初秋の栂海新道(猿倉〜白馬岳〜親不知)

2023年10月01日(日) ~ 2023年10月03日(火)

• GPS: 24:30
• 距離: 61.9km
• 登り: 4,668m
• 下り: 5,950m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:32
• 休憩: 0:12
• 合計: 6:44

距離 14.3km 登り 2,230m 下り 770m

10:41 猿倉荘
11:04 11:05 水芭蕉平
11:13 猿倉台地
11:25 中山沢
12:04 小日向のコル
12:39 サンジロ
12:52 杓子沢
12:56 崩沢
13:05 鑓沢
13:34 白馬鑓温泉小屋
14:43 大出原
15:15 15:16 鑓温泉分岐
15:33 15:43 鑓ヶ岳
16:26 杓子岳
17:15 丸山
17:25 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 9:32
• 休憩: 1:13
• 合計: 10:45

距離 26.1km 登り 1,462m 下り 2,640m

4:49 白馬岳頂上宿舎
5:09 白馬山荘
5:24 5:30 白馬岳
5:48 5:50 三国境
6:13 鉱山道分岐
6:49 7:10 雪倉岳避難小屋
7:40 7:41 雪倉岳
9:10 9:11 小桜ヶ原
9:23 9:26 水平道分岐
10:25 10:27 朝日岳
10:44 吹上のコル
11:00 照葉ノ池
11:37 11:50 アヤメ平
12:32 12:33 黒岩平
13:09 13:14 黒岩山
14:10 14:11 サワガニ山
14:38 14:54 北又の水場
15:25 15:26 犬ヶ岳
15:34 栂海山荘

3日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:22

距離 21.5km 登り 983m 下り 2,590m

6:25 栂海山荘
7:00 黄蓮山
7:17 黄蓮の水場
7:28 7:35 菊石山
7:54 8:00 下駒ヶ岳
8:50 8:53 白鳥山避難小屋
8:54 9:13 白鳥山
9:26 山姥平
9:47 9:57 シキワリの水場
10:03 金時坂ノ頭
10:25 10:27 坂田峠
10:55 11:02 尻高山
11:30 二本松峠
11:41 11:42 入道山
12:21 親不知 栂海新道登山口
12:26 12:31 栂海新道日本海起点
13:46 親不知駅
13:47 ゴール地点

天候

1日 雨 / 曇り
2日 雨→晴れ
3日 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

コース状況／危険箇所等

栂海新道は一部崩壊箇所あり。

写真

10/1 9:51

八方バスターミナル
岩手の陸前高田市から600�辧Ｌ訥未訓薪召靴討�たが、始発のバスに乗れず。

10/1 9:57

9:55発の第2便で猿倉に。
私一人。完全貸し切り。

10/1 10:18

猿倉
雨です。悲しい。

10/1 12:07

鑓温泉が見えているがまだまだ遠い。

10/1 12:46

杓子岳方面はガスで見えない。
この3日間は一度も白馬のピークを見る事が出来なかった。

10/1 13:25

鑓温泉
建物を解体中で忙しそうです。
GWにしか来た事無かったので、全景を見るのは初めてでした。

10/1 13:40

振り返って

10/1 15:12

稜線に出ました。
風強し！

10/1 15:41

白馬鑓ヶ岳
何も見えません。

10/1 16:26

杓子岳
何も見えません。

10/1 16:45

雷鳥くん
まだ若い。逃げません。

10/1 17:26

テント泊の手続きをします。
予約しなかったので5000円なり。

10/1 22:24

一晩中暴風雨であまり眠れませんでした。

10/2 4:47

出発！
今日は長い行程です。頑張るぞ！

10/2 5:08

白馬山荘

10/2 5:24

白馬岳
何も見えません。

10/2 5:50

ここから朝日岳方面は初めてのトレースになります。

10/2 5:56

草紅葉
きれい

10/2 6:42

ガスがとれかかったが、白馬岳は全容は見えず残念。

10/2 6:49

雪倉岳避難小屋
この手前で1名とスライド。昨日は風速30mで這って避難小屋に辿り着いたと言っていました。

10/2 7:40

10/2 8:15

雷鳥さん
人に会わないが雷鳥には良く出くわします。

10/2 9:23

朝日小屋との分岐

10/2 10:10

朝日岳山頂方面。分岐からは400mの登りです。
本日2人目の方とスライド。下山するまで人に会ったのは2人だけでした。

10/2 10:22

朝日岳
周りがガスって何も見えない。残念。

10/2 10:23

本来なら360度パノラマだったのだろう・・・

10/2 10:42

吹上のコルに向かいます。
晴れてきました。

10/2 10:44

吹上のコル
ここから全長27km、11年の歳月をかけて切り開いた栂海新道が始まります。

10/2 10:56

木道できれいに整備されています。

10/2 10:59

紅葉も始まってキレイ。

10/2 11:14

10/2 11:21

画像では伝わらないがカラフルでとても綺麗です。
一人で独占して申し訳ない感じです。

10/2 11:25

こちらもなかなか！

10/2 11:39

ヤマメ平

10/2 12:17

犬ヶ岳に繋がる稜線
小さく栂海山荘が見える。

10/2 12:26

ここも雰囲気が良い。

10/2 13:10

振り返って

10/2 13:12

富山湾や能登半島が見えてきました。

10/2 13:12

黒岩山
山荘が近づいてこない・・・

10/2 14:06

さわがに山

10/2 14:21

細かなアップダウンが続きます。

10/2 14:51

水場
50mくらい下ります。

10/2 14:44

水を補給します。

10/2 15:07

犬ヶ岳まであと少し。

10/2 15:26

犬ヶ岳。遠かった〜
白鳥山の山頂に白鳥避難小屋が小さく見える。

10/2 15:29

この方がさわがに山岳会会長。栂海新道を開拓した代表の方です。
インパクトのある道標です。

10/2 15:30

栂海山荘は目の前。白鳥避難小屋まで行こうと思ったが疲れもあるし、明日の下山は変わらないので、栂海山荘が今日の終着地とします。

10/2 15:35

栂海山荘
誰もいません。

10/2 15:49

テントを立てて濡れたものを干します。

10/3 6:25

3日目
寝坊してしまった。
2日間で3〜4時間しか寝てないしな。
あ、きちんと2000円箱の中に入れましたよ！
そもそも11年かけて開拓した道を1日足らずで通れるのだから。

10/3 7:28

犬ヶ岳と白鳥山の中間地点。
アンモナイトの化石が採れるらしい。

10/3 7:55

天気も良く風も心地よい。
ガンガン進みます！

10/3 8:02

10/3 8:03

白鳥山も近づいてきました。

10/3 8:55

白鳥避難小屋
とても綺麗な建物です。

10/3 8:57

屋上のテラスに当然登ります！
一応クライマーだからw

10/3 8:56

犬ヶ岳方面
剱岳が見えています！

10/3 9:00

日本海方面
富山平野と能登半島が良く見える。

10/3 9:10

ゴールの親不知方面。
海は広いな大きいな〜。を口ずさむ。

10/3 9:03

10/3 9:03

小屋の中
次に来ることがあればここで泊まりたい。

10/3 9:56

最後の水分補給

10/3 10:24

坂田峠着。
いきなり車道が出てきてビックリしました。

10/3 10:25

10/3 10:53

さらに海が近づいてくる。

10/3 10:55

尾高山

10/3 11:20

10/3 11:21

最後感が高まってくる。

10/3 11:31

しかし、7〜8匹の猿の群れに行く手を遮られる。
刺激をしないように1分間の睨めっこ。

10/3 11:32

親猿は道を空けてくれたが、子猿は私に興味があるのか逃げません。かわいい。

10/3 11:41

最後のピーク

10/3 12:10

あと少し
海は目の前。

10/3 12:16

あ〜終わる。

10/3 12:20

終わった!!

10/3 12:20

「栂海新道起点」着
ただ、まだ海抜0m地点まで行かないと！

10/3 12:21

親不知観光ホテル
右手から海まで下る。

10/3 12:25

ビクトリーロード(階段だが)

10/3 12:28

海抜0m地点
「うぉ〜！着いたぞぉ〜」

10/3 12:38

横たわりながら感慨にふける。

10/3 13:00

いや、まだ終わりではない。
やはり親不知駅まで歩かないと！

10/3 13:06

親子の裸体像
裸体像は世界的に珍しいとか。

10/3 13:09

車には迷惑だろうな。

10/3 13:16

黄金水と思われるペットボトルが4〜5本ありました。

10/3 13:55

親不知駅着。
ゴール!!!!
14時07分の電車に乗って帰ります。

10/3 16:35

白馬駅に向かう電車の中でくつろぐ。
ただ半径5m以内には近づかない方が良い。

10/3 16:50

八方駐車場着。

10/3 16:51

温泉に入って疲れを癒す。
明日は仕事なので、岩手の陸前高田市まで車を走らせます。一番の核心部。

終わり。

撮影機器：

SHV45 SHARP

感想

tbf

栂海新道は、紅葉も始まり自分だけのたいへん気持ちの良い縦走路を満喫しました。

学生時代、涸沢で一週間の定着合宿を終え、継続して親不知までの縦走を計画して実行していたのですが、バイトを優先して私は途中の黒部ダムで下山してしまいました。それ以来、何か中途半端でやり残した感があり、いつか続きをしないと合宿は終わらないと思っていました。これで長い期間の「宿題」を終わらすことができました。当時の縦走メンバーも既に何人かは故人になっているので、親不知から水平線に向かって「合宿終了」の報告をしました。

コメント

yamazukin1gou

凄すぎだー

tbf

yamazukin1gouさん
そんなこと無いですよ〜。逆コースをする人も普通にいますので。
ただどちらも健脚者でないと厳しいコースには間違いありません。

borav64m

色々大変でしたね。
最後の国道歩きは度胸ですね。
私なんぞ八方から上がって親不知観光ホテルも含めれば５泊です。（笑）
最近あまりにも遭難が多く村営なので厳しい対応だったのでしょうか。

tbf

borav64mさん
ありがとうございます！

全て計画通りでした。

大変楽しい3日間でしたが、唯一嫌な想い出が、あの山小屋の女性とのやり取りでした。

yamazukin1gou

人様の日記を荒らしてはならないと思い、本質がわかっていないスレッドにTbfさん本人が反論を控えていたので、私も投稿を我慢していました。しかし、「夜に緊急事態が起きてもテント泊の人は朝まで小屋の中には入れない」なんて本気で言っているのであれば、山小屋を経営する資格はありません。なぜなら、「あなたの子どもや家族、あるいは友人が同じような状況だったなら、同じセリフが言えますか？」ということです。非常識な登山者の問題はさておき、そういう人であっても助けることが山小屋の存在意義であり、山小屋を営む人の矜持だと思います。

それにしても、本物の山屋がヤマレコのスレッドで叩かれ、反論もしないとは根性ねーな。

おっといけない、炎上する

tbf

yamazukin1gouさん
ありがとうございます。
正直、もう面倒なので、どうでもいいやと。

山小屋泊、一般登山道だけをメインにしている方には、テント泊をするためどんなリスクを背負い、そのリスク回避のためにどうしているか、装備面なども分からないと思います。いちいち付き合ってられません。

しかし「テント泊の人は緊急時でも小屋には朝まで入れない」発言は、登山を始めて30年以上経っていますが、初めて聞いた言葉です。もし、私が登山初心者で、気象も読めない人、行動が遅い人、テント泊も不安な人、であると思ったなら、尚更「小屋に入れない」発言はありえないと思います。完全に脅しです。
ちおなみにその日は平日なので、山小屋利用者も少なく、その方も暇そうにしていました。迷惑だったとも考えずらいですね。

yamazukin1gou

tbfさん
いちいち付き合っていられないよね。けっこう、正しい判断だと思う。