唐松岳
- GPS
- 24:40
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 893m
- 下り
- 881m
コースタイム
21日 頂上山荘6:22-7:50八方池-9:05八方山荘前
天候 | 20日 晴れ 21日 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・八方ゴンドラ(アダム)の乗り場前に登山ポストあり。 ・八方池までは木道コースと稜線コースがあるが、後者は石を積んだ歩きにくい道のうえに、白馬三山の眺望が良いために観光客が多く疲れた。 ・八方池から上は所々に雪渓も残るが、特に危険な箇所はない。 ・山荘から山頂へは10分程度で登れる。 ・白馬村には多くの温泉があるが、「倉下の湯」は湯室の造りが独創的で素晴らしい。 |
写真
感想
海の日の3連休に唐松岳−五竜岳をつないだ登山を計画した。
20日の朝3時前に家を出て7時半過ぎには八方のゴンドラ近くの駐車場に到着。
最初のゴンドラに乗った時には霧の中だったが、狙い通り最後のゴンドラの終点は雲から抜け、白馬の山々がきれいに見え始めた。
八方池へ向けて尾根コースを登って行くが、観光客も多く、石を積んだ道のこともあって歩きにくい。
陽射しも強くなり、かなり消耗する。
白馬三山の姿を眺めながら八方池までは何とか1時間で着いたが、その後は顕著にペースダウン。
シニアの団体にもどんどん抜かれ、池から丸山ケルンまで2時間近くかかってしまう。
丸山ケルンで早々と昼食にし、さらにダラダラ歩いて、唐松岳の頂上山荘へは歩き出してから4時間後に到着。
コースタイムより30分も余計にかかってしまった。
部屋に荷を置いてから頂上へ向うが、今度は途中で両足が吊ってしまう。
先月の檜洞と同じで、トレーニング不足が明らか。
それでもこの日、2,000mより上部の天気は素晴らしく良く、頂上からは白馬三山、剱・立山から槍・穂高まできれいに見えて気持ちが良かった。
何と言ってもほぼ正面に見える剱が際立つ。
頂上山荘はこの山を眺めるためにこの場所に、この方向に建てられているのではないかとさえ思える。
五竜の大きな姿も筋肉質で見とれる。
夕焼けもまあまあきれいだったのだが、21日の朝は起きてみると残念にも大雨。
予報によると午後はもっとひどく雷混じりになり、明日はさらに大量に降るとのこと。
五竜まで行けてもそのまま動けない可能性も高く、仕方なく八方尾根をまた戻ることにした。
行きは4時間かかった所を、帰りはゆっくり写真を撮りながらにもかかわらず2時間半あまりで下りて来た。
そういう意味では体力面で非常に課題の残る山行だった。
登りは余裕がなくてあまり目に留めていなかったが、下りはさすが八方尾根という沢山の花々を楽しめた。
中でも、2番目と3番目のゴンドラの接続部付近のニッコウキスゲの群落が霧の中にかすむ様は大変印象的だった。
下山後は白馬村の「倉下の湯」へ。
入浴客は意外と少なかったが、ここは半露天の造りの湯室が大変新鮮で、白馬村らしい素晴らしいお風呂だった。
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