笙ノ岩山【多摩百山】

2023年09月11日(月) [日帰り]

• GPS: 05:32
• 距離: 7.3km
• 登り: 867m
• 下り: 874m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:06
• 休憩: 0:09
• 合計: 5:15

距離 7.3km 登り 872m 下り 881m

5:07 大沢国際マス釣り場駐車場
5:07 5:08 大沢バス停
5:21 5:22 川乗橋バス停
5:26 5:27 蕎麦粒山＆鳥屋戸尾根方面分岐
8:05 8:06 トヤド山
8:10 8:13 笙ノ岩山
8:18 トヤド山
10:15 10:16 蕎麦粒山＆鳥屋戸尾根方面分岐
10:21 10:22 川乗橋バス停
10:22 大沢国際マス釣り場駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は大沢国際マス釣場の駐車場に停めました。
駐車料金\1000ですが、台風13号で増水し、臨時休業していました。
釣場関係者の方は誰もいなく、料金は支払いできませんでした。

コース状況／危険箇所等

事前のリサーチでは難路のイメージでしたが、全体としては歩きやすかったです。
一ヶ所、下りで数十mの区間、滑りやすいやや急な斜面があり、滑って登山道からはみ出すとずっと下まで転落するかも知れません(谷側にロープを張ってあります)。

写真

9/11 8:11

笙ノ岩山　山頂標識

9/11 8:11

山頂の様子
標識から左二つ目が三角点標石
等級＝三等、基準点名＝北ノ沢

9/11 9:11

写真では分かりにくいが、やや急で真っ直ぐな下り斜面。
滑ってロープの左側に出ると転落する危険性がある。
危険個所と言えるのはこの数十m区間だけだと思う。

9/11 9:39

奥多摩の植林帯は実によく整備されている。
財政豊かな東京ならばこそ。

9/11 9:59

大きな枝を出す巨樹はモミの木か？

9/11 10:16

川乗林道から鳥谷戸尾根の取り付き点。
(上りではこの表示が見えない2〜3m手前から上がった)

9/11 10:20

川乗林道ゲート
川苔山へは細倉橋まで車で入れた頃に行った。

9/11 10:20

ゲートの左側の看板＆標識

9/11 10:22

奥多摩工業曳鉄(えいてつ)線の陸橋
トロッコは今朝見上げた時は動いてなかったが、下山時は動いていた。
日原街道の日原トンネルの南側で石灰岩を採掘し、奥多摩駅の北にある同社氷川工場へ、殆どの区間を地下で輸送している。

9/11 10:23

近くにある白妙橋(歩行者専用)からでも眺められる。
(この画像は県道から)

9/11 10:25

送電線は奥多摩工業の採石場まで引かれている。

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

たかやま

山リストの『多摩100山』が終了し、『多摩百山』を目指そうとした時、未踏が十数座あり、その中で最も標高差が大きく、時間の掛かりそうなのが笙ノ岩山でした。

他のユーザーのレコをざっと見た感じでは険路という印象ではありませんでしたが、実際に歩いた印象ではごく普通の登山道という感じでした。
一ヶ所だけ、やや急な土の斜面で、下りでは滑らないように注意する必要があるように思いました。

山頂は展望皆無で、その少し南側でヤマレコにトヤド山と登録された地点に『トヤド山』の表示類は見当たりませんでした。
下りではその地点を直角に左折するのが川乗橋方面で、地面に小さな道標がありました。
直角に左折しない直進方向にもピンクテープがあり、直進すると倉沢BS方向へ下ることになるようです。

トヤド山の登録情報には標高が書かれてなく、トヤド山の投稿された写真には白テープに917mと書かれています。
笙ノ岩山⇔川乗橋間の中間付近に、地形図に917mと書かれた標高点があり、トヤド山は笙ノ岩山のすぐ南側ではなく、この地形図917mが正しい地点とも思われます。

川乗橋BSから往復5時間でしたが、ヤマレコのらくルートでは往復7時間14分。
老衰した私のペースは標準の1.5倍以上であることを鑑みても、らくルートでの7時間14分はエビデンスを疑わざるを得ません。
このタイムがゆえに難路をイメージする人がいても不思議ではないでしょう。

★トヤド山の登録地点が正しいかどうか
★川乗橋⇔笙ノ岩山のらくルートの往復タイムは掛かり過ぎではないか
笙ノ岩山まで実際に歩き、上記の二点が気になる次第です。