鳥海山、8年ぶりの千畳ヶ原 〜新山 ＝ ？？？〜

2023年09月24日(日) [日帰り]

• GPS: 09:30
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,405m
• 下り: 1,388m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:14
• 休憩: 1:16
• 合計: 9:30

4:56 湯ノ台口
5:09 滝ノ小屋
5:52 河原宿
6:20 6:26 月山森
6:43 幸次郎沢
7:01 千畳ヶ原
7:26 7:33 丁字分岐
8:02 8:14 鳥海湖分岐
8:32 御田ヶ原分岐
8:50 8:59 七五三掛
9:08 外輪山・千蛇谷分岐
10:25 10:35 鳥海山山頂御室参籠所
11:00 11:05 鳥海山
11:34 新山・外輪分岐
11:40 12:07 七高山
12:23 行者岳
12:32 伏拝岳
13:37 河原宿
14:14 滝ノ小屋
14:26 湯ノ台口

天候

終始晴天、優しい風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

湯ノ台（車道終点）登山口：標高約1,200m
駐車台数：45台　トイレ有
※500m手前にも駐車場有り（75台）

コース状況／危険箇所等

幸治郎沢：岩だらけの坂、段差も大きく時間を要する。
新山：こちらも岩だらけで印を見失わない様に注意したい。
　　　休日は渋滞気味になるので時間に余裕を。
外輪山への登り：落石注意
あざみ坂：岩の上にゴロ石が多いので足を乗せると転倒しやすい。

これからの時期は凍結も予想されるので各所慎重に歩きましょう。
この日、月山森の下の木道がやたらと滑った。霜が降ったのかも。
また七五三掛付近の日陰には霜柱が残ってた。

写真

「寒っ！」
1ケタの気温に眠気は消える。

暗がりに目を慣らし、スタート！

少し歩くと発電機音が響き、滝ノ小屋

横堂からの道と合わせ、八丁坂を登る

月山森の朝日がこちらにも届く

八丁坂を登り切り河原宿

河原宿の分岐を月山森方面（左）へ

草紅葉の道

遠く月山

すぐそこに月山森

月山森へ登ってみる
眺めが素晴らしい！

庄内平野＆日本海

笙ヶ岳

そして鳥海山！

360度の眺めを楽しみ、木道へ戻り進む

眼下に千畳ヶ原が見えてくる

幸治郎沢に差し掛かる。
段差の少ない箇所を選び、一歩一歩確認しながら降りて行く。

ミソガワソウ
（味噌川草）

幸治郎沢を下り終え、千畳ヶ原へ入る

数ヶ所、渡渉有り

朝日が届き輝く！

まるで棚田

庄内平野が近く感じられる

笙ヶ岳

鍋森

扇子森

8年前の千畳ヶ原の朝（2015.9.23撮影）
今年はまだだった・・・。

丁字分岐

鳥海山！
ここから山頂まで標高差800m

まだまだ長い道のり

チョウカイアザミ（鳥海薊）と思って撮る

景色が良いから、登り坂も苦にならない・・・・・ほど、出来た人間では無いので、苦しい登り

鳥海湖（鳥の海）
どこかのニュースで「鳥海湖が枯渇寸前」と見て心配してたけど、水があって一安心

鳥の海分岐から進行方向に新山を見ての歩き

扇子森の下を行く

御田ヶ原で御浜からの道へ合流
人が多く急に賑やかとなる

こちらも八丁坂と言う。
一丁、二丁、三丁・・・足元の石が豆腐に見えるから八丁坂では無いらしい。

七五三掛（標高約1,800m）で少し休む

秋田駒ヶ岳と岩手山と思って撮る

七五三掛から傾斜のある木道を登ると、千蛇谷と外輪山の分岐

振り返ると・・・、絶景！

分岐から千蛇谷へは一旦下る

そして新山へ向かっての長〜い登り

「痛っ！」
見てただけなのに右足の指が攣る

・・・稲倉岳を眺めながら回復待ち。
3分で戻る。

千蛇谷を横断

後はひたすら登る

今にも崩れそうな岩の斜面が見えたら目標は近い

御室に着く

参拝し、食うもん食って落ち着く

「では、登りますか、新山へ！」

新山は御覧の通り、岩の山です。
手元、足元も大事だけど、少し先を見て段差の少ない岩をチョイスして登る余裕が・・・・・無い

どうにか山頂！(^^)v

下山は「胎内くぐり」へ向かいたいが矢印が沢山あってどれがどれやら・・・

くぐれた〜♪

胎内くぐりの先に七高山

ガレガレを下り、ザレザレを登る

登り切ると七高山は直ぐそこ

七高山山頂！

(゜д゜；)・・・山頂標識に写ってはいけないものが写ってた。
己の顔だった。
しつこい汚れは早めに消しましょう。

新山です

新山山頂です

問題です。
「何を伝えているでしょうか？」
答えは最後の画像に

飛島
ユーラシア大陸かと思ったよ
って、絶対思わねーよ

帰りは外輪山を行く

新山と御室

イワギキョウ
（岩桔梗）

行者岳

遥か下に滝ノ小屋が見える

千蛇谷と苦労して登った道が一望

男鹿半島

伏拝岳でこの景色とはお別れ(^^)/~~~

湯ノ台目指して下山する

疲労した膝に堪えるあざみ坂

黄色のペンキを追いかけて下る

振り返る

河原宿が見えてくる

振り返る

河原宿まで戻り一安心

振り返る

河原宿で一安心したが、まだ八丁坂が残ってる

粟島

滝ノ小屋

最後まで油断できない道が続く

今日は終始青空で優しい風が吹いていた

草紅葉には早かったが、絶景の連続にまた鳥海山が好きになった

あー、楽しかった！

【問題の答え】
新山の標高は2,236mなので√5ってことで。
小数点がありませんけどね・・・。
義務教育から40年余り、初めて使った平方根でした。

感想

anohinokaze

2015年に歩いた千畳ヶ原。
朝日を浴びた草紅葉に全身が震えた。
あの感動をもう一度・・・との思いで再訪する。

幸治郎沢の上で緑色の千畳ヶ原が見えた瞬間、戻ろうかと思った。
が、行って正解だった。
黄緑色の草原は美しく、素晴らしい景色。

往復9時間の運転は辛いけど、また来たくなる山だよなー鳥海山は。