表妙義の聖地、星穴岳と穴めぐりをソロで
- GPS
- 03:55
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 988m
- 下り
- 976m
コースタイム
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 3:54
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーションルートなのでそれなりに厳しいです。ほぼすべての行程で緊張感があります。しかしルートファインディングは容易です。踏跡も明瞭ですし、特に結び穴から中之岳神社まではトラロープも整備され、もはや一般ルートといってもよいくらいだと思いました。 懸垂下降用としてクライミングロープは50mが2本必要です。 |
写真
装備
備考 | φ8.5×50mとφ6×40mのロープでトライしてみましたが、50mロープ2本ないと危険だと思います。射抜き穴からの懸垂は下まで45mあります。今回は、またまた途中の棚で少し調整して下から2mまで下れましたが、この辺が反省材料です。 斜めに懸垂すれば40m×2本でも何とかなりますが、初心者は50m2本で臨むべきでしょう。 |
---|
感想
星穴岳&穴めぐりは4月以降に仲間と行く予定でした。
しかし、まずソロで問題なく登れなくてはならないだろう・・・
というわけで、本日決行しました。
6時20分、中之岳神社の駐車場についた時、車は一台もありませんでした。
「え〜誰もいないの〜」
そんな感じで、一般登山者もいないのだから、星穴岳登ろうなんて物好きは私一人なのでしょう、了解です(^^)/
西岳までは何回も登っているので、まあ緊張はしますけど想定内のルートなのでOKです。結果論にはなれますけど、西岳の岩場が今回一番グレードが高かったと思います。高度感ていう観点から考えると何ともいえないのですが、星穴岳が特に難しいということはないと思います。
星穴岳に登るのが目的ならば、2〜30mほどのザイル(補助ロープでも可)で問題ないと思います。しかし、穴めぐりをするとなると、いきなりハードルが上がります。私も初めての経験だったため、φ8.5×50mだけじゃ不安なので、φ6×40mのロープを持参しました。ネットの情報で50m2本必要だということは知ってましたが、確実に必要になるとは思ってませんでした。
径の違うロープでの懸垂自体は問題なかったのですが、40mの長さでは足りませんでした。うまく斜めに降りれば足りたのですが、成り行きで下ってしまい少し焦りました。おまけに手袋も忘れて、エイト環だけでは制動しきれず摩擦熱のかかったロープと格闘した指が傷だらけになってしまうというミスも経験しました。
まあ、結果オーライなのですが、もう少し慎重に行動すべきでした。
次回、仲間と行くときには、50mロープ2本を持参し、余裕を持った懸垂下降をしたいと思います。
最後に、結び穴に行くだけなら、もはやバリエーションルートではなくなりました。踏み跡もしっかりしてますし、テープ類もバッチリ、おまけにトラロープも整備してあるので、中間道を歩ける人なら問題なく行けると思います。つきりそれだけ登る人が多いということなのでしょうね。
コメント
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すっごい恐いところっていうのは分かるんですけど、nukaboshiさんが楽しんでる様子が伝わってきました(*^_^*)
なんか、すごく生き生きしてますよね!!
nukaboshiさん40代位にしか見えないし。
やっぱり、クライミングが好きなんですね♪
45mの懸垂下降、疲れそうですねー(^_^;)
エイト環だけだと、止まりきれないというのは、いつものnukaboshiさんのザイルよりも細いからですか?
2本使うというのは、2本をエイトノットで結んでダブルで使うということでしょうか?
8.5φと6φだったから細かったんですね?
8.5φ50m2本持って行くのも大変ですよね…。
いつか僕に1本担がせて下さいね!!( v^-゜)♪(なんちゃって…(^o^;))
指が傷だらけになってしまったという事で、大変でしたね…(-_-;)
バックアップがあればグローブは必要ないでしょうか?
グローブ、あった方がいいんでしょうか?
空中懸垂の最中に自撮りするなんて、さすがです\(^^)/
顔の★マークが、アメコミのヒーローみたい…(^_^;)
自撮り棒なんて売ってるんですね。
soyanoでも行けそうなオススメなコースがあったら、練習に行ってみたいです(*^_^*)
φ6って本来懸垂下降とかで使うものじゃないんでしょうけど私は使っちゃいますね。ここが教科書と違うところだと思います。教科書では、φ8.5だってダブルで使うのが原則となってますからね。それって、どんだけ重いもの担げって話ですよね。
私は自分なりに自分の基準でロープを選択してますので、φ6での懸垂もあり、という結論で45mの懸垂下降を行いました。
まあ、学校の先生ならそんなこと絶対にさせないでしょうね。
それはさておき、φ8.5と6はカラビナを介して連結しました。直接ならダブルフィッシャーマンで連結だったと思います。どちらが良かったのはわかりません。太さの違うロープの連結にについてはまだ勉強していないので・・・
制動が効きにくかったというのは、まさにロープの細さが原因だったと思います。そもそもφ6はダメでしょ。それは分かってましたがいざとなったらトライするんですよ。やってみなけりゃわからないし。指のケガくらいならラッキーという感じです。グローブがあればケガだってしなかったわけだし、その点については反省してます。だからすぐにモンベルでグローブ買いましたし(*^^)v
失敗を糧にスキルアップを図る、それがnukaboshi流です(自分に酔ってないか(^^ゞ)
あとね、写真の☆マーク、あれ星穴岳の☆なんですよ(^^♪
すいませんね!
妙義山はアクセスも手頃ですし、ichigoさんと3人で遊びましょう♪
情報ありがとうございます。
私も月末あたりに行こうと考えてますが、
轟岩からは明確にルートがわかると考えてよろしいでしょうか?
※頂上縦走は経験済みです
こんばんは。
実は今日も仲間と鷹戻しから星穴岳まで縦走して中之岳神社まで戻る予定でしたが、タイムオーバーで星穴岳はパスとなりました。
さて、結び岩から中之岳神社までのルートですが、結び岩からの下山は非常に明瞭です。迷いようがないほど黄色やピンクのテープと、急斜面(てほどではないです)にはトラロープが張ってあります。3〜40分で戻ってこられると思います。
しかし、中之岳神社から結び岩に行こうとすると、「あれ?神社からどう行くんだっけ・・・」と少々記憶があいまいです。踏み跡はしっかりありますので出だしを間違えなければ大丈夫だと思います。やがては破線コースとしてガイドブックに載るんじゃないでしょうか。
ぜひ楽しんできてください。
おはようございます。
丁寧なご回答ありがとうございます!
私も時間と同行者の具合を見ながらとなりますので、行けるかどうかはわかりませんが、安心感は増しました。
ありがとうございました!
こんにちは。星穴、行かれていたのですね。
50m と 40m では、ちょっと足りないです。それに 8.5mm と 6.0mm では、制動力も足りないです。nukaboshi さんクラスとしては、ちょんぼりましたね〜 。
私が行った頃は、穴に降りてから神社までが、結構わかりにくかったですが、星穴探訪コースとなってからは、楽勝のようです。
次は、新道の方から、是非どうぞ。その気になれば、鎖類、ほとんど使わなくても登れます。注意するのは P2 だけ(でも簡単)。油断しなければ問題なしです。
表からの星穴ルートは、そろそろ、掃除が必要ですかね。
お恥ずかしいです(^^;
思った以上に長い懸垂でした( ;∀;)
一応45mとの情報は得ていたのですが、大抵はサバ読んだ数値なので、40mで余裕と思ったらホントに必要でした。制動の方も自信過剰でしたね。そのうち大ケガしそうです。
ところで、星穴岳付近から直接結び穴に懸垂で下れるそうですが知ってます?
星穴岳頂上の真下に懸垂ポイントが見えると思いますが、そこに向かって降りるのではなく、その手前 15m ぐらいのところから簡単に、下に見える懸垂ポイント(ここからだと下に藪があるのでやめました。でもここから降りると、穴の真ん中になります)へ歩いて行けます。そして、そのまま進むと、すぐに右側が無い、ちょっとだけ緊張する岩場をすぎ、さらに岩根沿いにすすむと、次のピークとの間に木があり、そこが懸垂ポイントです(頂上の西側のコル)。ここから降りると結び穴のすぐ横に着地します。20m ぐらいで、藪もないので回収も気楽です。
制動が足りない時は、カラビナ使って制動器とハーネスの間を、もう1往復させるだけで楽々になります。そのためには、制動器をシュリンゲ使って離しておく必要があります。
レコとかみていると懸垂にはバックアップが必要なことになっていますが、今だ必要性を感じたことがありません。本当に未知のところだけ、制動器をハーネスから離すようにしています。そうしておけば、どうにでもなります。ただ、本当に未知のところなんて、めったにあるものではありません。ハチが来たら・・・バックアップではなくて、一目散に下るのみ です。
レコの雰囲気からして、nukaboshi さんは、いつでもどうにでも対処できるのだろうなぁって感じますので、大ケガは、ないでしょうね。あるとしたら、真に想定外の時だけだと思います。
詳細なご説明ありがとうございます。
今度行く時は、直接結び穴に降りたいと思ってましたので参考にさせていただきます。
私もバックアップをとったことがないのですが、歳をとると自分では思いもよらないアクシデントがあったりしますので、「必要かもしれない」と感じはじめてます。
まあ、そんなところにはあまり登らないのでいつのことになるか・・・かもしれませんね。
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