
・主たる滝の面々は要所に中間支点を構築できるリスやクラックが豊富にあります。
・稜線への詰めは適当に直上しても藪漕ぎなく登山道と合流できます。
・下山は北口登山道という一般登山道を利用することができます。ただし、一般道とはいっても百名山のような安楽な登山道とはかけ離れた、急なザレで脆い箇所が断続的にあるのでスリップ注意。

写真

9/10 7:11

宝鉱山バス停先の橋を渡った先に設置されていた案内図

9/10 7:32

林道を詰めて約30分で北口登山口に到着。ここから入渓点まで更に20分ほど登山道を詰めていきます

9/10 8:37

登山道脇で見かけた猛毒のニガクリタケ

9/10 9:10

入渓してすぐに小滝の連続。水量は多く、水圧強めですが、構わず積極的に流心を行きます

初滝

9/10 9:31

右壁から直登。念のためロープを出しました。中段に残置ハーケンあり。特に印象に残ってません。

9/10 9:39

フォローの初滝登攀

9/10 9:53

三段の滝。全て流心から直登。あまり印象に残ってませんが、やや手足が細かい部分あり。

9/10 9:59

25m大滝。下部が土砂で埋まり半分の規模になったようです。
通常は左から取付きシャワーで右の中段へトラバースするようですが、右から直登しました。

9/10 10:06

フォローも右から中段まで上がってきてもらい、テラスからビレイ

9/10 10:15

中段テラスからの大滝

9/10 10:31

テラスから一段上ったところに残置ハーケンあり。その上部にカムを使用。終了点は落ち口から2m先のクラックにマイクロカム二本で支点を構築。

9/10 10:39

七福の滝。

9/10 10:41

一段目4m

9/10 10:42

一段目は流心左から直登

9/10 10:43

七福ノ滝二段目6m

9/10 10:45

二段目は水流右から直登

9/10 10:45

フォローも続く

七福ノ滝三段目10m

9/10 10:49

三段目10m 流れの中を斜上する。冷たすぎ。そして水圧が強い！

9/10 10:49

冷たすぎる滝水に絶叫するフォロー

9/10 10:54

シャワーでの斜上から上部の落ち口へ。

9/10 10:54

9/10 10:55

四段目5m。あまり覚えてませんが殆どの小滝は水流を攻めたので、ここも中央から直登したかと

9/10 11:10

ここも水流を直登

9/10 11:17

白竜の滝　大ナメ滝二段15m(8m+7m)

9/10 11:23

一段目　流心を直登

9/10 11:26

細かいですが、水流内のホールド、スタンスを確実に拾っていけば問題なし

9/10 11:23

二段目　左の流心を直登

9/10 11:30

白竜の滝　上部二段15m(10m+5m直滝)

9/10 11:32

四段目5m直滝。右側の水流右から直登。中段に残置ハーケンあり。上部はシャワーとなる。

9/10 11:34

左から右へシャワーでトラバースするフォロー

9/10 11:36

中段からやや左上気味に直上。

9/10 12:13

白竜の滝を越えたあとも小滝の連続

9/10 12:26

この滝を通過後、1540m二俣　水流のある右俣に入る

水流を直登。倒木がウザい

出合の滝は右を登ります。今回唯一滝水に触れずに上った滝。

9/10 12:31

水源の湧き水直下へ到達

9/10 13:17

水源の湧き水。ガブ飲みしました　

9/10 13:27

湧水点から沢状に向かわずにそのまま急な泥斜面を直上しながら小尾根に乗り、稜線まで詰めあがりました。小尾根は明瞭な獣道あり。

9/10 13:43

詰めあがった先に電波塔が見えてきました

9/10 13:57

久しぶりの三ツ峠山へ

9/10 14:57

ついでに御巣鷹山

9/10 15:22

ウスタケ

9/10 15:31

下山路から白竜の滝のビューポイント

9/10 15:51

下山路から七福の滝のビューポイント

9/10 16:09

初滝

9/10 16:12

下山路はザレて急ですが、主たる滝を観覧しながら降れる素晴らしい道程でした

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

SC-03L samsung

装備

個人装備

ロープ30ｍ ハーケン カム アルパインヌンチャク

感想

JetUpper

9月に入ったというのにまだまだ猛暑が和らぐ気配はありません。
そんな中、富士山の大展望台として知られる三ツ峠山の東面に流れる四十八滝沢（千段ノ滝沢という異名あり）という巻かずに登れる楽しい連爆帯があることを知り、
涼を求めて行くことにしました。
連爆も単調なら飽きそうなものですが、冗長さを感じさせることなく、詰めまで楽しむことができたので満足です。
帰路の下降路も登攀した主たる滝を観覧しながら降れる好ルートだったのは思わぬ収穫でした。