成田山水上寺→阿能川岳→ふれあい交流館
- GPS
- 13:05
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,202m
- 下り
- 1,249m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 8:44
天候 | 1日目:晴 2日目:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
その他周辺情報 | ふれあい交流館:入浴550円 足湯無料 近所のやぶそばという蕎麦屋の10%引き券をもらえた。 |
写真
感想
今回の山行は山の会のメンバの計画に便乗させてもらった。普段は山と高原地図に載っているノーマルルートを単独で登る事が多いが、こういうマイナーコースだとさすがに単独は怖いし、ベテランと行くのは心強い。
1日目
朝一の電車で東京を出て、8時半くらいに水上駅に到着。登山口の水上寺まで歩けない距離ではないが、人数も多く負担が減らせるのでタクシーを使う。
水上寺の下で装備を整えて出発する。寺の階段を登って境内に入り、お堂の横を抜けて登山口に取り付く。取り付き地点の雪はかなり消えており、残雪期以外は登山に向かないという話が思い起こされたが、少し歩くと断続的に雪原が現われ始める。しかし、最近の暖かさのせいか雪は緩んで時おり踏み抜くこともあり、これはこれで辛い。幸い私はパーティ後方に位置していたので、踏み固められたトレースを辿って体力を温存。パーティ中最も若年なのでトップで行くべき所かもしれないが、テントやスコップなどを担いでいるので許してくださいと心の中で言い訳をしながら歩いた。
1264mピーク前の鉄塔のところでストックをピッケルにも誓えたが、ザックにつけたストックが木に引っかかりまくるので途中でデポ。短くなるやつが欲しい…。
そうこうして痩せ尾根を越え、1264mピークを越えた辺りのなだらかな所にテントを設営。風もなく穏やかな天気だったのでテントマットを外に敷いて雪見酒。雪の緩んだ残雪期は歩きにくいし雪も汚れているしであまり良い印象はなかったが、こういうのもいいものだと認識を改めた。
この日、途中で1264mピークあたりで引き返してきた単独の方とすれ違った以外は他の登山者は皆無だった。
2日目
4時起床、食事と準備を済まして6時に出発。この日の天気は下り坂という予報だったので、気持ちがはやる。
昨日はグズグズだった雪も夜の冷気で(といっても手袋不要なくらいの気象条件だったが)締まり、アイゼンが良く利いた。テン場から核心部の岩場も見えていたので、これなら案外早く着くかと思いきや、岩場付近は安全のためにロープを出したり、日が昇り緩んできた雪面に足を取られ、思うように進めない。四苦八苦してようやく岩場を越えると一気に視界が開け、だだっ広い尾根が山頂へと続く至福のとき。誰もいない山を占有できると思っていたが、仏岩からのコースを登ってきたと思われるパーティがすでに山頂に到着していた。なんとなく悔しかったが、我々が山頂につくころには下山開始し、結局山頂には我々のみとなった。対面の谷川連峰を初めとする峰々の眺めをしばし楽しんで下山。緩んだ雪に足をとられながら下山、下山後には寺からさらに下った温泉郷まで徒歩で移動し、風呂&打ち上げ、充実した山行だった。
総括
ロープワークトレーニングの成果を活かし、確保などを実践できたのは良かった。今後はビレイやトップなどもこなせるように訓練に励みたい。
今度は仏岩からのコースをたどって小出俣山なども縦走してみたい。天気が良かったこともあり、また来たいと思うような良い山だった。
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