北岳バットレス 第四尾根
- GPS
- 15:54
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 2,012m
- 下り
- 2,047m
コースタイム
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 5:00
- 合計
- 14:02
- 山行
- 1:15
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 1:32
天候 | 1日目の日中は寒いが晴れ〜曇り。1日目の夜に北岳山頂付近は雪、白根御池小屋は雨。2日目は雨の中を下山。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2日目に北岳山頂は積雪あり☃️ バットレスは今シーズン最後に滑り込みで登れたかな。 |
写真
感想
9月末、諸事情で敗退したバットレス。私たち新人4人まとめて、山岳会の先輩にリベンジに連れて行ってもらいました😆✨
先輩の先行パーティ3人+私たち夫婦はつるべで。
60mダブルロープ1本、60m一杯延ばして旦那さんとツルベ。
先輩パーティはダブルロープ2本、先輩オールリード。
カムは念のため0.4、0.5、0.75、1、2を持って行ったが、城塞ハング前のトラバースで0.5を使ったのみ。初めのつるりとしたクラックも残置ハーケン等でプロテクションが取れた。
アプローチはBガリー大滝を1ピッチで登攀。寒くて足が攣る😅クライミングシューズで登って良かった。左上して草付きを上がり、そのまま草付きを左へトラバース。Cガリーが見えたらガレを気をつけて横断し、ヒドンスラブよりも下の岩場をロープを出して登った(1ピッチ)が、このピッチは薄かぶり気味?の岩があり、旦那さんリード少しこわかったと思う…ありがとう。
1P つるりとしたクラック〜ゆるいスラブ地帯 私リード
最後の岩を左側から行くとピナクルに残置スリングあり、60mギリギリでこちらでピッチを切った。右側から行くと突き当たりの岩にリングボルト②個の終了点。
2P ゆるいスラブ 旦那さんリード
3P 三角錐のスラブ〜リッジ、マッチ箱まで 私リード
三角錐のスラブ、オンサイトだったのでこわかった。ハーケンのあるクラック沿いに登るかと思ってしまったが、壁の右面にスタンスがあるのを気づかせてもらい、右がらみで越えた。
マッチ箱は映えポイント⭐️
マッチ箱から懸垂下降、たぶん15mくらい。
4P プチチムニー〜スラブ〜凹角で枯れ木のテラスまで 旦那さんリード
スラブなどツルッとして見えて、リードはこわいみたい。フォローは快適でした🙇♀️
5P リッジのトラバース〜城塞ハング 私リード
トラバースは1箇所岩の切れ目があり、ドキドキ感あり。城塞ハングはチムニーだが、今日の一番の核心だと感じた。核心のあたりでヌンをかけたハーケンがぐらぐらしており、慌てて近くの別のハーケンにもう一個ヌンがけした。←この時にZクリップをしていたようで、トップアウト後にロープが重いことに気づき、先輩にロープ引くのを手伝ってもらい、その後の処理に30分くらいかけてしまいました…リッジの端っこで冷え切ってしまった旦那さん。🙇♀️
60mいっぱいのつるべに精一杯、先輩パーティからやや離される場面もあり、リードはオンサイトを楽しめた。
1日目に広河原をスタートしてバットレスを登るというちょっと頑張る計画書😤だったのと、Zクリップの処理に時間をかけたことなどが原因で、私たち夫婦が北岳山頂に着いた時には真っ暗🔦
北岳肩の小屋であったかいココアと食べ物を食べて、のんびりしてから白根御池小屋に帰りました☃️
いろいろあったけど無事に降りることができ、とても良い経験になりました。今シーズン最後にバットレスに連れて行ってくれた先輩と、仲間に感謝です。
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