ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 606289
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

伯耆大山(大ノ沢左岸稜〜弥山〜草鳴社谷)

2015年03月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:23
距離
6.0km
登り
1,045m
下り
942m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
0:31
合計
5:23
距離 6.0km 登り 1,045m 下り 952m
6:24
29
桝水高原スキー場出発
6:53
102
大ノ沢取付き
8:35
9:00
52
ピナクル(尖塔)→左岸稜へ
9:52
9:58
47
弥山三角点付近→草鳴社ケルンへ
10:45
45
草鳴社ケルン→草鳴社谷へ下降
11:30
17
環状道路出合
11:47
横手橋駐車箇所帰着
合計時間: 5時間23分
合計距離: 5.99km
累積標高(上り): 966m
累積標高(下り): 838m
天候 晴れ
山頂付近の気温+5℃(10時時点)
稜線上の風速10m/s(気温、風速共に体感)
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車を2台使用。
横手橋駐車スペースに集合、
もう一台で桝水高原スキー場へ。
コース状況/
危険箇所等
【glaybe2】
(※1) ,,Δ賄澣┘凜.螢─璽轡腑鵐襦璽箸任后
読図、雪崩・落石の危険予知、雪山の歩行、45°程度の雪面の登攀の技術が必要です。

)饋綛盡競好ー場〜横手道
今シーズンの営業は終わっていたのでどうどうと登ったが、スキー場営業時は迷惑にならないように。
横手道を大ノ沢方面へ進む。最初の分岐を左に行くと大ノ沢右岸陵に取り付く。
今回は右へ。大ノ沢本流で大ノ沢に入渓。

大ノ沢;横手道〜尖塔(ピナクル)〜右俣源頭
最初は堤防が続く。
堤防の隙間には溝ができているので踏抜き注意。
堤防が終わると30°程度の雪原が広がる。
雪が緩むと雪崩や落石の危険がある。
正面のピナクルを目指して進む。
緊急時には左岸稜に逃げる。
ピナクル周辺は雪が落ちていた。落石に注意。
下に登山者がいる場合は、落とさないように注意。
ピナクルの中心に右俣と左俣に分かれる。
左俣は雪崩の予兆(クラック)が見れたので、左俣を進む。
雪が切れた所で隣の沢(横手道沢)へ移動。

2手道沢、一ノ沢の右岸稜
下ると横手道と道路が交わるところに出る。
登りつめると一ノ沢の右岸稜に出会う。
雪が切れているところは、ローインパクトを心がける。

せ劃座翆
転滑落注意
ホワイトアウトによるリングワンデルングに注意
詳細は他の雪山登山記事参照

ゲ道嚇仍各察閉詐紂7合目)
他の雪山登山記事参照
木道は出ていたが、キャラボクは雪の下。
8〜7合辺りはアイゼンがあったほうが安心。

α靆勅卉(そうめいしゃ-)
草鳴社ケルンから県道158号の大山町伯耆町境界に伸びる谷
多少の木が生えているが滑りやすい。
雪のコンディションに注意。
早朝5時40分。南光河原でのマジックアワー。気温は7℃。(g)
2015年03月28日 05:41撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
3/28 5:41
早朝5時40分。南光河原でのマジックアワー。気温は7℃。(g)
桝水高原も正面登山道も雪が融けている。(g)
2015年03月28日 06:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3
3/28 6:24
桝水高原も正面登山道も雪が融けている。(g)
影大山と弓ヶ浜(g)
2015年03月28日 06:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
3/28 6:40
影大山と弓ヶ浜(g)
大ノ沢を登る(g)
本渓を上がるのは初めて。(t)
2015年03月28日 06:58撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
3/28 6:58
大ノ沢を登る(g)
本渓を上がるのは初めて。(t)
ぐれさんの歩みは速い。
置いて行かれそうになる。(t)
2015年03月28日 07:06撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/28 7:06
ぐれさんの歩みは速い。
置いて行かれそうになる。(t)
クレバス(笑)をジャンプ(g)
2015年03月28日 07:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
8
3/28 7:28
クレバス(笑)をジャンプ(g)
堤防を抜けると尖塔(ピナクル)がひときは目に入る。
2015年03月28日 07:33撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
3/28 7:33
堤防を抜けると尖塔(ピナクル)がひときは目に入る。
けっこう登ってきた。(g)
2015年03月28日 07:33撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
3/28 7:33
けっこう登ってきた。(g)
落石がちらかっているが、まだ凍っているので大丈夫。(g)
2015年03月28日 07:39撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
3/28 7:39
落石がちらかっているが、まだ凍っているので大丈夫。(g)
蛇籠がこなごな(g)
2015年03月28日 07:45撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3
3/28 7:45
蛇籠がこなごな(g)
雪面はよく締まっているが、アイゼンはまだなくても登れる。(g)
2015年03月28日 07:51撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7
3/28 7:51
雪面はよく締まっているが、アイゼンはまだなくても登れる。(g)
稜線に朝日が落ちてきた。(g)
2015年03月28日 07:52撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3
3/28 7:52
稜線に朝日が落ちてきた。(g)
今日の1枚(g)
2015年03月28日 07:54撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10
3/28 7:54
今日の1枚(g)
山頂に傘雲が出ていて、朝日がそれを照らして幻想的に演出してくれたようだ。(g)
2015年03月28日 07:55撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9
3/28 7:55
山頂に傘雲が出ていて、朝日がそれを照らして幻想的に演出してくれたようだ。(g)
奥に見えるのは、大ノ沢右岸ジャンダルム。(g)
2015年03月28日 08:01撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4
3/28 8:01
奥に見えるのは、大ノ沢右岸ジャンダルム。(g)
直登ルートなので黙々と。(t)
2015年03月28日 08:05撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/28 8:05
直登ルートなので黙々と。(t)
右岸稜ジャンダルムを観る。
ようやくここまで登って来た。
この辺りでアイゼンとピッケルに持ち替える。
もうちょっと早くても良かったかも知れない。(t)
2015年03月28日 08:26撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/28 8:26
右岸稜ジャンダルムを観る。
ようやくここまで登って来た。
この辺りでアイゼンとピッケルに持ち替える。
もうちょっと早くても良かったかも知れない。(t)
ピナクル直下。雪面がクラストしていてノーアイゼンは限界と判断、アイゼン、ピッケルを装着する。(g)
2015年03月28日 08:29撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4
3/28 8:29
ピナクル直下。雪面がクラストしていてノーアイゼンは限界と判断、アイゼン、ピッケルを装着する。(g)
ピナクル(英)とご対面
ドイツ語だと「ツアッケ」
2015年03月28日 08:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7
3/28 8:31
ピナクル(英)とご対面
ドイツ語だと「ツアッケ」
存在感(g)
2015年03月28日 08:33撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4
3/28 8:33
存在感(g)
記念撮影(t)
2015年03月28日 08:40撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
3/28 8:40
記念撮影(t)
記念撮影(t)
2015年03月28日 08:41撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
3/28 8:41
記念撮影(t)
記念撮影(g)
2015年03月28日 08:41撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
6
3/28 8:41
記念撮影(g)
記念撮影(g)
2015年03月28日 08:42撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
8
3/28 8:42
記念撮影(g)
ピナクルを観る。
「ゴジラ」の背中にあるあれに似ている。(t)
2015年03月28日 08:42撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/28 8:42
ピナクルを観る。
「ゴジラ」の背中にあるあれに似ている。(t)
更に上へ。左俣は雪崩れそうなクラックが入っていたので右俣を進む。(g)
2015年03月28日 08:51撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
3/28 8:51
更に上へ。左俣は雪崩れそうなクラックが入っていたので右俣を進む。(g)
太陽が登ってきた。(g)
2015年03月28日 08:55撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5
3/28 8:55
太陽が登ってきた。(g)
太陽へ向かって登るその男の名は、イカロス!(g)
燃えて落ちちゃいますね...(t)
2015年03月28日 08:55撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
6
3/28 8:55
太陽へ向かって登るその男の名は、イカロス!(g)
燃えて落ちちゃいますね...(t)
雪が切れていたので雪のある隣の沢へ。横手道沢。(g)
2015年03月28日 09:04撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
3/28 9:04
雪が切れていたので雪のある隣の沢へ。横手道沢。(g)
一ノ沢右岸よりの尾根でアイゼンを外す。(g)
2015年03月28日 09:22撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5
3/28 9:22
一ノ沢右岸よりの尾根でアイゼンを外す。(g)
頂上台地に到着。正面登山道の下り口が見える。(g)
2015年03月28日 09:29撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
3/28 9:29
頂上台地に到着。正面登山道の下り口が見える。(g)
左岸稜を登る。
すでに雪は落ち、植生に気を遣う。(t)
2015年03月28日 09:32撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/28 9:32
左岸稜を登る。
すでに雪は落ち、植生に気を遣う。(t)
山小屋が見えてきた。(g)
2015年03月28日 09:33撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3/28 9:33
山小屋が見えてきた。(g)
山頂碑合流手前(t)
2015年03月28日 09:38撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/28 9:38
山頂碑合流手前(t)
山頂に到着(g)
2015年03月28日 09:45撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3
3/28 9:45
山頂に到着(g)
剣ヶ峰と烏ヶ山(g)
2015年03月28日 09:47撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3
3/28 9:47
剣ヶ峰と烏ヶ山(g)
一ノ沢。一ノ沢ドーム(筍岩とも言う)が見える。(g)
2015年03月28日 09:47撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
3/28 9:47
一ノ沢。一ノ沢ドーム(筍岩とも言う)が見える。(g)
三角点へ(g)
2015年03月28日 09:48撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3
3/28 9:48
三角点へ(g)
一ノ沢右俣と二ノ沢本渓左俣(g)
2015年03月28日 09:49撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
3/28 9:49
一ノ沢右俣と二ノ沢本渓左俣(g)
雪はつながってるのでコンディションが良ければ登れる?(g)
登れそうでしたね。(t)
2015年03月28日 09:50撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3/28 9:50
雪はつながってるのでコンディションが良ければ登れる?(g)
登れそうでしたね。(t)
末端で出会った方に撮影していただきました。風が強い!(g)
2015年03月28日 09:52撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
8
3/28 9:52
末端で出会った方に撮影していただきました。風が強い!(g)
ラクダの背は雪が落ちている。(g)
2015年03月28日 09:55撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3
3/28 9:55
ラクダの背は雪が落ちている。(g)
山頂小屋。記念撮影が楽しそう。(g)
2015年03月28日 09:57撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3
3/28 9:57
山頂小屋。記念撮影が楽しそう。(g)
ホワイトアウトするとよく踏み抜く雪庇(g)
2015年03月28日 09:59撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
3/28 9:59
ホワイトアウトするとよく踏み抜く雪庇(g)
別山は緑色というか灰色というか雪が落ちている。(g)
2015年03月28日 09:59撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3/28 9:59
別山は緑色というか灰色というか雪が落ちている。(g)
三角点と山頂碑(g)
2015年03月28日 10:00撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
3/28 10:00
三角点と山頂碑(g)
風を避けて避難小屋の北側に避難
2015年03月28日 10:00撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3/28 10:00
風を避けて避難小屋の北側に避難
2015年03月28日 10:01撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
6
3/28 10:01
別の惑星から地球を見ているよう。(近すぎる…)(g)
いつも夏道は遠慮がちだが、この景色は素晴らしい。(t)
2015年03月28日 10:14撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3
3/28 10:14
別の惑星から地球を見ているよう。(近すぎる…)(g)
いつも夏道は遠慮がちだが、この景色は素晴らしい。(t)
風が強く、若干寒さを感じた。(t)
2015年03月28日 10:15撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3/28 10:15
風が強く、若干寒さを感じた。(t)
8合尾根付近から別山(g)
この辺りで8合尾根を
登って来られたパーティと出会う。(t)
2015年03月28日 10:18撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
3/28 10:18
8合尾根付近から別山(g)
この辺りで8合尾根を
登って来られたパーティと出会う。(t)
別山沢(g)
2015年03月28日 10:18撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3/28 10:18
別山沢(g)
夏山登山道はひとだらけ(g)
2015年03月28日 10:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3/28 10:24
夏山登山道はひとだらけ(g)
夏山登山道はひとだらけ(g)
2015年03月28日 10:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3/28 10:24
夏山登山道はひとだらけ(g)
草鳴社ケルンと草鳴社谷(g)
この辺りでアイゼンを着けずに下山している方を見かけた。
ベテランの雰囲気が漂っていた。(t)
2015年03月28日 10:29撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
3/28 10:29
草鳴社ケルンと草鳴社谷(g)
この辺りでアイゼンを着けずに下山している方を見かけた。
ベテランの雰囲気が漂っていた。(t)
お互い用意していたソリなりシートで滑るが、滑りすぎて止まらないので怖い(g)
2015年03月28日 10:45撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7
3/28 10:45
お互い用意していたソリなりシートで滑るが、滑りすぎて止まらないので怖い(g)
ピッケルで速度調整しながら下る。(g)
グリセードとシリセードで下る。
力を入れすぎて足が攣りそうになる。(t)
2015年03月28日 11:08撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5
3/28 11:08
ピッケルで速度調整しながら下る。(g)
グリセードとシリセードで下る。
力を入れすぎて足が攣りそうになる。(t)
高度が下がると雪が緩んできた。(g)
2015年03月28日 11:14撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4
3/28 11:14
高度が下がると雪が緩んできた。(g)
こう観ると楽しそうだが上部は
雪が固く、滑落みたいにスピードが出た。(t)
2015年03月28日 11:14撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/28 11:14
こう観ると楽しそうだが上部は
雪が固く、滑落みたいにスピードが出た。(t)
笑顔
2015年03月28日 11:14撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
3/28 11:14
笑顔
ゴール手前のフェンス(g)
2015年03月28日 11:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
3/28 11:24
ゴール手前のフェンス(g)
道路に出ました。駐車地を間違えていたようで、少し道路を歩く。(g)
2015年03月28日 11:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
3/28 11:27
道路に出ました。駐車地を間違えていたようで、少し道路を歩く。(g)
横手橋に到着。
こちらは6合西沢の終点。(t)
2015年03月28日 11:46撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/28 11:46
横手橋に到着。
こちらは6合西沢の終点。(t)
早く降りたので、今年最初の氷を食べる。(g)
2015年03月28日 13:13撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
6
3/28 13:13
早く降りたので、今年最初の氷を食べる。(g)

感想

先週に引き続き山仲間のtolさんとの山行。
今年の冬はtolさんとの大ノ沢に始まり大ノ沢で終わるようだ。というか外輪山とか他の山ばかり行っていて大山(本峰)を訪れていなかった・・・
前日も天気がよく本日も天気予報は曇りで照射冷却が期待できたなかったので出発時間を1時間早めて出発した。これは正解だった。
大ノ沢の雪面はよく締まっていて大変歩きやすかった。ノーアイゼンでいけると思ったがピナクル手前で蹴り込めなくなりアイゼンを装着した。急斜面での切り替えだったので自己や道具のビレイで時間をくった。
ピナクルより上は雪が落ちていて横手道沢〜一ノ沢右岸陵と雪が残っているところを求めてトラバースしていった。特に困難な箇所もなく無事に山頂台地へ。山頂台地は登山客で賑わっていた。
下山は、途中まで夏山登山道を。7合目の草鳴社ケルンから登山道を外れ草鳴社谷を下った。なかなか幅の広い立派な谷で用意していたソリで一気に滑り降りる予定だったが思っていた以上に締まっていてスピードが出過ぎて怖かったので、グリセードかブレードでブレーキをかけながらのソリ滑降、思い切りにかけた。
あっという間に下界へ。
天気にも恵まれたすばらしい山行になった。
これで終わりなのももったいないのでもうしばらく今シーズンの雪遊びをしたいと思う。

山仲間「ぐれ」さんとの山行。

大ノ沢本渓は以前から上がってみたいと思っていたが、ようやく実現出来た。
最後まで本渓を登るつもりだったが、
ピナクルまで上がり沢を観ると、大きめのクラックが入っている箇所があり、
あまり気持ちが良くないのでそのまま左岸稜を山頂まで詰めた。

夏道は大入りで、いつも人を避けるように山登りをしている自分にとっては
週末のデパートの様に感じられて酷く疲れた(多少嫌な光景もあった)。

予定の草鳴社谷の下降は思いの外傾斜が強く、
雪も締まっていて恐怖を感じた(もうちょっと緩んでいると思った)。
レジャーシートを加工した自作のヒップソリはあまり役に立たず、
また工夫が必要だと思った。

短いルートではあったが、なかなか疲れた。
体力的にちょっとまずいシーンもあり、
トレーニングを見直さなければならないと思った。

今年の雪解けは早いが、もう一度くらいは残雪の大山を歩いてみたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1905人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら