谷川岳 天神尾根ピストン
- GPS
- 06:10
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 643m
- 下り
- 644m
コースタイム
天神平7:30→熊穴沢避難小屋8:50→天狗の留まり場9:40→10:38肩の小屋(休憩)→トマの耳(頂上)11:40→天狗の留まり場12:10→熊穴沢避難小屋12:45→天神平13:40
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
熊穴沢避難小屋は雪で埋まっていました。 熊穴沢避難小屋より先の登りは小さなキレット(雪の亀裂)が横断している場所が何箇所かありました。 肩の小屋のお手洗いは利用できません。 温泉は湯テルメ谷川で入りました。 |
写真
感想
今年もう一度冬山登山ができるとは思ってもいなかったが、縁あって谷川岳登った。2月の三つ峠ではアイゼンを使わなかったので今回は初アイゼン&ピッケルと冬山仕様でチャレンジとなる。
朝4:30に出発、関越駒寄で一度降り全区間ETC割引適用。
2月の三つ峠に比べてだいぶ体感温度は高く登山しやすい環境だった。
登り始めは意外に雪が柔らかく、時々足がズボッ股まで埋まりながらも、雪の感触を楽しみながらの登山、熊穴沢避難小屋はまだまだ雪に埋まって屋根しか見えない。4月になっても約2m位は積もっているだろうか。
熊穴沢避難小屋先からいよいよ急登。4月になり徐々に春へ向けて雪もゆるくなり、小さなキレット(雪の亀裂)が横断している。そんな所も慎重に渡る。上から覗くと2m以上の深さがありそうな亀裂、落ちたらと思うと怖い…
一歩一歩靴を雪に突き刺すように足場を確保しながら歩くのはなかなか骨。視界が悪かったので、延々と続く登り道が見えないのはある意味良かったか。
天狗の留まり場につくと雪も氷のように締まり、枝には氷が巻きついてまるでガラスの彫刻のようなキレイな光を放っていた。
いよいよアイゼンを装着。人生で初めてのアイゼンの爪が雪に刺さる感触がなんとも言えず気持ちイイ〜 ただ登るにつれて風は強く、気温も低くなりさすがに手袋をはずすとすぐにかじかんでくる。わずかな願いを胸に頂上のトマの耳に到着するもガスって何も見えなかった。 道標についたエビの尻尾はその寒さと風の強さを如実に表していた。
下山に入るとアイゼンの威力は更にはっきりとわかった。本当にシッカリと雪を掴み歩くことができる。ガスも少しずつ晴れて青空も見えてきた。青空と雪山って本当にキレイだわ。これを見ると雪山やめられなくなるわけだよ。
振り返ると谷川岳の稜線が見えてきた。
天神平への最後の斜面では尻滑りと滑落時のピッケルの使い方の練習をして無事6時間の行程を終えた。
最後に湯テルメ谷川で温泉につかり、汗と疲れを流して帰宅の徒につきました。今回の登山はワイにとって大変収穫になり、また一歩山の素晴らしさを垣間見た山行となった。
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