赤岳主稜(核心部渋滞のおかげで素敵な景色も楽しめました)

2015年03月08日(日) [日帰り]

• GPS: 09:50
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,513m
• 下り: 848m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:19
• 休憩: 1:41
• 合計: 11:00

6:20 赤岳山荘
8:37 9:03 行者小屋
9:55 10:30 主稜取付き
14:55 15:13 赤岳
15:53 16:15 行者小屋
17:20 赤岳山荘

天候

雪のち曇りと霧のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

赤岳山荘駐車場(1日1000円)
赤岳山荘まで林道はジムニー＆スタッドレスで問題なしでした。

その他周辺情報

もみの湯:開館時間:10-21:30
休館日 第3水曜日祝祭日の場合は翌日
17時を過ぎると300円です。通常は500円です。

写真

3/8 6:21

雪降ってます。8時ごろにはやむよていですが。。

3/8 6:23

準備を整えスタートです。

3/8 6:25

3/8 6:27

3/8 6:28

南沢から行者小屋まで行きます

3/8 6:36

Nukaboshiさん嬉しそうです

3/8 6:53

3/8 6:54

樹林帯の登りは暑い。

3/8 6:57

UFOみたい。

3/8 7:45

青空が見えてきました。

3/8 7:56

3/8 8:07

行者小屋までもう少し。

3/8 8:27

あともう少しが長い

でもichigoさんは元気いっぱいです(^^)/

3/8 8:37

行者小屋到着です。
ハーネス＆アイゼンをつけて準備

霧の中に浮かぶ赤岳

3/8 9:15

3/8 9:15

3/8 9:25

阿弥陀岳 この間登ったところ(北陵)。

3/8 9:53

日曜日なので文三郎尾根から赤岳山頂までの登山者は多いようです。

3/8 9:54

太陽がいい感じに出てきてくれました

主稜の取付きのトラバース
先行者がいたので休憩。

3/8 9:59

休憩は30分ほどか

3/8 9:59

3/8 10:00

3/8 10:28

トラバース無事にできました

1ピッチ目、主稜の核心部のチョックストーンのチムニーを登っている先行パーティ。
かなり手慣れた方々です。
私はここでへたれクライマーの本領を発揮して20分もかけてしまい、後続に迷惑をかけてしまいました(^^ゞ

3/8 11:44

3/8 11:45

1ピッチ目の途中でピッチを切って、終了点までichigoさんにリードしてもらいました。

2ピッチ目を登ってくるichogoさん。
左手前には別のパーティーがビレー中

2〜3ピッチ目はゆるいリッジ＆雪稜の快適な登りです。

3/8 12:01

3/8 12:01

4ピッチ目出だしのフェイスです。

3/8 12:03

nukaboshiさんが登ってまーす。
易しいピッチです。

いよいよ最後の核心が近づく

こんな感じの雪壁を登ってます。
後続の(というかほぼ一緒に登っていた2人)パーティはコンテです。

3/8 12:41

しかし、ここでかなりの待ち時間がありました。
だいぶ前のパーティがめっちゃ遅くて大渋滞。。
寒かったです。

待ち時間にちょっとした交流をするクライマー同士。
しかし、長すぎる・・・
最後の最後に落とし穴がありました(*_*;
我々で1時間半待ち

その第二の核心部のピッチを登っている先行パーティー

ichigoさんも核心部登りきりました。

3/8 12:57

登ってきた主稜です。

3/8 14:29

最終ピッチを登るnukaboshi。
このピッチもコンテでOKでしょう♪

ここで事実上の登攀終了です。

ichigoさんも、おつかれさまでした！

3/8 14:29

3/8 14:51

稜線が間近に見えてます。

3/8 14:51

山頂まで一投足

3/8 15:01

北峰到着！
時間がないので南峰はパス

3/8 15:01

やっと到着しました。
乾杯ビールだぁ^_^

春バージョンいただきます！！

いいねえ〜

3/8 15:02

赤岳天望荘

3/8 15:22

3/8 15:22

サクサク帰ります

nukaboshiも横岳を撮ります

こちらが赤岳でございます♡

3/8 15:30

地蔵尾根から下山です

名残惜しいのですが・・・

阿弥陀岳の頂上に登山者の姿が・・・
と、実はこのとき(少しあと？)阿弥陀岳では悲劇が・・・
(無事救助されたとのこと安心しました。)

3/8 15:30

さあ〜下りるぞ！

上部はこんな感じです。

ichigoさ〜ん、先行っちゃうぞ！

3/8 15:30

3/8 15:54

行者小屋つきました。
青空がきれい。

赤岳だけ大きく

ichigoさん、最大のお楽しみ。
70m（位の）おしり滑り

3/8 17:16

無事に帰って来られました。
お疲れさまでした。

撮影機器：

Xperia A SO-04E SONY

感想

nukaboshi

前回、阿弥陀岳北稜を登って、あまりに易しかったので赤岳主稜もそれなりに・・・だと思ってましたが、出だしのチムニー(��-)で出鼻をくじかれました。私の実力ではフリーでは登れなくて、お助けスリングをつかんで何とかクリアーと、情けないスタートとなりました。
その後、5(6)ピッチまではほぼコンテで登れるほどの易しいリッジ・雪壁・雪稜登りで快適でした。
6(7)ピッチ目が第二の核心部(��+)で、ここは上部凹角が少しいやらしいのですが、新しいペツルのボルトでビレーを取れるので安心して登ることができそうです。
最後のピッチもコンテで登れるほどの雪壁です。そして詰めの凹角を登りきったところが登攀の終了点でした。

主稜は超人気ルートなので色んなスタイルのパーティーが登ってます。
ソロでサクサク登っている人(山岳ガイドだとか)もいれば、1ピッチ毎にじっくり時間をかけてるパーティーもいます。
これだけ多くのパーティーが登るのですから、登る人も他のパーティーのことを考えて計画を組むべきだと思います。マイペースで登りたい人は平日に登るとかね。
3月なら暖かいのでまだいいですが、厳冬期にあれだけ待たされると凍傷になりますし、遭難にもつながる可能性があります。
主稜程度の難しさならビレーに費やす時間をかなり短縮できると思うんですよ。少なくとも週末に登るのなら、ある程度のスピードをもって臨むべきだと思います。

ichigomiruku

2年前に文三郎尾根からトラバースしている2人組を見かけ あの時はどんな風に登るのかをみていただけで登ってみたい気持ちはありませんでした。
それがまさか私が登ることになるなんて。。
本日は晴れではありませんでしたが 天候に恵まれて風も微風 穏やかな日に無事に登れて感謝です。nukaboshiさんありがとうございました。
阿弥陀岳北稜よりも難しかったですし緊張しましたが楽しかったです^_^

コメント

soyano999

お帰りなさーい(ノ_＜。)ぐすっ
よくぞ、ご無事で…( ；∀；)
雪も止んで、風もあまり強くなかったんですね。
天候の見極めが、さすがnukaboshiさんですね！
22枚目の取り付きのトラバースの写真から、急に雰囲気が変わりましたね(((((゜゜;)
上に行くほど、雪は少ないんでしょうか？
黒い岩と白い雪のコントラストが、いっそう険しさを引き立てますね。
１時間半も、ただ待たされるなんて、寒かったでしょうね…。
でも、とにかく、お二人供無事に帰ってきてくれたのが何よりです(*´ー｀*)

『こちらが赤岳でございます♡』じゃないよ、まったく!!
どれだけ心配したと思ってるんですか!?(*｀Д´)ノ！！！ぶつぶつ…

チョークストーン、チムニー、コンテ…(^_^;)
専門用語がいっぱいだあー。
一応、調べて意味を理解しました(*^_^*)

ichigomiruku

Re: ただいま〜
アマゾネスichigoです。
nukaboshiさんの的確な判断で無事に登ることができました。
soyanoさん連絡が遅くなり心配させっちゃってごめんなさい。
昨夜はいっぱい泣いてしまったかな〜
赤岳紹介バージョン写真お気に入りなの〜^_^

nukaboshi

Re: お帰りなさーい(ノ_＜。)ぐすっ
ご心配いただき恐縮です。
天気の見極めは、私じゃなくてスーパーコンピューターですよ。
彼の予報によれば午前6時に回復となっていたのに、2時間遅れました。
まだまだですね(^_^;)
でも頼りになるやつです。

チョークストーン、チムニー、コンテ・・・
一応クライミングなので、意識的に専門用具使ってみました。
多少知ってるぶらないとその手の人に突っ込まれてしまいますので・・・

雪が少ない・・・と感じるのは、傾斜が急だからです。
傾斜が急だと雪がすぐ落ちてしまい、結果としてゆるい斜面（沢筋）に積もっていくことになります。
傾斜が急に見えてもたっぷり雪がついてるところは比較的傾斜がゆるく登りやすいので、そういう判断もルートファインディングを行う際には必要になります。人間の目って錯覚を起こしやすいので、見た目じゃなくて物理的な判断が求められるわけです。
クライミングをやってるとそういう判断が身につくというメリットもありますよ(*ﾟ▽ﾟ*)