塩見岳 島倉↑↓
- GPS
- 10:30
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,296m
- 下り
- 2,279m
コースタイム
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 10:30
天候 | 晴れも稜線から上は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三伏峠から塩見小屋までは泥濘の箇所多い。塩見小屋から山頂までは、多くの部分で凍結しており、下りはチェーンスパイクを使用。 |
写真
感想
寒くなってきたので、今年最後の三千メートル峰と思い、塩見岳に行ってきました。
東京から4時間、長い鳥倉林道を詰めて3時ごろ第一駐車場へ到着。土曜日でしたが、三伏峠・塩見の両山小屋の営業が終了したためか車は半分程度の埋まり具合でした。車外に出ると少し寒かったですが、星がキレイに瞬いていました。真っ暗闇の中、3時50分にヘッドランプをつけて出発。途中、クマベルを忘れたことに気づき不安になりながらも、星を見ながら30分で登山口に到着。
三伏峠までの距離標識の3/10まではそれなりの急登。4/10以降は傾斜が緩みますが、木製の凍りついた桟道が滑るため何回か怖い思いをしました。
登り始めて2時間、三伏山で初めて塩見岳が姿を現す。深田久弥のいう「漆黒の鉄兜」を、ようやく拝むことができました。
三伏山を過ぎ、本谷山~権右衛門山までは再び緩やかなアップダウンが続きましたが、権右衛門山のピークを捲いて、塩見小屋を過ぎるとこれまでの緩い樹林帯から一変し、岩稜帯の急登となりました。稜線上の強風、いくつもの偽ピークなどに体力を削られましたが、塩見岳西峰へ着くと、東峰の後ろに雪を冠した富士山が雲海の上に凛としてそびえ立っていました。あまりの美しさに一瞬、息を飲みました。
北には白峰三山や甲斐駒と仙丈、南には雪を被った荒川三山や聖といった南ア南部の峰々。そして眼下はまさに紅葉真っ盛り。存分に秋の南アを堪能しました。
下りは、本谷山、三伏山への登り返しが地味にキツかったですが、それよりも食べたものがいけなかったのか腹の調子が悪くなってきたのがしんどかったです。
登山口に近づくにつれて紅葉の度合いが増していき、太陽の光を透過した紅葉した葉がステンドグラスのような美しさでした。登山口〜駐車場までの林道では、山頂から見えた紅葉真っ盛りの木々を近くで堪能できました。
帰りの運転は、睡眠不足で睡魔との戦いがいつも以上に大変でした・・
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