錫杖岳
- GPS
- 09:05
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,397m
- 下り
- 1,407m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
近くはうろついてるのに一度も山頂まで登ったことのない錫杖岳へ。以前、錫杖沢の沢登りのついでに山頂へも行ってみようと計画したが、適当に向かったので三本槍の方へ行ってしまい登頂できず。あとはいつもクライミングエリアで終わってしまい…。地元の名山に一度は行くべし!
中尾高原口の駐車場はこのところ週末満車が続いている。あまり広くない駐車場だけど、以前はここまで毎週末満車になることは無かった。クリヤ谷から笠ヶ岳へ向かう登山者は極々少数なのでほぼクライマーさんなのでしょう。錫杖人気は留まるところを知らず。
なんとか駐車してクリヤ道へ。慣れた道だけど、今日はクライマー道へ入らずに本流を遡上、その後、以前間違えた三本槍との分岐の沢へ入らないようにと、心して向かう。でもやらかしました。クライマー道へは解っているから絶対に入り込まないと思っていたのに、その先の三本槍との分岐の沢のことばかりが頭にあり、気がつけば何故か見慣れた景色?クライマーのコールが近い?ばっちり北沢へ入ってしまっているではないかっ!錫杖の岩屋にある分岐を何故見落とした??結局前衛峰の基部まで4分の3ほど登ってから気づきました。一瞬、そのまま岩場の基部から中央陵を巻き巻きして復旧しようかと考えたけど、自分への戒めとして分岐まで戻り、そこから登り返して1時間近くのロス…
気を取り直して滑る沢を登っていく。最近渇水気味だったし、穴毛谷に登った時もトレランシューズがグリップ効いて調子よかったので今日も同じスタイル。これが失敗。久しぶりの雨で思ったよりも水が出ていて、中途半端に濡れた岩が滑る滑る!登山靴のように先端にクライミングゾーンがついていないので、小さな足掛かりにつま先をのせることもできず、面でとらえるしかないのだけれど、ビブラムメガグリップ、こういう局面には弱いみたい。
岩場の基部に近づいたら沢が分岐。今度は間違えずに右の沢へ。中央陵を右手に見ながら登っていく。危ない所にはお助けロープがあり。最初は幅も広く水もたたえているが程なく涸れて狭い沢になり勾配も増す。左右に生えた笹を掴んでよじ登る。一度沢を上り詰めた感じになったので「コルにでた?」と喜んだのも束の間、少し斜面を降ってトラバース気味に進むと再び涸れた沢へ。20分ほど歩くとやっと本当のコルに登り詰めた。
稜線へ出たものの、期待していた気持ちの良い稜線歩きは無く、尾根の西側のブッシュを木の根を掴んで突き進む。30分ほどで着くと思った予測は裏切られ、45分かけてやっとのことでピッケルピークへ。当初は2168mの本峰まで行くつもりだったけど、道間違えのロスやら腰痛の再発やらで戦意喪失。山頂で一緒になった方が同県の方で話に花が咲き、ゆっくり食事と休憩して景色を満喫。ところでなんとこの日は他にも3名のパーティーが上がってきて合計で錫杖岳登頂者5名。中々の人気でした。同県の方とは帰路もご一緒させてもらって、往々にして消化試合的な辛くて退屈な下山も気が紛れて気持ちよく歩いてこれて感謝。いろんな情報交換もできて楽しかったです。ありがとうございました。
昨年から計画倒れになっている北岳バットレスへの打診もらったり、北鎌尾根登ってから横尾本谷右俣下降して周遊する計画立てたりしていたが、このところ数年ぶりに腰痛が再発。とりあえず日帰りの錫杖で身体の様子をみるのも今回の目的の一つ。山行中は痛みがあっても行動に影響出るほどではなく下山したのだけれど、そのままクールダウンを兼ねて近くのプールへ寄ったら、着替えで腰を曲げた途端に激痛でCWXを脱ぐのに一苦労。これでは2日以上の山行は当分無理だわ…そろそろ賞味期限がきたのか?私の身体(T_T) 運動もしつつ養生もしつつ、何とかせねばと思う今日この頃…
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