御在所岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 718m
- 下り
- 707m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今日はかなり暖かくなることが予想され、今年最後の雪山登山かもしれないと思い、御在所岳に登ることにした。朝は4時過ぎに家を出発して御在所岳に向かった。名阪国道で小雪が舞ったので、雪山に対しての期待が高まっていった。湯の山温泉に着いてから駐車場で迷ったりしたが、6時半に中道登山道に近い駐車場に到着。岩場の道で展望が楽しめるという中道登山道で登ることにする。登山口から雪がすでにちらほら見えていたので、最初からアイゼンを装着して登っていった。前にゆっくりと登っている人がいて、ちょっと遅いペースで登っていったので体が温まりにくかった。上に通るロープウェーを越えてからしばらく行くと、おもしろい岩の芸術ともいえるおばれ岩や地蔵岩があった。巨大な岩が微妙な状態なのにしっかりと構えている様は、まるで自然の芸術品のようだった。岩場の道はかなり急で登っていくのは大変ではあったが、距離はそれほど長くはないので、どんどんと標高を上げられるのはよかった。岩だらけの御在所岳の雄姿や南にそびえる鎌ヶ岳の全景を眺めながら登っていけるのもよかった。標高1000mを越えると雪が深くなり、前を歩くおじさんの雪の足跡をたどりながら、一歩一歩雪を足でかけわけるように登っていかなければならなくなった。もし自分が最初に歩いたとしたら、コースが確認できず迷子になってしまいそうだ。休憩らしい休憩はほとんどなしで登っていき、2時間でロープウェー山頂駅近くの富士見台に到着。ここからは先は広い高原のようになっている。そこにはスキー場があり、レストランやお土産屋さんなど途中の道からは考えられないほど施設が充実していた。しかしスキー場を横切って山頂を目指すわけには行かないので、道なき道のような木々の間を登っていき、30分後の9時にようやく山頂に着いた。カメラの電池が途中で切れてしまったため、ここからのぞめる鈴鹿山脈のきれいな雪山が連なる様子は携帯でしか残すことができなかったのが残念。1番きれいだったのは、すぐ南にそびえる鎌ヶ岳。槍のようにつんと山頂がとがっている様がとても格好よく、ぜひ今度登ってみたいと思った。北の方にはたくさんの山々が連なっていて、どれが何の山なのかは分からなかったが、金剛・葛城の山では見られないような深い山の雪景色が美しかった。下り始めてしばらくして、先ほどの木々の間で雪を踏み抜けた拍子に木にひざを打ちつけてしまった。これがかなり痛くて、その後の下山でかなり苦労することになった。下りは行きとは違う道を進もうと、最初は表道を使おうと思ったが、踏み跡が全くないので迷子になりそうだと思いやめ、一の谷新道から下山することにした。御在所岳は傾斜のきつい山なので、どのコースも中級者向きなのだが、この一の谷新道もやはり私のような初心者にはハードすぎる道だった。踏み跡があるため迷うことはなかったが、雪の踏み抜きはいくらでもあるし、ものすごく急な坂をずっと進まなければいけなかった。しかも右足を痛めているため、無理のないようにゆっくり下っていかなければいけなくて、時間もかかったし、体力もかなり消耗した。1時間半ほど下り続けてようやく登山口に到着。帰りはアクアイグニスという複合温泉リゾートのお風呂に入って、疲れと痛みを癒して帰ってきた。ここの温泉は新しく、露天も広くて、少しだけ鈴鹿山脈ものぞめて、とてもいいお風呂だった。食べ物の方も充実していて、おいしそうなパンを買って帰った。
出発時の駐車場で少しお話をしたものです。ゆっくり登っていたので体が暖まらなかったとのこと。追い抜いて下されば良かったのに。昨日の御在所の中道コースは、天気がよく風がなかったので気持ちが良かったですね。頂上のレストラン前から御在所山頂の直下までは、雪がなければ車が通れるほどの広い道がついているのでそこを通って山頂へ向かうルートが本来です。あれだけの山上公園になっていますので登山客向けの道標は少ないですね。いつも鈴鹿に登っているものはそれに気づきません。
結局、雪に覆われた雑木林の中を通って山頂にこられ、帰路も同じ道で、下山されましたね。そこで少し足を痛めたとか。でも一の谷コースを下山されたのですね。このコースは結構危ないところもあるので無事下山されて何よりです。
私は、登山口で話した、国見峠経由の裏道コースで下山。途中、藤内小屋を過ぎてから、中道へ抜けるトラバース道から中道入り口へ下山しました。
鈴鹿はまだまだ奥が深い山々です。滋賀県側からも入れます。是非またいらして下さい。温泉もいいですよ
まさかこの山レコを読まれているとは思いませんでした。少々失礼な表現があって、申し訳ない気持ちでいっぱいです。この場を借りて、お詫び申し上げます。
鈴鹿の山は私の住む大阪よりも標高の割には雪が多く、登り応えのある山が多いですね。これまで藤原岳と入道ヶ岳に登りましたが、いずれも深い雪に驚かされました。
今回の御在所岳で3つ目の登頂となるので、ぜひセブンマウンテンの残りの4つも登っていきたいという気持ちになりました。普段はバイクで行動しているので、もう少し暖かくなってから、ぼちぼち登っていきたいと思います。滋賀側からにもぜひ挑戦してみたいと思います。コメントを入れていただき、本当にありがとうございます。
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