鎖とハシゴの殿堂の荒沢岳は紅葉真っ盛り 10月21日に鎖撤去と知って急遽登ってみた。

2023年10月19日(木) [日帰り]

• GPS: 06:12
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,414m
• 下り: 1,395m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:50
• 合計: 6:10

7:45 荒沢岳登山口
8:20 8:20 前山
8:40 8:40 ピーク１２０６
8:56 8:56 ピーク１２６２
9:01 9:01 前��下
9:40 9:48 鎖場
9:53 9:53 前��
11:00 11:32 荒沢岳
12:19 12:20 前��
12:33 12:41 鎖場
13:04 13:04 前��下
13:08 13:09 ピーク１２６２
13:22 13:22 ピーク１２０６
13:35 13:35 前山
13:55 荒沢岳登山口

天候

概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奥只見シルバーライン（いい季節なのでバイクで来たかったけど二輪通行止め！！）を通って、荒沢岳登山口から登山開始。
荒沢岳登山口には約10台の駐車場とキレイなトイレあり。（和式、ペーパーあり）

コース状況／危険箇所等

●荒沢岳登山口→前山　いきなりの急登、木の根と滑りやすい粘土質の土で下山時に転倒した。要注意・・・
●前山→前グラ下　細かいアップダウンを繰り返す尾根道歩きですが、下山時は地味に疲れます。
●前グラ下→前グラ　ハシゴ、鎖、ロープが連続する岩場、ほかの山なら鎖があっても不思議でない急登に鎖が無いなどなかなかスリリングな場所。3点支持は必須でトラバース個所は染み出した水で濡れたり苔むしているので要注意、そのため距離的には短いが、思いのほか体力消耗した。
●前グラ→荒沢岳山頂　鎖場ありの急登、尾根道は狭くスリリングですが眺めがいいので気分は最高！

その他周辺情報

銀山平温泉　白銀の湯（大人６５０円）に入湯
営業時間　11：00〜18：30（最終受付18：00）
貸しタオルセット（バス・フェイス）：350円
カメムシが大量発生していますので要注意
小出方面に行った時によく訪問するとんかつレストラントンキー（火曜定休）に行く予定だったがお休みだった・・・
営業時間　11：00〜21：00

写真

10/19 7:44

登山口
かなり出遅れてしまいましたが、駐車車両は7台ほど。

10/19 7:45

21日の天気予報があまり良くし、当日の朝から鎖が撤去されたら困ると思って来ましたが、朝から撤去すると書いてあり、来てよかった。

10/19 7:52

登山口は曇ってますが、たぶん雲海でしょう。

10/19 8:02

高度を上げると紅葉がいい感じ。

10/19 8:18

ほら、青空見えてきた♪

10/19 8:19

前山到着！
三角点名　石滝
標高＝1090.64 m
三等三角点

10/19 8:19

あれが山頂かな？

10/19 8:19

これだけ紅葉が真っ盛りなのに鎖撤去されてしまうのは残念

10/19 8:29

あれは今年残雪期に登った日向倉山かな。
レコはこちら↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5323737.html

10/19 8:29

山頂はまだまだ遠い

10/19 8:29

越後駒ケ岳がチラッと見えた

10/19 8:30

奥只見湖は雲海の下か？
もう少し早く出発できれば雲海を楽しめたのに・・・

10/19 8:32

紅葉鮮やか

10/19 8:32

日向倉山と雲海

10/19 8:42

紅葉いいね〜

10/19 8:49

アップダウンがあり帰りが心配ですが紅葉に癒されながら登ります。

10/19 8:52

来た道を振り返る

10/19 8:53

登って来た尾根道の先は日向倉山と左に未丈ヶ岳

10/19 8:54

酷暑のせいか枯れている場所もあるけど紅葉は最盛期

10/19 8:54

あれが前グラか？
どこを登るんだろうか？

10/19 9:09

前グラ下から鎖が出現

10/19 9:12

ハシゴも

10/19 9:14

慎重に黙々と登ります。

10/19 9:16

特に土と枯葉が滑るので要注意

10/19 9:17

は〜、長い鎖

10/19 9:21

長い階段！

10/19 9:23

鎖場を終えての振り返るとこの眺め

10/19 9:23

来た道を振り返る
一気に高度を上げたので景色が変わる。

10/19 9:23

この先はまだまだ険しい

10/19 9:24

ルートはいったん下って、あの岩場の下をトラバースするのでここからは見えない。

10/19 9:25

越後駒ケ岳

10/19 9:26

乾いているので滑りにくいが下りは慎重に

10/19 9:34

そして先が見えない鎖場を登る。

10/19 9:34

やっと下り始めの高度まで戻った。

10/19 9:39

足元はこんな感じ。
濡れているので要注意。

10/19 9:41

ここから鎖無しゾーン！
ほかの登山道では鎖無しは考えられないくらい急でした。

10/19 9:44

支点はあるんだけどね・・・

10/19 9:50

登り切って一安心。
でも無事に下れるか心配になるほどの傾斜でした？

10/19 9:50

まだ山頂までは高度差あるねぇ・・・

10/19 9:50

越後駒ケ岳

10/19 9:50

未丈ヶ岳の左は浅草岳

10/19 9:53

唯一の花

10/19 10:00

この辺りの紅葉は見ごろですが、断崖絶壁切れ落ちてるね〜

10/19 10:19

眺めを楽しみながら、呼吸を整えて登ります。
というか整えないと登れない・・・

10/19 10:19

頑張っているつもりですが、なかなか山頂にたどり着きません。

10/19 10:29

危険度は下がったが、なかなかの急登続き・・・

10/19 10:46

やっと稜線へ。

10/19 10:47

来た道
こうしてみると長いのね。

10/19 10:49

すぐに山頂かと思いましたが、山頂では無かった・・・

10/19 10:53

最後の鎖場を登り切っても、

10/19 10:57

あのピークは山頂では無かった・・・

10/19 11:00

やっと山頂！
荒沢岳
標高＝1968.7 m
二等三角点
先行者は1名しかおらず、この人の先にいた1名は中ノ岳方面へ行かれたようです。

10/19 11:01

中ノ岳と越後駒ケ岳

10/19 11:01

中ノ岳までの長い稜線

10/19 11:01

至仏山と平ヶ岳

10/19 11:01

燧ヶ岳と日光白根山

10/19 11:01

稜線の先は会津駒ヶ岳

10/19 11:01

奥只見湖の先には安達太良山が見えるはず。

10/19 11:01

遠くは朝日連峰

10/19 11:01

未丈ヶ岳の奥は今シーズン登った二王子岳
あの山もよかった〜
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5285989.html

10/19 11:01

日本海も見えてます

10/19 11:02

越後駒ケ岳

10/19 11:08

ミルクティーと

10/19 11:09

カップラーメンで休憩

10/19 11:16

中ノ岳の左には北アルプス
五竜岳と鹿島槍でした。

10/19 11:26

バウムも入れないと。

10/19 11:34

30分ほど休憩して、下山開始。

10/19 11:39

落ちないように慎重に。

10/19 11:41

帰りも長い・・・

10/19 12:09

紅葉を楽しみながら、

10/19 12:22

慎重に下ります。

10/19 12:23

あっという間に遠くなる山頂

10/19 12:24

紅葉の尾根

10/19 12:34

グッと下って、グッと登ります。

10/19 12:39

長い鎖

10/19 12:47

真っ赤なナナカマド

10/19 12:47

1,500mくらいが見ごろか？

10/19 12:50

土斜面はよく滑るので慎重に。

10/19 12:55

梯子はしっかりしているので安心。

10/19 13:11

山頂を振り返る

10/19 13:13

とんかつレストラントンキーへ行くため急いでいたら、木の根と粘土質の土で滑って、擦過傷・・・
しかも急いで行ったがトンキーは休みで泣きたくなった。

10/19 13:54

貯水槽？
きれいな水があふれてました。

10/19 13:55

2回ほどコケましたが無事に下山！

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

まみち

10月21日に鎖撤去との情報があり、21日に登る予定でしたが天気予報があまり良くないので朝方から鎖の撤去がされたら登れなくなってしまうので、急きょ休みを取ってやって来ました。
当日朝は寝坊してしまい、午前5時くらいには登山開始する予定が起きたのは4時過ぎ・・・
急いで準備をして出かけましたが登山口到着は当初予定から3時間近く遅れ。
平日だったので駐車場が空いていたのですが、休日だったら多分とめられなかったでしょう。
何とか往復できる時間は確保できそうなので登山開始！
前山までの急登にかなり体力を消耗、その後に緩やかなアップダウンでも地味に体力を削られました。
前グラ下からは鎖場と梯子が連続する気が抜けない登山道。
それでも鎖がある場所はまだましで、ほかの山なら鎖が付いていても不思議はない急登に鎖が無い場所もあり、登りながら無事に下山できるか心配になるくらいでした。
前グラに登ってしまえば斜度は緩くなりますが、山頂手前は鎖場もある急登続きで稜線に上がるまでにかなり時間を要してしまいました。
稜線に登れば山頂まではそれほど距離はありませんが、ニセピークを2つほど超えるのに時間がかかり山頂到着は11時ちょうどでした。
山頂からは北アルプスから東北の山々まで見通せる好展望地
気温上昇に伴い霞がかかる状況ではありましたが、紅葉真っ盛りということもあって辛いながらもいい山行になりました。
下山時は危険個所は慎重に歩きましたが、前山から下の急登で木の根と粘土質の土に滑って擦過傷を負ってしまいました。
これで鎖が撤去されてしまうようですが、紅葉真っ盛りの時期に撤去されてしまうのは残念です。
でも、安全に登山ができるために管理をしていただいている登山会の皆様には感謝です。