平山連山・ニセイカウシュッペ〜まとめて登る秋の北大雪縦走☀

2023年09月16日(土) [日帰り]

• GPS: 11:40
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,452m
• 下り: 1,434m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:32
• 休憩: 1:07
• 合計: 11:39

4:10 平山登山口
6:14 6:19 1737mJP(分岐)
6:52 比麻奈山JP(分岐)
7:11 比麻良山
7:42 7:45 文三岳
8:12 比麻良山
8:25 8:33 比麻奈山JP(分岐)
9:26 アンギラス(軍艦山)
10:17 10:26 ニセイカウシュッペ山
11:31 11:37 アンギラス(軍艦山)
12:37 12:47 比麻奈山JP(分岐)
13:14 1737mJP(分岐)
13:31 13:57 平山
14:13 1737mJP(分岐)
15:49 平山登山口

　事前に登山時間を計算してみたら10〜12時間の長丁場の登山。秋で日も短いことから暗い内からスタートしました。

　比麻奈山からアンギラス経由でニセイカウシュッペの往復時間は4時間以上見ておくべき。

天候

薄曇り後晴れ☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　白滝駅付近の国道333号線の交差点から道道558号線に入り、平山登山口を目指します。
　未舗装路は走りやすく快適ですが、右に折れるように橋を渡った先から勾配が出てきて、ゆっくり走らないとパンクしそうな路面になりました。

　駐車場は登山口手前200mに専用駐車場がありますが、登山口にも数台のスペースあり。ただ、登山者は専用駐車場に停めるように推奨されています。

　ニセカウへのメインコースとなる上川側の登山口に通じる林道が令和5年現在、不通状態が続いており、復旧は当面見込めないことから、平山登山口から目指すことになりました。
　出会った登山者の方達とも話題になっていて、復旧は令和6年中？9年中？

コース状況／危険箇所等

　平山連山は登山者にも人気で良く整備されています。1737m分岐より左右に標高差の無いなだらかな地形が広がり、とても牧歌的🐹。

　途上の比麻奈山の山頂より、アンギラス(軍艦山)経由でニセイカウシュッペへの縦走路に入りますが、アップダウンがあり往復は想像以上に大変でした😓。難所と感じたのは3箇所。写真を参考にしてください。

　比麻奈山〜アンギラス間の方が藪が濃いです。でも、掻き分ければ足下は明瞭で、目印のテープもたくさん付けられています。
　払いのけながら進みますが、ハイマツの枝がビョンビョン跳ね返って痛い😣。

　アンギラス〜ニセイカウシュッペ間では藪漕ぎの場面は少なくなりますが、三点確保で慎重に通過する岩場があります。

　高度感のある稜線を歩くので、強風時はかなり危険だと思います。

写真

9/15 20:40

前泊は白滝駅前にしました。ここなら明るくて安心😒。

9/16 2:54

3時前に出発。道道558号線で平山登山口へ向かいます。

9/16 3:07

ここから未舗装の林道へ。暗いのイヤだ。怖い😞。でも仕方ない。

9/16 3:12

路面状態は良いのです✨。タヌキとか見ました。

9/16 3:33

右に折れて橋を渡ると勾配が増し、パンク注意の道に。スピードダウン(*_*)。

9/16 3:39

登山口に着いた。白滝駅から慎重に走って45分で到着です。

9/16 3:50

登山口にはテンと思われる小さな動物の目が2組。夜中にごそごそ準備してて、きっと変な奴が来たと思ってるんです(。>д<)。

9/16 4:12

4時過ぎに登山開始。夜明け前なので真っ暗です😣。

9/16 4:14

橋を通る。闇に軋む音が響く。

9/16 4:20

良く整備されてるみたいです。

9/16 4:27

暗がりでも人工物を見かけると安心します😃。

9/16 4:36

そろそろ夜明けが近いみたいで、空の闇が和らいで来ました。

9/16 5:01

雪渓斜面まで来ると朝になった☀。

9/16 5:30

只今、5時半。稜線が近くなってきた・・。

9/16 6:00

なだらかに傾斜が緩む。

9/16 6:09

空は薄曇り。予報通りです。

9/16 6:14

ジャンクションピークに着きました😃。

9/16 6:15

大雪の山々が見えた✨。
でも、強風で寒い😣🌀。

9/16 6:19

ニセカウの稜線だと思われる。この強風・・あそこの縦走は中止か?。

9/16 6:24

まだどことなく暗い。

9/16 6:26

平山連山はどこまでも緩やかですが、乗り越えるような箇所もあります。

9/16 6:34

まずまずの紅葉のようです。

9/16 6:50

緩やかな丘。

9/16 6:52

ニセカウとのジャンクションピークとなる比麻奈山に到着。ここは平山連山の最高峰(標高1811m)になります。

9/16 6:53

アンギラス、ニセカウ方面。ここが分岐点。

9/16 6:54

強風の様子見で、先に文三岳に行くことにしました。
左側の山が目指すピーク。

9/16 7:06

カッコいい✨。

9/16 7:11

途中には比麻良山。

9/16 7:11

左から文三岳、有明山、小さく白滝天狗岳が見えます。

9/16 7:13

トレランのコースにもなっていますが、転びそうな根。

9/16 7:15

平和な道のり。

9/16 7:16

こんな場面もありました。

9/16 7:17

こーゆーの好き。

9/16 7:20

青空ならもっと鮮やかに見えると思います。

9/16 7:22

文三岳が近くなってきた(*^^*)。

9/16 7:27

ケルンが小さく見えます。

9/16 7:28

奴はやっぱりいる🐻。油断は出来ない。

9/16 7:31

なだらかな登りなのでツラクありません。

9/16 7:34

振り返り、ニセカウの裏庭を眺める。

9/16 7:34

文三岳に到着。折り返し地点です😃。大きなケルンが目印の山頂です。

9/16 7:41

ここから有明山は遠いなぁ😓。白滝天狗岳の頭も見えています。

9/16 7:41

縦走路は有明山、白滝天狗岳と続き終わります。

9/16 7:43

裏アンギラス&ニセカウがとても美しい展望台。

9/16 7:45

中央に小さく三角3連の山が気になる。見えますか？。

9/16 7:45

支湧別岳はどれかな?。

9/16 7:52

紅葉はもう始まっています。

9/16 7:59

風も弱まってきたので、アンギラスへ向かう確率アップ🌀。

9/16 8:08

こんなキノコ、初めて見た🐹。

9/16 8:32

さてさて、比麻奈山に戻り、行くべきか今回はやめとくべきか・・・。そう思ってると登山者が2人。今日、初めて人に出会いました。

9/16 8:34

先に向かう人がいたし、もう1人は一緒に行こうって誘ったらok。風も弱まってるので行こう😊。

9/16 8:51

少し下るとハイマツ漕ぎが始まりました。

9/16 8:43

アンギラスまでは、3分の2の藪漕ぎ、3分の1の通常登山道と言った感じでしょうか?。

9/16 8:44

写真では伝わりませんが、なかなかの急斜面でキツイ😣。

9/16 8:48

岩塔が現れた。

9/16 8:49

アンギラスのピークへ。思ったよりもアップダウンあります。

9/16 8:59

あそこだな、アンギラスめ★(まるで怪獣をやっつけに行く気分)。

9/16 8:59

目印もちゃんとあります。

9/16 9:00

藪を乗り越えて頑張ります。

9/16 9:06

右側にはカール地形が広がる(*^^*)。

9/16 9:06

🐻←こいつに出会いそうな場所もあります。見なかったけどね。

9/16 9:15

ホッとしたのも束の間・・。

9/16 9:18

藪が繰り返されます(ToT)。

9/16 9:21

疲れた。

9/16 9:22

この辺り、アンギラスの山頂だと思われる。標識はないみたいです。

9/16 9:23

かなり際どい場所にいるようで、下を覗くと怖かった(*_*)。

9/16 9:23

岩場を巻くことが多い。

9/16 9:26

熊は見ない。鹿もいない。それで良いと思います。

9/16 9:29

大槍が近づいてきた。

9/16 9:30

ここ注意！！
左に下りますが、右側はスッパリ切れ落ちています。

9/16 9:43

ニセカウのコルに到着。ここからの登り返しが大変😞。

9/16 10:00

ニセカウへの登りが辛い・・けどもう少しの辛抱です。

9/16 10:04

頂上はあそこ。

9/16 10:06

ハイマツを漕ぐと・・。

9/16 10:07

縦走路を抜けて本来のメインコースへ抜けました。

9/16 10:10

山頂はもう目と鼻の先😃。

9/16 10:14

振り返るとアンギラスの荒々しい姿。

9/16 10:17

着いた😞。

9/16 10:18

大雪山の大展望。

9/16 10:20

最高地点は、もう少しだけ上がった先。

9/16 10:21

このように小さな標識がささやかにあります(*^^*)。

9/16 10:30

帰路のことを考えると、あまり長居出来ません。

9/16 10:36

縦走路への分岐点に戻りました。さぁ、戻ろう(⌒‐⌒)。

9/16 10:45

アンギラスの山肌はこっちから見るとなかなかの迫力。

9/16 10:57

コルから小槍を展望する。踏み跡はおそらく沢登り用だと思う。

9/16 11:04

アンギラス〜ニセカウ間は藪漕ぎレベルが落ちます。

9/16 11:07

段状に登り返してゆく。

9/16 11:15

どこに道があるのか、近くに行ってみないとわからない。

9/16 11:16

北海道版オベリスクm(__)m。

9/16 11:16

よく、こんな所にルートを見出だしたもんだ・・。

9/16 11:18

ここ、注意地点です。岩にはホールドやステップが無く、登り下りしづらいです。

9/16 11:22

まるで日高の稜線(。>д<)。

9/16 11:21

アンギラスまでもう少しだ
(о´∀`о)。

9/16 11:23

岩場を楽しもう。そして自分を励まそう・・そう思った。

9/16 11:26

妙義(西上州)なら、ここも通過ルートになるかと。
でも、ここは北大雪。巻くので大丈夫です😊。

9/16 11:26

北側は断崖。風の強い日はやはり危ないルート。

9/16 11:28

覗くとかなり怖い😣。

9/16 11:31

比麻奈山に戻ったらお菓子食べよう😃。

9/16 11:31

来る時に気付かなかったアンギラスの頂上を発見しました。見落としてた。

9/16 11:31

北海道の屋根☀。

9/16 11:38

あと1時間ぐらいの辛抱かな(*_*)。

9/16 11:42

コルへと大きく下ります。このアップダウンが辛い縦走路(T_T)。

9/16 12:00

ハイマツが濃くなってきた。

9/16 12:03

山は不思議。近くなったり遠くなったり変な感覚の時があります。

9/16 12:06

ネコミミの岩🐱。

9/16 12:17

ネコミミの『額』の部分に乗っかる登りが辛かった(ToT)。

9/16 12:23

あと、もう一息です。

9/16 12:26

ここ、かなり登り降りが辛いです。砂地にステップがなく、両サイドの木が頼り😓。一般登山道なら確実にロープが付けられるような箇所です。

9/16 12:37

着いた〜😞。

9/16 12:45

最後の平山を目指して戻ります。

9/16 12:45

振り返り・・険路でした😣。

9/16 13:22

ハイマツの海。

9/16 13:23

ここは桃源郷か🐹。

9/16 13:27

平山への登りですが楽です😉。

9/16 13:30

最後のピークへ。

9/16 13:31

着きました(о´∀`о)。

9/16 13:31

名前の通り、平らな山頂。

9/16 13:36

あの台形の山は支湧別岳だったか。

9/16 13:39

アンギラス怪獣。

9/16 13:39

ネコミミ岩はどっちかな😃。

9/16 14:04

下山開始☀。素敵な道でした。平山連山が人気のある山なのは美しい登山道も理由だと思います。

9/16 14:04

この光景を目に焼き付けて・・・。

9/16 14:50

ホッと一息😉。北アルプスの針ノ木・蓮華岳の登山道に少し似ていると思いました。

9/16 15:16

登りの時は暗くて音だけだった冷涼ノ滝。こんなんだったんだね🐹。

9/16 15:49

下山だ(о´∀`о)。12時間近くの長い行程、お疲れ様でしたm(__)m。

9/16 15:51

案内板。

9/16 15:51

登山口にある届け出ボックスにはペンがありませんでしたので、ご持参ください🍙。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

感想

Yantan1839

　14日の朝に天気予報を確認したら、15〜17日天気が良く、有休を取って天人峡から旭岳まで2泊3日の登山に切り替えようと考えましたが、仕事からの帰宅時に高齢のウサギが元気なくてぐったりしてました。とても3日間留守にして大型登山をする気分になれなくて取り止めに😞。
そこで、結局は当初予定だったこの日帰り縦走に予定を戻しました。

　ウサギは横でスヤスヤ寝ていて元気ですが、これから高齢ウサギのことも踏まえて予定を考えなければ・・・。