ひとかけらの青空と凪と草紅葉とこまの小屋⛰会津駒ヶ岳から⛰大杉岳縦走
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 08:54
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,086m
コースタイム
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 3:11
- 合計
- 7:13
天候 | 1日目:雨のち小雨のちくもり、時々小雨 2日目:くもりのち昼頃から雨。下山後一時暴風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
会津バス 御池→会津駒ヶ岳登山口 710円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なく歩きやすい。 木道は滑りやすい箇所はある。 会津駒ヶ岳→大津岐への序盤は、岩、痩せ尾根箇所あるが、危険というほどではない。 |
その他周辺情報 | 今回は、南会津町南郷地区の道の駅きらら289内の温泉に入湯。露天が使えないからと700円→600円に割引だった。 |
写真
装備
個人装備 |
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ナイフ
傘
即乾ジャケット
Tシャツ
タイツ
キュロットスカート
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
ストック
スパッツ
インナーシーツ
|
---|
感想
《会津百名山 10 大杉岳 1921m》《会津百名山 2 会津駒ヶ岳 21331m》
◎大杉岳
おススメです♡ 登山道広く、登りやすい。
大杉岳頂上は眺望ありませんが、少し会津駒ヶ岳方面に歩くと、燧ヶ岳が目前にドーンと見えて、テンションあがります。あの大きさで拝めるのは嬉しいです。
そして、大杉岳から会津駒ヶ岳への稜線=大杉林道も、きちんと歩きやすい。
危険箇所なし。藪なし。
ただ、湿原、池塘がつづく美しいところなので、雨上がりなどはぬかるみ有。
木道は、言わずもがな、滑ると思って注意した方がよい。会津駒頂上あたりは、修理、新設置した箇所もあるけれど、いつも滑ることを念頭にしたほうがよいかと。
残雪期、お花がまた美しく楽しめるとのことなので、また歩きたい!
↓ここより本文↓
昨秋に師匠に連れて行ってもらって感激した会津駒ヶ岳の草紅葉を観に行きたい!
せっかくだから、
リピーターさんが多くて楽しい小屋と聞いている「こまの小屋」に泊まりたい!
御池方面から縦走して稜線歩きを堪能したい!
会津百名山の大杉岳も歩いてみよう!
と欲張ってきました。
9月下旬には草紅葉が見頃になってきたと小屋からの情報もききましたが、
色づきが鮮明になることを期待して、
10月1週目に予約を取りました。
ソロなので、宿泊予約は比較的取りやすいのだけど、
それでも本命の前日3日は、お天気が完璧すぎて、
直前でもキャンセル出ず。
小屋泊の練習や、
今後の悪天候山行での練習になるだろうと、
天気予報は雨のちくもりでしたが、キャンセルせずに決行です。
昨年登った記憶がしっかりあるので、不安は少ないから。
縦走するにあたって・・・
まず、バスに乗り遅れました(;'∀')
予定は、
会津駒ヶ岳滝沢登山口に駐車して、バス停へ徒歩。
バスで移動。
御池→大杉岳から稜線歩き→こまの小屋、翌日、中門岳ピストンで、そのまま駐車場に降りてくる。
でしたが、目の前でバスを見送ってしまって、仕切り直し。
逆のコースで立て直し。
小屋泊用の重めのザックを背負いながら、
駐車場まで往復したので、
+1時間半、+3辧+高低差320mのおまけがつきました(;'∀')
会津駒は、頂上直前まで樹林帯歩きで、よく整備されていて歩きやすかった記憶があるので、傘を差して登りました。
登りは特に汗をかきやすいから、上半身はレインウェアを着ないことにしました。
朝、折り畳み傘が見つからなかったので、息子の幼児用黄色い傘を持参。
小さめだから、スライド時も迷惑にならないかな。
雨だしバス行っちゃったし、
今朝の占いだと
「不思議な縁が結ばれるかも。遠くから来た人が、自分のことをすごくよく知ってるとか。」って、なんかいいこと書いてあったのに、なんだろ。
日本百名山のひとつでいつでも人気の会津駒。小屋泊して降りてきた方も、遠方からの団体ツアーの方数十人ともスライド。
雨でも、みんな楽しいよね。
ザックは重めで明日の分の体力を温存したかったし、
時間があまりそうだったから、
ゆっくり登ったつもりが、2時間半でこまの小屋到着。
チェックイン後は、
濡れたものを干したあと、
おむすびをかじって・・・
身体が冷えたのでダウン着込んで、
さっさとお布団にもぐりこんで休みました。
身体が温まって、元気が出たら、お天気を見て、お散歩しよう。
結局3時間、布団にいました。
余っている毛布も使っていいということだったので、借りてじっとしていたら、やっと身体が温まって、回復。
小屋の本を読んで、ぼーっとしながら。
そうしたら・・・あとから到着した方が、
わたしの名前を呼ぶではないですか!
「もしかして・・・みゅーさん?」
年に数回ある、顔バレの瞬間です・・・。
HNは、からむんさん(仮)とリスさん(仮)
共通の知人が沢山いらっしゃる方だったので、一気に盛り上がる( ´艸`)
リアルでお会いするのは、はじめましてなのに。
今夜は宴会しましょとノリノリになる私。
心もすっかり元気チャージできたので、
晴れ間を見て、中門岳と草紅葉狩プチツアーに出発。
ウエストポーチのみの軽装でお散歩です。
ちょうどよく青空がちらっと出てきたし、
凪の瞬間もあり、
草紅葉堪能。
出川ばりに「ヤバいよヤバいよ」を脳内連発。
幸せなお散歩。
スルーした駒ヶ岳山頂もGETして小屋に戻るとちょうどよい時間。
お腹もペコペコで、そろそろ晩餐よね。
炊事部屋では、大きなテーブルを囲んで、
すでに二組が夕飯の準備。
私も!
といっても、持参の赤ワインに合わせて、
フリーズドライのパスタにお湯を注ぐのみで調理終了。
あとは、安い時に買っておいたブリーチーズと、小分けで持ってきたブラックオリーブのみ。
1泊だし、ハードな山行ではないので、あまり栄養バランス考えず。
そのうち、
他の方もみんな集まって、今日のお泊り全員8名が揃いました。
小屋のご主人、三橋さんも、すばらしい晩餐と白ワイン持参で仲間入り。
からむんさんとリスさんは、なんと、本格派すき焼き😲
割下を鍋に入れて、大量の牛肉投入。春菊やネギ、豆腐も持参。
生卵をわっぱに入れて食べていました。
〆はうどん。
ちょっと、息子を山に連れて行くのに使えるネタかもしれない・・・メモ( ..)φメモメモ
それぞれ、呑みたいものを呑みつつ、
持参のおつまみも少しずつ交換して宴会。
消灯時間ギリギリまで、
みんなでおしゃべり。
全員がはじめましてで、常連さんいないのに、
こんなにまとまるのね。
住んでいるところの話題、今までの山の話題、
こまの小屋やみはしさんの今までの話、
共通の知人のお話。
楽しくて、ほんとうにいい夜でした。
そうそう、
こまの小屋はランプの宿。
やさしい灯りが雰囲気よく、
ぬくもりあって・・・
だからみんな和やかな気持ちでいられるのかも。
今まで、かわいいグッズ狙いのみの利用だった方は、
ぜひ、泊まってみて欲しい。
寝床は、お布団があるから、身体が休まりました。
各自持参のインナーシーツ利用だったから、気持ちも楽よね。
翌朝は、夜明けとともに目覚め、
朝日も少しいただきました。
予報通り快晴ではないけれど、雲の間からでも太陽の日差しをいただけるのは幸せ。朝日でまた草紅葉の色合いが刻々替わるしね。
私はモーニングコーヒーを飲みつつ、
朝食のフリーズドライ青菜ごはんの準備。
あおさのりスープも飲んで、出発準備。
昼頃から雨予報で、風も強くなるらしいので、
あんまりのんびりはできない。
キリンテから下山するからむんさんリスさんと途中まで一緒に歩く。
今までのお互いの山行をSNSで知っているし、共通の知人と話題が多すぎて、おしゃべりが止まらない。
景色がね、ガスで見えない分、おしゃべりを楽しむ。
景色は、ちらっと見える部分を20倍くらい膨らませて心の目で見ましょう。
また、会津駒を歩いて、こまの小屋に泊りましょう。
1時間半ちょっと一緒に稜線を歩いて、
分岐で名残惜しんでたっぷり目の休憩してお別れ。
私は、雨予報とバスの時間に余裕を持つために、しっかり歩く。
歩きやすい道で、
しばしば草紅葉と池塘が現れるので、
これ、快晴だったら帰りたくないだろうなぁと思う。
雨後なのでぬかるみと木道には気を付けて。
大杉岳手前で、
迫力ある燧ヶ岳が現れる。
こりゃいいわ!
この大きさはなかなか拝めない。
そして、本降りが始まった気配。
また傘を差して歩く。
傘を差しても歩けるぐらいの登山道。
広いし、急で危険な箇所はない。
余裕をもって、バス停のある御池まで到着。
御池に着いたとたん、強風で強雨になったので、
ナイスタイミング。
バス乗車のあとは、バス停から、また駐車場まで傘をさして登り。
帰路の運転を始めたら、すぐ、虹が現れる。
桧枝岐からの道路に綺麗なアーチでお見送り。
粋な演出に感動。
ちょっとのハプニングはあったものの、
占いがかなり当たって、
なかなか充実の山行になって、
今回も佳かったなぁとしみじみ。
ソロ山行も、
友人たちのと軽快な山行も、
親子の想い出づくり山行も、
師匠たちの重厚な山行も、
全部好きです。楽しいです。
身体のメンテナンスもしっつかりしつつ、
また次を楽しみます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する