表銀座テン泊縦走
- GPS
- 24:45
- 距離
- 38.9km
- 登り
- 3,037m
- 下り
- 2,951m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 9:14
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 4:04
- 合計
- 12:01
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:32
天候 | 3日間通じて晴れ→ガス→夜雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
穂高駅4:40発のバスで中房温泉に5:35着 (朝早くから場所取りしても、増便された5台くらいのバスが一斉に発車するのであまり前後変わらない) ⚫︎帰り 上高地のバスは大行列も、アルピコ交通の人が効率よく捌いてくれて30分くらいの待ちで済んだ |
コース状況/ 危険箇所等 |
合戦尾根はとにかく人が多い 大天井岳へは危険箇所ない気持ちの良い稜線 東鎌尾根は登り階段の連続 槍ヶ岳は大渋滞で取り付きから下山まで1.5時間かかった |
その他周辺情報 | 梓湖畔の湯(750円) |
写真
感想
初めての表銀座縦走。
一年ぶりに会う大学時代の山友といつもの山友を繋ぐ会を企画してみた。
結果、山好き同士が集う楽しい会となりました(そう思ってるのは私だけじゃないはず笑)。
シルバーウィークと重なる山行で、穂高駅前のバス待ちの列は4時過ぎ時点で50人くらいの長蛇の列。
すし詰めのバス5台が中房温泉に着き、マイカー組と合体するとここはもう渋谷駅前交差点か!?と思うほどの大混雑。
合戦尾根を登り切るまでは、テン泊装備で歩みの遅い我々は後ろから迫られ追い抜かされで少し辟易。
また抜かされるかな〜と思って「追い越しありまーす」と声出すと、
👱♂️「追い越し〜ませんっ!」とミスド30個くらい入った紙袋をぷんぷん匂わせるおっちゃん。
👩🏻🦰「えっ気迫を感じたんだが笑」
👱♂️「笑」
ミスドは燕山荘にいる知り合いへの差し入れらしい。みんなこのおっちゃんみたいにマイルドだったらいいのにな〜。
ちなみにこのミスドのおっちゃんとは、翌日以降も3日間連続して会うことになる。
稜線に出てからは素晴らしい縦走路が目の前に広がり、これから先の冒険に心躍らずにはいられない。
思ったより緑の多い稜線を細かなアップダウンを繰り返しながら大天井岳へ向かう。
この日はそんなにハードな道のりじゃないはずだったけど、水5Lを担ぎながら登った合戦尾根がこたえたか、ポカリ1Lを同行者に手伝ってもらっても大天荘までの最後の500m付近がきつかった…。
大天荘のテン場はギリギリ入り込めて我々のテントを設営。夕方から雨が降り始めてこの日の夜ご飯はテントの中で。夜間は強めの雨が降り続いていて、(明日のテントが重くなる〜)と思いながら眠りについた。
翌朝は雲海から昇る日の出を拝んでから縦走路の続き。槍ヶ岳を目指して一直線に進んでいく。天気は申し分ない快晴。ついてる!
だが槍ヶ岳に近づくまでには一旦ものすごく下り、連続する上り階段と岩下りの連続で思った以上に体力を削られる。
同じくらいの時間帯に歩いている人と前後しながら先を目指すも、中々前に進まない。
槍ヶ岳山荘まで残り36分という殺生ヒュッテとの分岐に差し掛かった時、時刻はすでに13時近く。
このまま槍ヶ岳山荘を目指しても着く頃には狭いテン場は埋まっているのではないか…12時前に着きそうであれば槍ヶ岳山荘のテントに勝負をかけに行っていたかもしれないが、出発もそんな早くなく、道中も思ったよりペースが上がらなかったので、これはもう運命と、今夜は殺生ヒュッテで幕営することに。
13:40頃に殺生ヒュッテで槍ヶ岳山荘は満席と言われてる人がいたので、こちらにして正解だったかなぁ。
殺生ヒュッテは槍の懐にある素晴らしいテン場で、見上げると今にも倒れてきそうなくらい迫力のある槍を間近で見ることができる。
すぐに山頂アタックすると混んでいそうなので、日帰り組が帰り、小屋組が夕食で引き上げる頃を見計らって15:15頃山頂へと向かってみる。
ところがまだまだすごい人。噂には聞いた槍渋滞、取り付きから下山まで1時間半かかった。
時間はかかったけど、普段こんなに長い間槍に滞在することもないかと思うと、贅沢な時間を過ごさせてもらったと感じる。
3年振り2度目の槍ヶ岳。前回来た時は10月末で吹雪いていた。凍てつくような岩とハシゴを登ったのが懐かしい。
最終日は上高地まで下るだけ。徳沢園でのピザを楽しみに一気に下る。
下に行くにつれてすごい人の量になってきて、10:30着の徳沢園もすでに結構な人がいたが、素晴らしい手際の良さでさっさとピザが出されてきた。
レモネードサイダーと一緒にいただき、とっても美味しかった。満足!
定番のコースだから途中会った人は大体3日間同じ動きをしてて、同じ人を見かけることもままあり。
北アルプスの山域も、これまで歩いたことのあるルートや山を同定できるようになってきて楽しみが一層増してきた。
お天気と人に恵まれていい山行だった!
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