憧れのくろがね小屋泊で温泉満喫♪強風からの翌日は快晴・絶景の安達太良山
- GPS
- 12:40
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 986m
- 下り
- 980m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 6:00
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:04
小屋にチェックインしたあと、歩荷のお兄さんが峰の辻までピストンで1本滑走に連れていってくれることになりkomorin97のみ同行。
2日目はくろがね小屋から安達太良山山頂までは一緒に行動。
下山は私達二人は五葉松平経由でリフト側からスキー場へ滑り込み、スノーシュー組は山頂から峰の辻まで戻り篭山山腹のトラバースから勢至平経由で登山口へ下山。
登山届は滑走組とスノーシュー組で別々に提出。
天候 | 1日目:雪のち晴れのちガス、強風 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
羽田空港で関東在住の友人夫妻にピックアップしてもらい、高速で東北道の二本松ICで降りてあだたら高原スキー場へ スキー場の無料駐車場利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目は風が強いとの天気予報だったため林道から勢至平経由でくろがね小屋へ。 トレースがしっかりありスキーでもハイクアップ可能。 くろがね小屋直前のトラバースが登山道から外れており、一部アイスバーンのようになっているところでの板での登行がドキドキした。 小屋にチェックイン後に峰の辻までハイクアップしてくろがね小屋まで1本滑り込みは、登行は板にシールで問題なく上がれましたが、滑りはやや重たい雪で板が雪に引っかかる感じ。 テレマークスキーヤーはターンがしづらく足をとられるとのこと。 午前中はかなりコンディションは良かったよう。 2日目は風が落ち着き快晴となったので山頂へアタックしたが、前日に降雪があったのか峰の辻から山頂までのルートも雪で岩が隠れており山頂直下までシールをつけての登行が可能であった。 山頂からの下山は五葉松平経由でリフト降り場のあるゲレンデへ滑り込む予定で、山頂直下はクラストしてそうだったのでアイゼン装着で板は担いで降りていたが、ほどなく雪質が柔らかくなり足が潜るようになってきたため板を装着。 当初登山ルート沿いに下る予定を途中表登山口分岐より手前で谷方向へドロップしかけたところ、先行した合い方から「傾斜の急さがkomorin97には難しいかも」と言われと沢の状況を下調べしていなかったのもあり不安になり一旦尾根へ登り返す。 分岐を過ぎてしばらく行ったところからのオープンバーンで五葉松平方面へ向けてドロップした斜面が雪は重かったがノ―トラックで快適であった。 1350m付近から所々小さな登り返しがありつつも樹林帯をトラバースして五葉松平へ。ここまで来るとスキー場まですぐ。 特に危険個所もなし。 |
その他周辺情報 | 下山後の立ち寄り湯は、岳温泉、土湯、中ノ沢温泉、沼尻温泉など豊富。 私達は岳温泉の「ヘルシーパルあだたら」へ。大人一人600円。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25
000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ナイフ
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
入浴道具
ザックカバー
クマよけ鈴
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食
アイゼン
ピッケル
ビーコン
プローブ/ゾンデ棒
わかん
冬季手袋
オーバー手袋
インナー手袋
防寒用帽子
目出し帽
ゴーグル
サングラス
環付きカラビナ
カラビナ
テープスリング
ロープスリング
ヘルメット
スキー板/ボード
シール
シールワックス
滑降ワックス
スキーアイゼン
携帯トイレ
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
コンロ
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋)
ローソク
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
トランシーバ(使用帯)
カメラ
|
備考 | トランシーバを携帯していたが樹木で遮られたりするとすぐに通信できなくなり、無線じゃないと厳しい地形だった。 |
感想
2013年秋に安達太良山へ登った際は、くろがね小屋へは宿泊ではなく休憩で立ち寄りトイレを借りました。
その際の小屋の雰囲気が素敵で、「いつか行ってみたい!!特に冬に。」と思っていました。
ちなみに昨シーズンは計画を立てるのが遅く、1月の時点で冬の土曜日は全て満室。
よって今シーズンは12月に友人と相談し、空いてたスケジュールの中で3月中旬で予約ゲット!!この時点では結構空きがありましたが、結局満室になっていました。
さて、登山は基本的にはやらない旦那さん。
今回の企画は小じんまり友人夫妻と我が家の4人にしたので、何とか旦那さんを連れ出すためにBCでチャレンジすることに。
いつもはリーダーの元でしかやらないけど、友人夫妻が当初はBCにする可能性があったので安心していたけれど最終的にはスノーシューでの参戦。
安達太良山頂までは行動を共にするが下山は別にするため一抹の不安が・・・
1日目は小雪が舞うなかスタート。
林道を行くため風は気にならず、スキーでのハイクアップもほぼ問題なし。
勢至平付近からやや風が強くなる安達太良山頂方面は雲がかかっているが東方面は青空もちらほら。
お昼頃小屋に到着♪お酒をのみつつ温泉満喫しようと思っていたら、小屋の歩荷のお兄さんが「風はあるが翌日は天気が崩れるかもしれないため、滑るなら今だよ!!行くなら一緒に連れていってあげるよ!!」と言われ、慌ててkomorin97のみ軽身でレッツゴー♪
と思いきや、出だしの急傾斜でややアイスバーンありいきなり転倒…
小屋にいた方々に見守られていたようだが、何とか態勢を立て直し付いていくと、滑る以前の問題を見事指摘されシールを信じること、キックターンの仕方などアドバイスをもらう。
その後は峰ノ辻まで無事に到着しシールをはずそうとしてると、これまた新たな情報が…
「シールを入れる袋は2つじゃないの?1枚のネットの両面にシールを貼っていると風が強いときは時間がかかるでしょう?」
いやぁ、まさにその通り!!皆さんはどちら派でしょう?
滑走はとりあえず無事に小屋まで滑りまずは満喫♪
小屋に戻ってからと食事のあとにくろがね小屋の温泉も満喫♪
いつまでも浸かっていられる程よい温度で泉質はPH2.48の強酸性、アルミニウムを含むため入浴後は化粧水をつけなくても肌はすべすべでした☆
さて、計画段階で、慣れないことをする際はまず王道で行こうと思うので本で調べて登山ルート沿いに滑って最後はゲレンデというプランにしたが、下山途中ですれ違う人達に谷沿いに滑っても行けますよと言われ心が揺らぐがこれが失敗の元。houshakuは滑走の腕前は良いのですんなりドロップし始めるが、怖がりの私komorin97は恐る恐るドロップ。
の直後、先行したhoushakuから「この樹林帯は難しそうだから上から回り込んで!!」と言われても適当な回り込むところがなく結局尾根へ。
但し、途中でトランシーバでやり取りしてた会話が届かなくなり地声で呼んでもシーン・・・
どうしたものかと思いつつ尾根伝いに進みつつ、トランシーバは使えないため携帯電話をかけて見ると「電源が入っていないためお繋ぎできません。」
頭を抱えつつ進んでいると良さげなバーンを発見してドロップしつつhoushakuがいた辺りに近付いてみるがやはり連絡取れず…
その頃houshakuはつぼ足では腰まで埋もれるためシールをつけなおし尾根まで登り返していたそう…
その後携帯電話で連絡がつき、結局五葉松平まではボードのhoushakuは登山ルート沿いに、komorin97は樹林の合間をログ通りトラバース。
五葉松平からはスキー場トップにつながり登山口まで滑れました。
結局相方とはぐれたり登り返したりしていたら、山頂直下で別れたスノーシュー組の方が40分程早く下山。
ルートの研究をもっとしておかないといけないと思った山行でしたが、色々勉強になりました。
尾根を挟むと特小では連絡不可能となる事を実感。携帯もつながらない為、意志の疎通が出来ず苦労しました。
友人に免許不要のデジタル無線機の存在を教えてもらったので検討中です。良さそうだが高いなぁ・・・。
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