鳥倉から仙塩尾根の百高山3座+蝙蝠岳
- GPS
- 35:20
- 距離
- 49.3km
- 登り
- 3,912m
- 下り
- 3,913m
コースタイム
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 9:58
- 山行
- 10:31
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 12:04
天候 | 16日17日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し |
写真
感想
2週間前に しらびそ 峠から大沢岳中森丸山、兎岳とテントを持っての山行が体調も悪かったこともあって ダメージが残ってしまった。先週はそのため 大人しくしておいたが、 この3連休は残りの 南アルプス中部の仙塩尾根の百高山3座とできれば蝙蝠岳もと思って予備日を設定して土日で行ってきた。とにかく遠いので少しでも早い出発を心がけた。
前日の夜9時半に入り そこで 車中泊 、3時に目を覚まし3時20分出発した。
暗くとも何度も登った登山道なので 集中して進むことができた。塩見岳までは三伏峠の休憩とした。登山口から二時間で三伏峠、三伏峠から三時間で塩見岳と着実に歩を進めた。
塩見山頂ではいつもこの山に登る度、長大な仙塩尾根となだらかな蝙蝠尾根を羨望のまなざしで見ていたのがようやく一歩を踏み出せるかと高揚感に包まれた。
塩見から急なザレ場の登山道を下り10分程で蝙蝠尾根分岐まで来た。元気があれば初日に蝙蝠岳まで行ってと思っていたが、先の事を考えて止めた。このことは翌日良かったと痛感、行っていたらせっかくの仙塩尾根を楽しい気分で歩けなかったし、遅くなって小屋に迷惑をかけたかも知れない。翌日の超早出で解決だった。
分岐から転げ落ちそうな西側が絶壁の下りは、慎重に下った。ここは翌日には日の出を楽しみながら登ったので、きついとは思わなかった。鞍部から北荒川岳までの道は変化に富んで素晴らしかった。特にダケカンバと芝生の風景に、優しく癒されて幸せな気分を感じた。北荒川岳からは森林帯、岩稜帯、ハイマツ帯と変化があったが、後半になるとさすがに疲労を感じた。それでも1時過ぎには熊の平小屋に到着した。小屋の湧き水は冷たくて手をつけていられないほどでびっくりした。小屋でしばし酒を飲みながら本でも読んで休んでいると、登山者がポツポツ到着しだす、そうなると知らないうちに山談義が始まり、皆さん山の猛者ばかりで300名山を終えた年配の男性もいて話しに盛り上がった。この日小屋泊は12名で快適だった。
翌日蝙蝠岳があったので、室内がざわざわしだした2時過ぎに起きて3時前には出発していた。途中安倍新倉岳から新蛇抜山にかけて暗い中、名古屋の男性と山談義をしながら歩いた。彼も100名山終了で300名山もあと少しらしい、いろんな情報が聞けて楽しかった。この付近で帽子を落としてしまい後半の日差しの中不便だった。
新蛇抜山からは単独でヘッデンの明かりを頼りに進んだ。日の出は稜線で見たかったので足早にすすんで、蝙蝠尾根分岐への急登中に見ることが出来た。日の出前の飛行機雲が赤く輝いていたのが印象的だった。
蝙蝠尾根は最初の15分が岩稜帯の尾根で歩きにくかったが、その後は最高の稜線歩きだった。ただ最後鞍部まで下って150m程登り返しが少しきつかった。
山頂ではいろんな登山者と話しをして楽しかった。
休憩後蝙蝠岳を出発、塩見岳を越えて戻るのはなかなかきつかった。天気も良く気温も上がり風も無く、強い日差しの中急登を登って行き塩見山頂はたくさんの人で混んでいた。下りも人が数珠のように連なっていてびっくりした。
山頂から塩見小屋でジュース休憩をと思っていたのだが、小屋は座るスペースもないくらい混んでいた。仕方ないので本谷山手前の樹林帯まで一気に降りてきて休憩、体がほてるし汗が止まらないので、ここからは休憩を入れながら三伏峠小屋までくだった。途中足の速い高校生の運動部の団体と一緒になり彼らの早さに驚いた。
小屋でジュースを2本飲んで足の裏をマッサージしてから高校生の団体が行くのを待って下った。ちょうど霧が出てきて気温が上がらなくて幸いした。
しかしよく歩いたなと思った。これで百高山99となってあと一つになった。
今年中に出来るかな?
高校生(韮崎高校山岳部の皆さん)は、自分が登り中に権右衛門山付近でスライドしました。三伏峠から下山中に追付くか?と思ったが、登山口まで下ったとこでバスに乗っているトコでした。流石に高校生、速いや。
コメント有難うございます。高校生の団体、さすがに若さへの羨望を痛感しました。
お風呂〜ダーはトレランをやっているのですね、途中どこかですれ違っているんですね。
南アは広い、トレランの方には魅力的な山域ですね。
コース自体が長く私には泊まりの山行になってしまいます。
それぞれスタイルは違いますが山を楽しみましょう。
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