電車とバスで早川尾根縦走アサヨ峰 三百名山295座目
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- GPS
- 08:38
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,657m
- 下り
- 2,177m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 8:38
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
伊那バスターミナル4:30発で南アルプス林道バス始発駅仙流荘へ 仙流荘5:08到着時には南アルプス林道バスは乗車待ち長蛇の列 天気が良いバスの乗客が多い日はあさイチの南アルプス林道バスには乗り換えられないと思った方が良い http://www.jrbuskanto.co.jp/topics/2023_2.html 南アルプス林道バス 仙流荘始発に積み残しが出た場合、北沢峠まで行ったバスが仙流荘に戻ってくるまで待機しなければならない http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html 県営林道南アルプス線北沢峠⇔広河原について 土砂崩れによる道路崩壊でバスは長期運休中 林道の復旧には10年単位の時間がかかるそうだ… バスは全車売却済み・バスの運転手も解雇済だそうだ |
コース状況/ 危険箇所等 |
北沢峠〜長衛小屋 長衛小屋まで林道歩き 長衛小屋〜栗沢山 標高差720m平均勾配38パーセントの連続急登 急登の割には歩きやすい 栗沢山山頂直前まで樹林帯歩きで眺望はあまりない 粟沢山山頂2714m直前でハイマツ帯となる 栗沢山〜アサヨ峰 この区間はヘルメット着用推奨区間 粟沢山山頂から歩き出してすぐに歩きにくいゴーロ地帯 濃霧時はルートロスしやすい地形なので要注意 最初のゴーロ地帯を過ぎると次は前衛峰へ向けてクサリ場で一気に標高を上げる 前衛峰からは吊り尾根状のガレ場を歩きアサヨ峰2799m山頂へ ※アサヨ峰山頂から早川尾根下降について※ アサヨ峰山頂から早川尾根へ行くつもりでアサヨ峰山頂からそのまま直進して歩き始めたら、違う尾根を下降し始めた 暫く歩いて、踏み跡が怪しくなったのですぐに気が付いた アサヨ峰山頂から早月尾根への登山道はアサヨ峰山頂をスイッチバックして山頂手前の尾根を下降しなければならない アサヨ峰〜早川尾根小屋 アサヨ峰山頂から早川尾根へ向けて一気に100m下降 その後ガレ場樹林帯を織り交ぜたアップダウンを繰り返しながらミヨシノ頭を通過 樹林帯に入りさらにアップダウンを繰り返し早川尾根ノ頭を通過すると程なく早川尾根小屋2427mへ 早川尾根小屋は2022年にリニューアルされた奇麗な小屋 2年前までオバケが出そう云われていたそうだが、リニューアルされ一気に名誉挽回 小屋前の水場の美味しい水が自慢だそうだ 宿泊予約は必須、食事も用意できるそうだ 早川尾根小屋〜白鳳峠 樹林帯歩き 小さなアップダウンのある穏やかな稜線を進み徐々に高度を落として広河原峠 広河原峠2344mから赤薙沢ノ頭2553mへ向けて200m登り返す 赤薙沢ノ頭手前に濃霧時に少し迷いやすそうなガレからハイマツ藪入口がある 赤薙沢ノ頭からは白鳳峠2450mへ向けて100m高度を落とす 登山道正面には高嶺が鎮座する 白鳳峠〜高嶺 樹林帯の緩勾配を登るとすぐにハイマツ地帯に突入 ほどなくガレ場があるが、目印がすくなく濃霧時にはルートロスしやすい 高度を上げると徐々にハイマツ漕ぎ、最後はハイマツが顔の高さまでになり登りにくくなる 小さな吊り尾根を過ぎると急登岩場歩きとなり、スタンツの狭い岩の乗り越えもある 岩場を登りきると山頂台地に辿り着き程なく高嶺山頂に到着 白鳳峠〜白鳳峠入口 標高差約880m 平均勾配41パーセントの激下り 最初は歩きやすい道なのだがガレ場を下りきり標高2000mを下回ると勾配が徐々にキツクなり、道も厳しくなる。この付近ハシゴ場タラップ場もある 野呂川の沢の音が聞こえ始めてきてからが長かった…なかなか野呂川沿い林道へ辿り着かない バッと見は危機感のない道だが集中力が途切れて足を捻りやすい区間 白鳳峠入口まで急登が続く 白鳳峠入口〜広河原 約一キロの林道歩き おサルの群れが出没していた |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
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写真
エルガ
JRバス関東のバスだが意外にも中古車で元・国際興業のワンロマ車
伊那バスターミナルから仙流荘へ
仙流荘5:08到着時には南アルプス林道バスは長蛇の列
元高槻市バスの西工ボディ
こんなところに年季のいった西工ボディのバス
高槻市バスの中古車だそうだ
広河原バス停発車後、広河原吊り橋から走ってくる下山者をゲート前で待ってくれる優しいバスだった
感想
日本三百名山96/101座目のアサヨ峰
アサヨ峰単品だけだとモッタイナイので早川尾根を歩いて高嶺まで行ってみるコトに
広河原へ下山するか?御座石温泉へ下山するか?迷いながら、一応広河原を仮目的地として神戸を出発
阪急に乗って敢えて西山天王山まで行き、西山天王山駅に併設する高速長岡京バス停から伊那バスターミナルまで高速バスアルペン伊那号に乗車
高速長岡京を10分遅れで出発しそのまま伊那バスターミナルも10分遅れで到着
伊那のビジネスホテルに投宿
4時30分伊那バスターミナル発 JR関東バスジオライナーに乗車
仙流荘5:08到着時には南アルプス林道バスは驚くほど長蛇の列
ジオライナーの乗客は全員始発バスには乗れず。
駐車場で地べたに座って小一時間バスを待つ
一往復北沢峠までお客さんを乗せて行き、北沢峠から回送で戻ってきた6時30分発の二台目の特発バスに定員ギリギリで乗車
北沢峠到着は予定より一時間遅れとなってしまった
北沢峠から多くの登山者と共に歩いて長衛小屋へ
長衛小屋のテント場は多くのテントが張られカオス状態になっていた
長衛小屋から粟沢山へ向けて標高差700m超の急登を一気に登る
粟沢山へは急登だが、まぁまぁ歩きやすい登山道
粟沢山山頂直前でキンキンに冷えた冷たい風が吹き抜ける
粟沢山からアサヨ峰は僕の苦手なゴーロ歩き
登山道の目印も少なく濃霧時にはルートロスしやすい区間
この区間はヘルメット着用がお勧め
アサヨ峰山頂登頂時、ガスっていたがホンの一瞬ガスが晴れたが、眺望は無かった
アサヨ峰山頂から早川尾根へ行くつもりでアサヨ峰山頂からそのまま直進して歩き始めた。暫く歩いて違う尾根を下降し始めた
暫く歩いて、踏み跡が怪しくなったのですぐに気が付いた
すぐにアサヨ峰山頂へ戻ったが一気にヘロヘロになった…
アサヨ峰山頂から早月尾根への登山道はアサヨ峰山頂をスイッチバックして山頂手前の尾根を下降しなければならない
アサヨ峰から先、早川尾根は登山者が一気に減りとても静かな登山道になる
早川尾根小屋では小屋番の方と話し込んみ色々と早川尾根小屋の面白い話が聞けた
広河原峠までは歩きやすかったが徐々に道が悪くなる
最後の高嶺への登りはハイマツ漕ぎでへきへきした
高嶺山頂まで広河原へ下山するか?御座石温泉へ下山するか?迷ったが最終バスの時間を考慮し広河原へ下山を決める
白凰峠から広河原への標高差約880m 平均勾配41パーセントの激下りの最後の関門
特に野呂川の沢の音がほのかに聞こえ始めてきてからが長かった…
広河原山荘でシャワーを浴び着替えて奇麗さっぱり
山梨交通登山バスに乗って甲府を目指す
途中の停留所竜王駅で登山バスを下車しJR中央線に5分乗り換え
竜王駅自動券売機で大阪までの乗車券、特急券を時刻表から検索の経路指定で短時間で一括発行 自分を褒めたい!
列車に乗ったらすぐに扉が閉まった
竜王駅5分乗換に成功したので甲府駅で特急「ふじかわ」に接続
静岡で「ひかり」名古屋で「のぞみ」に乗換え新大阪で下車
新大阪駅では快速へ2分乗換に成功しスムーズに神戸に帰ることが出来た
コメント
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私はハイキングの延長でマイペースでやっております。よって参考にしますというよりは違う次元の登山としてきっと驚きながら、これから欠かさず読ませていただきます。
ありがとうございます
長文のレコを書いていて、手間だなと思うコトがよくよくあるのですが、人の興味のお役に少しでも立ててる思うと僕も嬉しく思います
UPした甲斐があります
ありがとうございます
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