三ツドッケ、蕎麦粒山、川苔山、鳩ノ巣
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- GPS
- 10:15
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,555m
- 下り
- 1,862m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヨコスズ尾根途中から川苔山までほとんど積雪状態です。たまに土が顔を覗かせていますが、滑ります。 川苔山から鳩ノ巣までの道は倒木、落枝が激しいです。 |
写真
感想
まだ暗いうちに自宅を出て、始発にもかかわらず東日原バス停到着が7時半。
例によって奥多摩線の中では爆睡して睡眠不足は解消。
今日は本当にはじめてのロングコース。いざ!!
健脚同行者と、バス停でお会いした人たちはバスに乗ってなくてバス停にいたけど、どっから現れたんだろねー、旅館があるから泊まっててこのバスでどっか行くのかねー、とかのんびり話していたのもつかの間、しょっぱなから急坂続きでどうなることかと苦しいなか不安で一杯になるが、思ったより早く登りやすい道に出る。本仁田山の最初の急坂に比べれば短いでしょと健脚同行者に言われる。まあ、ね。。
尾根道は左右に展望が開けていて、それはそれは快適でした!うっすら雪を被った山々が連なっていてしんとした絵のよう…と見る分にはいいけれど、途中から雪道になり、足首、時には膝まであって、前に進むのがひと苦労の始まりとなりました。
一杯水避難小屋から三ツドッケまで、標準コースタイムは25分とあるのに40分近くもかかってしまったのは積雪の上の急傾斜で、どこに摑まったらいいのだか足をどこに置いたらいいのか、結局滑りましたが…
登り下りを経て辿り着いた頂上はウワーッと大パノラマがひろがっていました!!曇りにもかかわらず遠く富士山は明るく、そこだけスポットライトを当てられたかのように美しく目立っていました。
こんなに展望よかったなんて知らなかったね、秋とかもっと早くに来れば良かったね、なーんて今の登りをケロリと忘れさせてくれる最高な景色でした。その時はそれから蕎麦粒山までの行程がどんなもんだか予測すら出来ないワタシがいました…
ロープが張ってあって欲しい急場を何回か足を滑らせてなんとか登ったものの、
ずっと雪道が続いて足跡を辿っても、踏み固められていないから往生しましたー。
急坂のところもそうでないところもワタシの歩いた跡は、足跡ならず尻跡残しました。
雪また雪。
数え切れないほど滑って転んで急坂登って蕎麦粒山に立ちました。
目指すは川苔山、着けるのかね、本当に。えらく遠くに見えるなですが…
見れば、ゲレンデのような、スキーのジャンプ台の滑降路のような、そこだけ白い帯になっいるのが見えます。あれを登るという。え?は?
広々とした道を懲りもせず滑って転んでふと見上げたら先をいく健脚同行者がそのジャンプ台を一人登り始めているじゃないですか!その時初めて本当に登るんだ…と納得したと言いますか、でも、登っているというより立ち向かっている、というような姿に見えましたが。
覚悟を決めて私も立ち向かいましたが果たしてまたもや滑る滑る。転ばずには至らなくても、10cm後ろに滑っただけでも損したような気分になるのでもう必死でした。
さらに滑って転んで急坂を登り、あれが川苔山の最後の登る道、と目指しながら登っていたのに、なんと言うか、小屋跡が積雪のせいで気がつかなかったのと雪の中に道が出来ていたため以前登ったときと様子が違っていて、上のほうに健脚同行者が立っていてベンチも見えたから休憩してるのかなーと思っていたらなんと、そこが川苔山頂上だったのですねー。
三ツドッケも蕎麦粒山も遠くに見えるし、蕎麦粒山から川苔山にしても随分ぐる〜っとしているし、よくまあここまで着いたと思いました。
川苔山から見える富士山があっちの方向なのは何故なんだろう…
下山は赤杭尾根から古里駅の予定でしたが、距離もあるし2時間40分はしんどいし健脚同行者の腰も心配だし私の足も疲れ果てたので鳩ノ巣へ下ることにしました。 ところが、倒木で道は塞がれ迂回せねばならない箇所はあるし、とにかく倒れまくっていて、くぐったりまたいだりの障害物下山のようなもので、大根ノ山ノ神までやけに時間を取られました。小さなお社は地面の上に移動していましたね。
15時25分ころ、船井戸近辺でこれから川苔山頂上へ行くという若いグループに会いましたがこの時間で大丈夫!?健脚同行者が熊の足跡見たから、クマに気をつけてね、なんて言ったからドッヒャーッってな感じでスピードアップして登って下りたかしらん。
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