朝もやの中、前橋より入渓。紅葉はまだ残っていた。(以下コメントたな記、yamakurumi部分追記)
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11/3 6:22
朝もやの中、前橋より入渓。紅葉はまだ残っていた。(以下コメントたな記、yamakurumi部分追記)
歩いていると足元でイワナがたくさん泳いでいて楽しい。大きい子はコイみたいなフォルムでゆらゆら逃げていった。
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11/3 6:43
歩いていると足元でイワナがたくさん泳いでいて楽しい。大きい子はコイみたいなフォルムでゆらゆら逃げていった。
最初の滝は巻くつもりでいたが、せっかくなのでフリーで取り付く。ヌメりもあって慎重に登ったためシャワーの時間が思ったより長くなってしまった。水が冷たい。
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11/3 6:48
最初の滝は巻くつもりでいたが、せっかくなのでフリーで取り付く。ヌメりもあって慎重に登ったためシャワーの時間が思ったより長くなってしまった。水が冷たい。
先ほどの滝が寒かったので、もうゴルジュに入るまでは極力濡れずに行こうと誓う。絶対濡れたくないマン、この後ドボンする。
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11/3 7:09
先ほどの滝が寒かったので、もうゴルジュに入るまでは極力濡れずに行こうと誓う。絶対濡れたくないマン、この後ドボンする。
可愛いキノコを発見🍄
yamakurumiさんが何の躊躇いもなく齧り始めた。彼は面白いものを見つけたらとりあえず食べてみる癖があるのでいつかヤバいものに当たらないか若干心配ですw
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11/3 7:36
可愛いキノコを発見🍄
yamakurumiさんが何の躊躇いもなく齧り始めた。彼は面白いものを見つけたらとりあえず食べてみる癖があるのでいつかヤバいものに当たらないか若干心配ですw
次の滝は私は左壁から、yamakurumiさんは右壁から登った。右の方が落ち葉が乗ったスラブで少し悪そうだった。(yamakurumi:右壁はヌメりがひどい)
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11/3 8:04
次の滝は私は左壁から、yamakurumiさんは右壁から登った。右の方が落ち葉が乗ったスラブで少し悪そうだった。(yamakurumi:右壁はヌメりがひどい)
記録で見た4段の滝が現れた!
下からまとめて巻くのがアンパイとされているが、やはり近くで見てみたい。という事で1段目を左から登った。
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11/3 8:27
記録で見た4段の滝が現れた!
下からまとめて巻くのがアンパイとされているが、やはり近くで見てみたい。という事で1段目を左から登った。
2段目に取り付いて遊んでるyamakurumiさん。ホールドスタンスともにまともなものが無く厳しい。(yamakurumi:強傾斜のスラブ。フラットソールなら登れると思う。)
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11/3 8:48
2段目に取り付いて遊んでるyamakurumiさん。ホールドスタンスともにまともなものが無く厳しい。(yamakurumi:強傾斜のスラブ。フラットソールなら登れると思う。)
2段目の右壁、左壁と可能性を探るも絶妙に悪く、地形観察大会を終えたら戻って定石通りに巻き。3段目の落口に出て、下に綺麗な釜が見えた。
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11/3 9:18
2段目の右壁、左壁と可能性を探るも絶妙に悪く、地形観察大会を終えたら戻って定石通りに巻き。3段目の落口に出て、下に綺麗な釜が見えた。
4段目はペタペタ歩ける。
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11/3 9:18
4段目はペタペタ歩ける。
側壁がスラブチックな河原を進む。川はうねうねと蛇行しており、何となく蛇っぽさを感じる。蛇子沢の由来なのか?
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11/3 9:24
側壁がスラブチックな河原を進む。川はうねうねと蛇行しており、何となく蛇っぽさを感じる。蛇子沢の由来なのか?
次の滝は右壁の残置を利用し、念のためアブミをかけてA1。暑ければ水線突破が楽しいだろう。
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11/3 9:27
次の滝は右壁の残置を利用し、念のためアブミをかけてA1。暑ければ水線突破が楽しいだろう。
次の滝もドシャワー必須なので巻く事にする。
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11/3 10:16
次の滝もドシャワー必須なので巻く事にする。
ここで、何も考えずに左岸から巻いたらめちゃくちゃ悪かった。結果として本山行で1番神経使った場所だったと思う。
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11/3 10:28
ここで、何も考えずに左岸から巻いたらめちゃくちゃ悪かった。結果として本山行で1番神経使った場所だったと思う。
なんとも言えないトラバースで落口を目指す。
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11/3 10:50
なんとも言えないトラバースで落口を目指す。
しばらく進むと右俣と左俣を分ける二俣に。いかにも何かありそうな左俣といかにも何も無さそうな右俣。まるで遡行者を左俣へ誘き寄せ、本流筋を隠しているような出合だった。
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11/3 10:59
しばらく進むと右俣と左俣を分ける二俣に。いかにも何かありそうな左俣といかにも何も無さそうな右俣。まるで遡行者を左俣へ誘き寄せ、本流筋を隠しているような出合だった。
岩盤が目立ち滝が出てくる。水線左から登る。
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11/3 11:37
岩盤が目立ち滝が出てくる。水線左から登る。
その次の滝は過去の記録でトマPは大高巻き、ブナPは水線にかかる倒木利用で越えている。予想通り今回は倒木は流失しており左壁に可能性を探す。
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11/3 11:42
その次の滝は過去の記録でトマPは大高巻き、ブナPは水線にかかる倒木利用で越えている。予想通り今回は倒木は流失しており左壁に可能性を探す。
ロープを出してyamakurumiさんリード。
見た目より容易で助かった。(yamakurumi:体感+。)
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11/3 11:47
ロープを出してyamakurumiさんリード。
見た目より容易で助かった。(yamakurumi:体感+。)
何かが始まる予感に高揚。来るのか?来るのか?隠された大地形が…!
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11/3 12:05
何かが始まる予感に高揚。来るのか?来るのか?隠された大地形が…!
ゴルジュエンカウント!!すげえ!!!
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11/3 12:10
ゴルジュエンカウント!!すげえ!!!
接近すると目の前に広がる光景に唖然。両岸せり出し、押し潰されるんじゃないかって程にミッチリ詰まった空間。側壁は何mあるのか分からない。トマPが書いていた「ミッチ未知の道」が本当にピッタリな表現だ。事前情報無しでこの景色に出くわしたらどんな気持ちになれただろうか…
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11/3 12:13
接近すると目の前に広がる光景に唖然。両岸せり出し、押し潰されるんじゃないかって程にミッチリ詰まった空間。側壁は何mあるのか分からない。トマPが書いていた「ミッチ未知の道」が本当にピッタリな表現だ。事前情報無しでこの景色に出くわしたらどんな気持ちになれただろうか…
激せまゴルジュ開幕1つ目のCS滝は胸下くらいまで水に浸かってシャワーで越える。
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11/3 12:22
激せまゴルジュ開幕1つ目のCS滝は胸下くらいまで水に浸かってシャワーで越える。
2つ目のCS滝は田中リード。激シャワーの中モタモタできる水温じゃないのでオブザベは慎重に。離陸は右が容易そう、抜け口は左だろう。て事で水流横断作戦を決行。フラッドラッシュ+パドリンングジョン+サーマラップと持てる限りの防寒対策で思ったよか凍えずに済んだ。カムが随所に決まり、ヌメりを落としながら登る。(yamakurumi:フォローのyamakurumi、シャワーに突っ込んだ瞬間の感想は「おうち帰りたい…」だった。半袖+ワークマンヤッケでこの水温に突っ込むのは無謀。M氏ナイスリードでした。)
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11/3 12:38
2つ目のCS滝は田中リード。激シャワーの中モタモタできる水温じゃないのでオブザベは慎重に。離陸は右が容易そう、抜け口は左だろう。て事で水流横断作戦を決行。フラッドラッシュ+パドリンングジョン+サーマラップと持てる限りの防寒対策で思ったよか凍えずに済んだ。カムが随所に決まり、ヌメりを落としながら登る。(yamakurumi:フォローのyamakurumi、シャワーに突っ込んだ瞬間の感想は「おうち帰りたい…」だった。半袖+ワークマンヤッケでこの水温に突っ込むのは無謀。M氏ナイスリードでした。)
どこまでも続く異空間。何をどうやったらこんな地形出来上がるんだ。
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11/3 13:06
どこまでも続く異空間。何をどうやったらこんな地形出来上がるんだ。
あまりの造形っぷりに感動。というか、この異様な空間を説明できる語彙力が無い。威圧感のある空間ではあるが、岩は白っぽく明るいため凶悪な感じは無く、むしろ神聖な雰囲気すら感じる。
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11/3 13:10
あまりの造形っぷりに感動。というか、この異様な空間を説明できる語彙力が無い。威圧感のある空間ではあるが、岩は白っぽく明るいため凶悪な感じは無く、むしろ神聖な雰囲気すら感じる。
次に淵を持ったCS滝が出てくる。ここは泳ぐ気満々だったが、埋まってしまったのか渇水だったのか今回は胸下くらいまで浸かる程度で済んだ。
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11/3 13:14
次に淵を持ったCS滝が出てくる。ここは泳ぐ気満々だったが、埋まってしまったのか渇水だったのか今回は胸下くらいまで浸かる程度で済んだ。
ツッパリで越える
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11/3 13:17
ツッパリで越える
ゴルジュ内最後の滝。水線は厳しそうに見えたが、左リッジにルートが繋がっていた。
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11/3 13:20
ゴルジュ内最後の滝。水線は厳しそうに見えたが、左リッジにルートが繋がっていた。
これはゴルジュ内から真上を見上げた写真(空が平行過ぎる)
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11/3 13:21
これはゴルジュ内から真上を見上げた写真(空が平行過ぎる)
振り返ると
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11/3 13:33
振り返ると
快適に登って井戸底からの脱出。
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11/3 13:35
快適に登って井戸底からの脱出。
側壁の高さとだんだん目線が同じになってきた。かなりの高度感…!
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11/3 13:43
側壁の高さとだんだん目線が同じになってきた。かなりの高度感…!
このゴルジュ、よく見ると全てが柱状節理で構成されている。荒沢岳はかつて火山で、地質図で見てもこの辺だけぽっかりと火山由来の岩で構成されている。一帯は「荒沢岳カルデラ」と呼ばれ、写真でしか見たこと無いが大ビラヤス沢のゴルジュも同じ構造だろう。
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11/3 13:47
このゴルジュ、よく見ると全てが柱状節理で構成されている。荒沢岳はかつて火山で、地質図で見てもこの辺だけぽっかりと火山由来の岩で構成されている。一帯は「荒沢岳カルデラ」と呼ばれ、写真でしか見たこと無いが大ビラヤス沢のゴルジュも同じ構造だろう。
側壁にうまくバンドが繋がっており、水流へ復帰。名残惜しいがゴルジュを後にする。
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11/3 13:54
側壁にうまくバンドが繋がっており、水流へ復帰。名残惜しいがゴルジュを後にする。
なんかこの辺でツッパリ中に足が滑って肩を捻る。完全に右腕が動かなくなりバンザイのまま一瞬フリーズ、ゆっくり戻す時にメリメリ鳴った気がしたが聞かなかった事にする。
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11/3 14:09
なんかこの辺でツッパリ中に足が滑って肩を捻る。完全に右腕が動かなくなりバンザイのまま一瞬フリーズ、ゆっくり戻す時にメリメリ鳴った気がしたが聞かなかった事にする。
少し進むと右岸から中俣が大滝となって出合う。
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11/3 14:13
少し進むと右岸から中俣が大滝となって出合う。
中俣大滝も美しい造形だ。
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11/3 14:15
中俣大滝も美しい造形だ。
ふと右俣方面を見ると、どの記録でもミッチリと雪渓が詰まり内部は未解明の区間だが今回は一欠片も残っていない。しかも側壁はまだ高く面白そうなスラブも見える。向こう側が気になる…!
偵察のため少し先に進むと右岸から降りやすそうなガレ沢が出合った。ここで閃く「中俣行って、中間尾根乗っこしで戻ってこれるんじゃね?」
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11/3 13:46
ふと右俣方面を見ると、どの記録でもミッチリと雪渓が詰まり内部は未解明の区間だが今回は一欠片も残っていない。しかも側壁はまだ高く面白そうなスラブも見える。向こう側が気になる…!
偵察のため少し先に進むと右岸から降りやすそうなガレ沢が出合った。ここで閃く「中俣行って、中間尾根乗っこしで戻ってこれるんじゃね?」
どちらにせよ中俣大滝を登らない択は無いので、右リッジから取り付く。押し潰されそうなゴルジュのあとはスカッと開けたスラブ大滝。なんて素晴らしい渓相…!(yamakurumi:悪そうだが、水線も可能性あると思う。)
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11/3 14:46
どちらにせよ中俣大滝を登らない択は無いので、右リッジから取り付く。押し潰されそうなゴルジュのあとはスカッと開けたスラブ大滝。なんて素晴らしい渓相…!(yamakurumi:悪そうだが、水線も可能性あると思う。)
一体どこまで続いているのか。
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11/3 14:46
一体どこまで続いているのか。
快適な左岸リッジを登る。下を見てもデカくて広い。
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11/3 15:05
快適な左岸リッジを登る。下を見てもデカくて広い。
もっと水流に近付きたくなったわんぱくボーイ、クラックにアブミをセットしリード。抜け口がどちゃくそ悪そうだった。私はユマールで登った。(yamakurumi:クラックにセットしたキャメにA1し、またランナーはその一つのみだったが、登った後にロープを手繰る動きだけでキャメが外れ戦慄した。)
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11/3 15:17
もっと水流に近付きたくなったわんぱくボーイ、クラックにアブミをセットしリード。抜け口がどちゃくそ悪そうだった。私はユマールで登った。(yamakurumi:クラックにセットしたキャメにA1し、またランナーはその一つのみだったが、登った後にロープを手繰る動きだけでキャメが外れ戦慄した。)
水流を横断し、右岸側に渡ってみた結果無駄に悪い登りをすることに。大滝上はしばらく滝が続いており、いくつか越えた所でいよいよ日が落ちてしまったので滝と滝の間のわずかな河原にテン場を決める。(yamakurumi:上部は少し巻き気味になってしまったので、水線右の快適なスラブを登るんだったなと少し心残り。)
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11/3 16:52
水流を横断し、右岸側に渡ってみた結果無駄に悪い登りをすることに。大滝上はしばらく滝が続いており、いくつか越えた所でいよいよ日が落ちてしまったので滝と滝の間のわずかな河原にテン場を決める。(yamakurumi:上部は少し巻き気味になってしまったので、水線右の快適なスラブを登るんだったなと少し心残り。)
整地を頑張ると快適なテン場に仕上がった。薪を集めて持ってきた肉を焼きながら、今日1日の余韻に浸る。
さて明日はどこに行こうか。右俣の調査を行う場合下降路をどこに求めるかが問題になる。今ある限られた情報の中で比較検討した結果、yamakurumiさんがぶっ立てた柔軟な「アンパイ案」で確定した。(yamakurumi:坪倉沢下降、岩魚沢下降、大ビラヤス沢支流沢下降→大ビラヤス本流遡行→登山道など様々な案を考えた。)
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11/3 20:04
整地を頑張ると快適なテン場に仕上がった。薪を集めて持ってきた肉を焼きながら、今日1日の余韻に浸る。
さて明日はどこに行こうか。右俣の調査を行う場合下降路をどこに求めるかが問題になる。今ある限られた情報の中で比較検討した結果、yamakurumiさんがぶっ立てた柔軟な「アンパイ案」で確定した。(yamakurumi:坪倉沢下降、岩魚沢下降、大ビラヤス沢支流沢下降→大ビラヤス本流遡行→登山道など様々な案を考えた。)
翌日。地べたに置いたスリングも乾く程にカラっとした朝、タープの結露もゼロ、気温もそこまで低くない。快適な遡行が約束された日だ。テン場すぐ後ろの落口から右俣源頭スラブを望む。
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11/4 6:37
翌日。地べたに置いたスリングも乾く程にカラっとした朝、タープの結露もゼロ、気温もそこまで低くない。快適な遡行が約束された日だ。テン場すぐ後ろの落口から右俣源頭スラブを望む。
テン場すぐ上の滝を快適に登る。
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11/4 6:42
テン場すぐ上の滝を快適に登る。
快適な小滝群を越えて行き、Co.1417付近にちょうど分かりやすいバンドがあったので中間尾根を乗っ越す。
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11/4 6:58
快適な小滝群を越えて行き、Co.1417付近にちょうど分かりやすいバンドがあったので中間尾根を乗っ越す。
右俣への下降中に見えた対岸の景色。この沢、ゴルジュだけでなく山全体が柱状節理なのだろうか。モリモリと流れた溶岩がそのまま固まったような地形に見えた。
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11/4 7:51
右俣への下降中に見えた対岸の景色。この沢、ゴルジュだけでなく山全体が柱状節理なのだろうか。モリモリと流れた溶岩がそのまま固まったような地形に見えた。
ガレ沢を降り右俣に到着、遡行を再開。ここからは未知の区間。柱状節理を観察しながら快適な小滝たちを越えていく。
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11/4 8:14
ガレ沢を降り右俣に到着、遡行を再開。ここからは未知の区間。柱状節理を観察しながら快適な小滝たちを越えていく。
色違い過ぎるでしょ
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11/4 8:23
色違い過ぎるでしょ
振り返ると昨日通過したゴルジュが凄い切れ込みになっていた。スラブ基部はガレが堆積しているが屏風状の地形は圧巻。
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11/4 8:52
振り返ると昨日通過したゴルジュが凄い切れ込みになっていた。スラブ基部はガレが堆積しているが屏風状の地形は圧巻。
水流の多い方に従って右俣の左沢に入るとルンゼ状の地形が続く。一ヶ所薄被りのチムニー滝があり、ムーヴが要求される登りで悪い。
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11/4 9:30
水流の多い方に従って右俣の左沢に入るとルンゼ状の地形が続く。一ヶ所薄被りのチムニー滝があり、ムーヴが要求される登りで悪い。
詰め上がると家でも建ちそうなくらいに開けた草原がどーーん。
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11/4 10:52
詰め上がると家でも建ちそうなくらいに開けた草原がどーーん。
しばし稜線の藪を漕いで1853のピークから中俣へ下降開始。金色の野に快適なゴーロ、いい感じだ。
中俣への出合だけズルズルの滝になっており、yamakurumiさんがハンマーを刺しながら降りていった。ここで私はまさかのハンマー流失に気づく。先ほどの藪だろうか。モンベルの新ハーネスのハンマーループがバックアップの紐ごと無くなっていた…
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11/4 11:22
しばし稜線の藪を漕いで1853のピークから中俣へ下降開始。金色の野に快適なゴーロ、いい感じだ。
中俣への出合だけズルズルの滝になっており、yamakurumiさんがハンマーを刺しながら降りていった。ここで私はまさかのハンマー流失に気づく。先ほどの藪だろうか。モンベルの新ハーネスのハンマーループがバックアップの紐ごと無くなっていた…
出合に丁度良い平べったい岩があったのでおやつタイム。こんな良い山に回収の見込みの薄いデカい落とし物を残してしまいちょっと凹む。
気を取り直して、中俣のパスした区間を観察するため少し戻ってみる事にする。
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11/4 12:12
出合に丁度良い平べったい岩があったのでおやつタイム。こんな良い山に回収の見込みの薄いデカい落とし物を残してしまいちょっと凹む。
気を取り直して、中俣のパスした区間を観察するため少し戻ってみる事にする。
スカッと開けた地形が現れた。まだこんな大きな滝があったのか、見に戻って正解だったなと思いきや、よく見ると滝下に見覚えのある整地されたテン場が鎮座しているではないか!完全に戻りすぎていた。下降があまりに快適だったのでついw
yamakurumiさんと腹かかえて笑い転げた。
(yamakurumi:ぶなPの遡行図だと未見の区間の滝は2個だけのはずなのに、やたら滝が出てくるなーと思ったらやらかしてた。)
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11/4 12:55
スカッと開けた地形が現れた。まだこんな大きな滝があったのか、見に戻って正解だったなと思いきや、よく見ると滝下に見覚えのある整地されたテン場が鎮座しているではないか!完全に戻りすぎていた。下降があまりに快適だったのでついw
yamakurumiさんと腹かかえて笑い転げた。
(yamakurumi:ぶなPの遡行図だと未見の区間の滝は2個だけのはずなのに、やたら滝が出てくるなーと思ったらやらかしてた。)
さて、途中まで今日の朝と同じ景色を見ながら中俣遡行を再開。癒しの渓相の中を進み、詰めは平凡になり、少しの藪漕ぎで登山道へ。
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11/4 14:07
さて、途中まで今日の朝と同じ景色を見ながら中俣遡行を再開。癒しの渓相の中を進み、詰めは平凡になり、少しの藪漕ぎで登山道へ。
荒沢岳〜!
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11/4 14:43
荒沢岳〜!
荒沢岳の登山道は展望も良く、森も美しい。
途中、北ノ又川左岸の沢や中荒沢流域がよく見えた。滝ハナ沢の左俣はどこから見ても尾根の後ろに隠れており、見たければ行くしかないなと感じた。
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11/4 15:07
荒沢岳の登山道は展望も良く、森も美しい。
途中、北ノ又川左岸の沢や中荒沢流域がよく見えた。滝ハナ沢の左俣はどこから見ても尾根の後ろに隠れており、見たければ行くしかないなと感じた。
鎖は一部取り外されていた。もう冬が近いね。
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11/4 16:14
鎖は一部取り外されていた。もう冬が近いね。
最後は登山道から車道を歩き、18時過ぎに車へ到着。互いにグータッチし、大満足で今回の沢旅ならぬ沢徘徊を終えた。
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11/4 17:49
最後は登山道から車道を歩き、18時過ぎに車へ到着。互いにグータッチし、大満足で今回の沢旅ならぬ沢徘徊を終えた。
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