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Yamareco

記録ID: 6070360
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

荒沢岳

2023年10月18日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:21
距離
9.3km
登り
1,347m
下り
1,334m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:21
休憩
0:59
合計
8:20
5:28
47
6:15
6:16
28
6:44
6:44
21
7:05
7:06
6
7:12
7:13
46
7:59
8:13
11
8:24
8:24
102
10:06
10:34
59
11:33
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13
11:46
11:54
31
12:25
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6
12:31
12:37
17
12:54
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20
13:14
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33
13:47
13:47
1
13:48
ゴール地点
登山口から前グラ前迄は普通の登山道。
前グラの後の登山道も、少し大変ですが、問題無く登り降りできます。
前グラ付近のみが矢張り注意すべき場所。
鎖場と、梯子の連続。これが一般の登山道かと思う程です。
クライミングジムで、6級位は登り降り出来る位の技術が必要かと思います。
ちなみに、私も前グラ稜線左のカール状地形の底に下る長い鎖場の下りで、左足を滑らせて両手で鎖にしがみつくような状態になりました。一歩一歩気を抜かず進むようにしないと危険です。
素晴らしい展望と紅葉。風も無く 暑い位の好天の中、長年の憧れの山頂に立てました。

鎖の整備をされている地元の人達に感謝させていただきます。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口に、車15台駐められる駐車場。トイレもペーパー付きであります。夜でもセンサーライトで灯り点きますので安心です。
コース状況/
危険箇所等
コースは良く整備されていて歩き易いです。
矢張りポイントは前グラの部分ですが、梯子・鎖・トラロープが整備されていているので、慎重に行けば大丈夫です。
山頂直下の岩場は鎖は一箇所しかなく、大変です。傾斜がそれ程でもないので、確実に進めば問題無いです。
標高差で1200mありますので、かなり体力が必要です。
その他周辺情報 今回も、帰りに檜枝岐の燧の湯を使わせて貰いました。
銀山平では、ソフトバンクはほぼ繋がりません。銀山平の船着き場駐車場の一角で、辛うじて繋がる場所ありました。
白銀の湯の付近どうかなと思って行って見ましたがわかりませんでした。
最初の急斜面を登ると、奥只見湖の上の雲海が見えました。
今日は、滝雲が見えたと思います。
2023年10月18日 05:55撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 5:55
最初の急斜面を登ると、奥只見湖の上の雲海が見えました。
今日は、滝雲が見えたと思います。
雲海の中に、紅葉の山が浮かんでいます。
2023年10月18日 06:07撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 6:07
雲海の中に、紅葉の山が浮かんでいます。
日が登り、紅葉が綺麗に見えます。
2023年10月18日 06:07撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 6:07
日が登り、紅葉が綺麗に見えます。
紅葉も良い位に色付きました。
2023年10月18日 06:09撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 6:09
紅葉も良い位に色付きました。
遂に荒沢岳見えました。遠いです。
2023年10月18日 06:13撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 6:13
遂に荒沢岳見えました。遠いです。
1090mの三角点に着きました。
ここまででも、結構大変でした。
2023年10月18日 06:13撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 6:13
1090mの三角点に着きました。
ここまででも、結構大変でした。
一番の標識。
何箇所かしか見つかりませんでした。
余裕が無かったのでしょうね。
2023年10月18日 06:14撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 6:14
一番の標識。
何箇所かしか見つかりませんでした。
余裕が無かったのでしょうね。
日が昇り雲海が光って見えます。
2023年10月18日 06:26撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 6:26
日が昇り雲海が光って見えます。
遠くの山並みも見えてきました。
丸山岳の山頂だけ雲がかかってます。
2023年10月18日 07:00撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:00
遠くの山並みも見えてきました。
丸山岳の山頂だけ雲がかかってます。
尖ったピークが前グラのピークです。
2023年10月18日 07:01撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:01
尖ったピークが前グラのピークです。
前グラの左手の尾根が、登る尾根です。凄い急斜面に見えます。
2023年10月18日 07:06撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:06
前グラの左手の尾根が、登る尾根です。凄い急斜面に見えます。
二人連れの登山者が、何か見ていたので見てみるとリンドウでした。
奇麗な青色で心が和みます。
2023年10月18日 07:11撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:11
二人連れの登山者が、何か見ていたので見てみるとリンドウでした。
奇麗な青色で心が和みます。
いよいよ鎖場です。
2023年10月18日 07:23撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:23
いよいよ鎖場です。
梯子も出てきます。
2023年10月18日 07:25撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:25
梯子も出てきます。
鎖場続きます。
右も左も大岩がのしかかってきて、その間のルンゼ状の場所を進みます。
2023年10月18日 07:31撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:31
鎖場続きます。
右も左も大岩がのしかかってきて、その間のルンゼ状の場所を進みます。
右手にのしかかるような大岩には、慰霊碑らしき物。気持ちを引き締めて進みましょう。
2023年10月18日 07:32撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:32
右手にのしかかるような大岩には、慰霊碑らしき物。気持ちを引き締めて進みましょう。
山頂近くなってきました。この梯子を登り切ると、前グラの斜面へ下るコルに辿り付きます、
ここまでも凄いと思いましたが、これはまだ序章にしか過ぎなかった事を知らされることになります。
2023年10月18日 07:36撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:36
山頂近くなってきました。この梯子を登り切ると、前グラの斜面へ下るコルに辿り付きます、
ここまでも凄いと思いましたが、これはまだ序章にしか過ぎなかった事を知らされることになります。
前グラのピーク。凄い岩場のある山頂です。こんな岩場のある尾根に良く登山道を作れたものです。
2023年10月18日 07:40撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:40
前グラのピーク。凄い岩場のある山頂です。こんな岩場のある尾根に良く登山道を作れたものです。
ここが核心部。岩場の下の小さなカール状な地形の底から、急な斜面を登り、岩場の尾根を登ります。核心部です。
2023年10月18日 07:40撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:40
ここが核心部。岩場の下の小さなカール状な地形の底から、急な斜面を登り、岩場の尾根を登ります。核心部です。
越後駒ケ岳がすぐそばに見えます。
2023年10月18日 07:41撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:41
越後駒ケ岳がすぐそばに見えます。
この岩場を下ります。この付近は、岩の節理が左下に傾いた形になっていて、その為 滑り台のような斜面になってしまいます。
2023年10月18日 07:43撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:43
この岩場を下ります。この付近は、岩の節理が左下に傾いた形になっていて、その為 滑り台のような斜面になってしまいます。
こんな所が合計4箇所もあります。
2023年10月18日 07:45撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:45
こんな所が合計4箇所もあります。
上部の岩場を見てみます。
良くこんな場所にルートを拓けたものです。
2023年10月18日 07:47撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:47
上部の岩場を見てみます。
良くこんな場所にルートを拓けたものです。
こんな花が咲いてました。
2023年10月18日 07:49撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:49
こんな花が咲いてました。
素晴らしい紅葉です。
こんな日はめったに無いでしょう。
2023年10月18日 07:49撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:49
素晴らしい紅葉です。
こんな日はめったに無いでしょう。
尾根に登る岩場は、鎖が連続します。濡れている上に節理が左に傾いているので登り辛いです。
2023年10月18日 07:52撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 7:52
尾根に登る岩場は、鎖が連続します。濡れている上に節理が左に傾いているので登り辛いです。
前グラの上に着きました。
正面は会津朝日岳から丸山岳、高幽山、坪入山へ続く稜線。越後駒ケ岳からは沢山の山の一部にしか見えませんでしたが、ここからは感動する位良く見えます、
2023年10月18日 08:05撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 8:05
前グラの上に着きました。
正面は会津朝日岳から丸山岳、高幽山、坪入山へ続く稜線。越後駒ケ岳からは沢山の山の一部にしか見えませんでしたが、ここからは感動する位良く見えます、
さあ、ここからが荒沢岳の最後の登りです。
2023年10月18日 08:16撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 8:16
さあ、ここからが荒沢岳の最後の登りです。
斜面の尾根に光が当たり幻想的な景色です。
2023年10月18日 08:17撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 8:17
斜面の尾根に光が当たり幻想的な景色です。
蛇子沢の左俣がすぐそこに見えます。
滝の連続です。
2023年10月18日 08:28撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 8:28
蛇子沢の左俣がすぐそこに見えます。
滝の連続です。
斜面のダケカンバな光りが当たり奇麗な景色となっています。紅葉の盛ですね。
2023年10月18日 09:18撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 9:18
斜面のダケカンバな光りが当たり奇麗な景色となっています。紅葉の盛ですね。
山頂へ向う尾根の途中でから、来た尾根を振り返ります。
正面の三角の山は、未丈ケ岳だと思います。
2023年10月18日 09:18撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 9:18
山頂へ向う尾根の途中でから、来た尾根を振り返ります。
正面の三角の山は、未丈ケ岳だと思います。
稜線へ登り詰めると、南側の展望が一気に開けます。
平ヶ岳、燧ヶ岳、日光白根山も見えます。
紅葉も素晴らしいです。
2023年10月18日 09:45撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 9:45
稜線へ登り詰めると、南側の展望が一気に開けます。
平ヶ岳、燧ヶ岳、日光白根山も見えます。
紅葉も素晴らしいです。
花降山へ続く稜線です。
2023年10月18日 09:45撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 9:45
花降山へ続く稜線です。
これが山頂。素晴らしいピーク。
2023年10月18日 09:46撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 9:46
これが山頂。素晴らしいピーク。
遂に山頂直下。長年の夢が叶います。
2023年10月18日 09:56撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 9:56
遂に山頂直下。長年の夢が叶います。
山頂からの展望です。
越後駒ケ岳、中ノ岳。
2023年10月18日 10:25撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 10:25
山頂からの展望です。
越後駒ケ岳、中ノ岳。
兎岳へ続く稜線。この稜線に登山道が続いています。
守門岳の麓から来られた人は、この稜線を歩きますと行って進んで行きました。
2023年10月18日 10:25撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 10:25
兎岳へ続く稜線。この稜線に登山道が続いています。
守門岳の麓から来られた人は、この稜線を歩きますと行って進んで行きました。
平ヶ岳が大きく見えます。後ろには雪をまとった北アルプスも見えました。
2023年10月18日 10:25撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 10:25
平ヶ岳が大きく見えます。後ろには雪をまとった北アルプスも見えました。
燧ヶ岳の方面です。
2023年10月18日 10:25撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 10:25
燧ヶ岳の方面です。
下りに撮影した岩場をトラバースする場所。次の写真は逆側から撮影したものです。
2023年10月18日 10:42撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 10:42
下りに撮影した岩場をトラバースする場所。次の写真は逆側から撮影したものです。
下りに撮影した岩場のトラバース。難しくは無いですが、登りの時は、
「こんな所行くの。どっかで道間違えた」
と思ってしまいました。
天気が悪かったらとても行けないと思います。
2023年10月18日 10:43撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 10:43
下りに撮影した岩場のトラバース。難しくは無いですが、登りの時は、
「こんな所行くの。どっかで道間違えた」
と思ってしまいました。
天気が悪かったらとても行けないと思います。
奥只見湖のアップです。
時々遊覧船が進んでいます。
2023年10月18日 10:46撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 10:46
奥只見湖のアップです。
時々遊覧船が進んでいます。
下山の途中、立派な紅葉を見ました。
青空に映えて最高です。
2023年10月18日 12:37撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 12:37
下山の途中、立派な紅葉を見ました。
青空に映えて最高です。
花降山です。
名残り惜しいですが、さよならです。
2023年10月18日 12:39撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 12:39
花降山です。
名残り惜しいですが、さよならです。
紅葉の登山道。あとはゆっくり下りました。
2023年10月18日 13:08撮影 by  Pixel 3a, Google
10/18 13:08
紅葉の登山道。あとはゆっくり下りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬
備考 矢張りヘルメットは必要だったと思います。
水分ももう少し多かった方が良かったと思います。
寒いかと思い、暖かいコーヒー持っていきましたが、暑い位で全く飲まなかったです。

感想

山は逃げ無いと良く言われます。
私もそう思っていましたが、昨年の11月の山渓の中の角幡氏の「〈山は逃げない〉という大嘘」と言う本をみました。
先月、越後駒ケ岳に登り、「荒沢岳に登りたい」という気持ちになっていて、10月20日迄で鎖撤去するという話しもあって行く気になっていました。
ところが10月7日には燧ヶ岳で降雪の便り。とても行けないかなと思っていた所、角幡氏の話しを思い出し、今行かなければ永遠に行けないと思い返し 行く事にしました。
ずっと、越後の山々、あの山この山と行きたい山が沢山あって、でも行けなくて。
荒沢岳は、決して簡単な山では無い事は分かってました。でも、自分なりに判断し、「行ける」と考えて行って見ました。
もっと精進しないといけないなと考えてます。

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