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Yamareco

記録ID: 5937370
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

急登のてっぺんに一等三角点 博士山

2023年09月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:55
距離
7.5km
登り
936m
下り
961m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:21
休憩
0:40
合計
5:01
8:35
7
スタート地点
8:42
8:44
90
10:14
10:14
14
10:28
10:34
28
11:02
11:03
20
11:23
11:52
12
12:04
12:04
20
12:24
12:24
11
12:35
12:35
53
13:28
13:30
6
13:36
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
近洞寺登山口には駐車場がありません。少し離れた場所に路肩が広い場所があるのでそこに車を止めました。トイレ・登山届ポストなどはありません。
またこの日は前田集落から登ってくる道が工事で通行止めで、林道を迂回させられたのですが途中に案内板ひとつあるわけでなく、二つある迂回路の一つは藪に埋もれ、一つは地形図に載っていないというひどいもので右往左往しました。
コース状況/
危険箇所等
最初から最後まで急坂が続きます。特に危険というほどのものではないですが、下山時は木の根・浮石でのスリップに注意が必要です。
その他周辺情報 下山後に「西山温泉 山村公園 せいざん荘」で日帰り入浴しました。
通常400円/人なのですが、この日は夏祭りが開催されていて半額でした♪
わかりにくい林道の迂回路で迷い、麓の集落から登山口まで2時間かかった。
ツ「ひどい目にあった!」
3
わかりにくい林道の迂回路で迷い、麓の集落から登山口まで2時間かかった。
ツ「ひどい目にあった!」
車を駐めた路側帯から登山口までは舗装路を5分ほど歩く。
茶「では、気を取り直して出発!」
1
車を駐めた路側帯から登山口までは舗装路を5分ほど歩く。
茶「では、気を取り直して出発!」
登山道に入ると、のっけから急登が始まる。
仮眠しながらとはいえ、徹夜運転明けの体には堪える。
3
登山道に入ると、のっけから急登が始まる。
仮眠しながらとはいえ、徹夜運転明けの体には堪える。
うぇっ…、なんだか藪っぽいぞ。
急登は聞いていたけど、これは聞いてない!
ツ「リサーチ不足なのでは?」
2
うぇっ…、なんだか藪っぽいぞ。
急登は聞いていたけど、これは聞いてない!
ツ「リサーチ不足なのでは?」
沢底地形を進む登山道はジメジメムシムシ虫虫。
ツ「うぉー! ブユが! ブユがぁ!!」
虫を引き付ける血液型のツートンは、さっそく虫に取り憑かれるのであった。
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沢底地形を進む登山道はジメジメムシムシ虫虫。
ツ「うぉー! ブユが! ブユがぁ!!」
虫を引き付ける血液型のツートンは、さっそく虫に取り憑かれるのであった。
廃道になった作業道を横断する。
2
廃道になった作業道を横断する。
廃道を堺にして湿っぽい藪からは開放されたが、今度は倒木が行く手を阻む。
ツ「我々になんか恨みでも?」
3
廃道を堺にして湿っぽい藪からは開放されたが、今度は倒木が行く手を阻む。
ツ「我々になんか恨みでも?」
ツ「美味しそうだっぺ…」
茶「こらこら、止めときなさいって! 死ぬよ!?」
3
ツ「美味しそうだっぺ…」
茶「こらこら、止めときなさいって! 死ぬよ!?」
尾根筋に出てようやく道の状態が安定した。
ツ「でも鼻こすりの地獄坂…」
1
尾根筋に出てようやく道の状態が安定した。
ツ「でも鼻こすりの地獄坂…」
茶「うぃ〜、キツイなぁ」
ツ「登山開始30分で全身汗まみれだっぺ」
4
茶「うぃ〜、キツイなぁ」
ツ「登山開始30分で全身汗まみれだっぺ」
標高1200mくらいまで上がって、ようやく視界が開けた。
しかし霞がかかりまくって眺望はいまいち。
5
標高1200mくらいまで上がって、ようやく視界が開けた。
しかし霞がかかりまくって眺望はいまいち。
少し傾斜が緩んだ場所に近洞寺跡の標識があった。
こんな場所に寺があったのか?
現在は跡形もないが。
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少し傾斜が緩んだ場所に近洞寺跡の標識があった。
こんな場所に寺があったのか?
現在は跡形もないが。
近洞寺から見た博士山。
ピラミッド型に屹立した姿は、いかにも眺めが良さそうではあるが果たしてどうだろうか?
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近洞寺から見た博士山。
ピラミッド型に屹立した姿は、いかにも眺めが良さそうではあるが果たしてどうだろうか?
木の幹に鉄板が結わえ付けてあるな。
なんだこれ?と表に回ってみると…
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木の幹に鉄板が結わえ付けてあるな。
なんだこれ?と表に回ってみると…
道海泣き尾根コースとの合流点を示す標識だった。
こっちのコースはさらに急登で岩場・ハシゴ場ありだという。
登り道海、下り近洞寺で周回する人が多いようだ。
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道海泣き尾根コースとの合流点を示す標識だった。
こっちのコースはさらに急登で岩場・ハシゴ場ありだという。
登り道海、下り近洞寺で周回する人が多いようだ。
合流点を過ぎればあとは尾根伝いに博士山に登るだけ。
…いや、まだ結構高低差あるな。
2
合流点を過ぎればあとは尾根伝いに博士山に登るだけ。
…いや、まだ結構高低差あるな。
ロープがべた張りしている箇所は危険箇所だ。
樹木に囲まれているので高度感はまったく無いのだが、よくよく見てみると踏める地面はせいぜい幅1m。
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ロープがべた張りしている箇所は危険箇所だ。
樹木に囲まれているので高度感はまったく無いのだが、よくよく見てみると踏める地面はせいぜい幅1m。
その外側は左右ともにざっくりと切れ落ちていて、立錐の余地もない。落ちたら死にますな。
3
その外側は左右ともにざっくりと切れ落ちていて、立錐の余地もない。落ちたら死にますな。
ここなんかは樹木すらなく道の一歩外側は千尋の谷だ。
ツ「何気なく切れ落ちてて怖いっぺな」
茶「下りは気をつけよう」
2
ここなんかは樹木すらなく道の一歩外側は千尋の谷だ。
ツ「何気なく切れ落ちてて怖いっぺな」
茶「下りは気をつけよう」
杜峰という小ピークを山頂と勘違い。
まだ先があった。
ツ「ぬか喜びさせられたっぺ」
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杜峰という小ピークを山頂と勘違い。
まだ先があった。
ツ「ぬか喜びさせられたっぺ」
低木のトンネルを潜ると明るい光が見えてきた。
今度こそ山頂か!?
1
低木のトンネルを潜ると明るい光が見えてきた。
今度こそ山頂か!?
ツ「山頂、着いたどー!」
ぽっかりと開けた空間にポツンと山頂標識が立っていた。
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ツ「山頂、着いたどー!」
ぽっかりと開けた空間にポツンと山頂標識が立っていた。
その傍らには三角点の標柱が。
ここは一等三角点。
しっかりタッチしておこう!
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その傍らには三角点の標柱が。
ここは一等三角点。
しっかりタッチしておこう!
一等三角点が置かれているくらいだから、さぞや眺めが良いのだろうと思ったら…
3
一等三角点が置かれているくらいだから、さぞや眺めが良いのだろうと思ったら…
四方を灌木に囲まれていて眺めを楽しむことはできない。落葉期ならば少しは違うのだろうか。
ツ「なんか残念だっぺ…」
2
四方を灌木に囲まれていて眺めを楽しむことはできない。落葉期ならば少しは違うのだろうか。
ツ「なんか残念だっぺ…」
さっきの崩壊地からの景色のほうが良かったなぁ。
4
さっきの崩壊地からの景色のほうが良かったなぁ。
下山も近洞寺コースをたどる。
おどろおどろしい赤ペンキの看板も「下山は近洞寺コースで!」と強く勧めている。
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下山も近洞寺コースをたどる。
おどろおどろしい赤ペンキの看板も「下山は近洞寺コースで!」と強く勧めている。
とはいえ、こちらも急な下りに変わりはない。
スリップ転倒要注意。
2
とはいえ、こちらも急な下りに変わりはない。
スリップ転倒要注意。
茶「下山したらこんなんなってました…」
ツ「キモッ! 集合体恐怖症の人は、この画像を拡大しちゃダメだっぺよ!」
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茶「下山したらこんなんなってました…」
ツ「キモッ! 集合体恐怖症の人は、この画像を拡大しちゃダメだっぺよ!」

感想

連休は会津遠征!ということで、まずは博士山に登ってきました。
以前春先に登ろうと麓まで来たことがあるのですが、その年は異様に残雪の多い年で我々の実力・装備では登れず撤退したいわくつきの山です。
今回は時期的に考えても何の問題もなく登れるだろうと思ったら、今度はアプローチ道路が工事で通行止め。迂回路の指定された林道が不明であちこちウロウロ。なんとか登山口にたどり着けましたが、やはりこの山、あっさりとは登らせてくれないようです。
そんなこんなで登る前に気力も時間も削がれてしまったので、険しいと噂の道海泣き尾根はパスして近洞寺コースのピストンとしました。こちらも急登には変わりないのですが、岩場やハシゴ場などが無いので難易度とコースタイムが若干優しくなります。
今年は例年にない猛暑で9月に入っても一向に秋らしくなりません。この日も暑く、湿度も高く急登の連続には半端なく汗を絞られました。汗かく→水分補給→さらに汗かく…の永久ループでした。曇り空で景色もいまいちだったので、とにかくその事が印象深く記憶に残っています。
また登山道上にクマの糞がいくつも転がっていたのも印象深かったです。すっかりカビに覆われていたので新しいものではなかったのですが、登山道上に執拗に糞をしているところを見ると縄張りを主張していた時期があるようです。これから秋にむけて、また活動が活発化するかもしれませんので、今後登る方はご注意ください。

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