瑞牆山は周回が楽しい (カンマンボロンー瑞牆山ー大日岩ー鷹見岩のバリ周回)
- GPS
- 07:19
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,675m
- 下り
- 1,673m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:04
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場では氷点下2°! 雨天後の朝は路面が凍結しそう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・カンマンボロンをバリ経由するルートはテープやケルンが豊富で迷うことはないと思う。踏み跡も想像していたより明瞭。 ・東尾根もテープが沢山ありバリとしては上等、しかし倒木やシャクナゲに頭をぶつけること数回、ヘルメットは必須。 ・小川山のルートもややか細いが問題なし ・大日岩付近は一本のサブルートが私を惑わせました。 大日岩から富士見平、その他のルートは問題なし(だが道標がかなり草臥れているものあり) |
写真
感想
・絶好の登山日和が予想されるこの日、今で行こうとして何度も延期した瑞牆山へ。折角行くのだからバリで周回を計画した。好天の休日、混雑は予想していましたが。。。
・とは言うものの前日コロナワクチン打ったので一寸心配でしたが、当日は全く影響なしでした。
・目覚まし午前5時に設定し、自己覚醒したのは04:58、この「特技」には自分でも感服。起床後高速飛ばして信州峠越でみずがき山自然公園へと向かう。
・7時半過ぎに到着して駐車場は8割方埋まっていました。しかしガンガン車が上ってきてたちまち満車気味になりました。外出たら寒い。氷点下でした。
・いままでカンマンボロンをついついカマンベールと言ってしまいがちでした。覚えづらいので「干満母論」と訳の分からない当て字で覚えました。
・カンマンボロン経由のバリ登山道はテープやケルン、ペイント類が豊富で踏跡もかなり明瞭。登山者もそこそこいるようでした。考えてみれば瑞牆山への最短のルートかもしれません。また危険個所はほとんど無いようです。緩いトラバース→急登→カンマンボロン→緩いトラバース→急登→緩いトラバース→急登→本線に合流
・ルートが明瞭なのでカンマンボロンへは容易に到着、直前のメタボ検定が思っていたより狭く、ザックが引っ掛かるため、手間にデポしました。カンマンボロンは上(今でも墜ちたきそうな岩)見たり、下見たり背景の展望見たりで視点の移動が激しい為、頭位めまいを起しそうです。
・カンマンボロンから先はシャクナゲの森はルートがやや不明瞭ですが、ロープの岩場の急登、富士見の鞍部、ガレ場の急登、大ヤスリ岩下の展望等変化が富んでいて楽しめる。大ヤスリ岩下はルートが???と思われますが、右手を辿ればたちまち富士見平ルートと合流、ロープで入り込めないようになっています。
・富士見平ルートは想像していた通り、渋滞が続き、上り下りで譲り合っての通過、時間がかかります。登山口からこんな感じだったのでしょうか?
・瑞牆山山頂は案の定、人だらけですが山頂は広いのでぎゅうぎゅう感はない。また大展望であり、ちょっとカロリー補給。窪みの水は凍っていました。こわっー、30年ぶりや、缶ビール開けるプチッという音、様々な歓声、いろいろか音が聞こえてきます。
・20分ほどで瑞牆山山頂を後にして今度は東尾根のバリルートへ。入口を探し、人がいなくなってから突入。(変な目で見られないため、そっちは違うよ!と声掛けされないため)東尾根は岩尾根の北側を巻くように、テープと薄い踏み跡が続く。いろいろな奇岩や北八ケ岳の様に苔むしたルートを楽しむ。基本的に尾根を進めば良い。東尾根であった人はゼロ。熊臭くないし危険箇所もほとんどないが、一寸降りるのに苦労した場所が2ヶ所程度でした。倒木やシャクナゲの枝に頭を数回ぶつけました。ヘルメット被っていて良かったです。ルート上展望はありませんでした。
・小川山へルートに出て八丁平へと下るが、今まで歩いてきた東尾根とあまり変わらないのには驚き。ほとんど西上州と同様です。進み始めて直ぐの右手に踏み跡あるので稜線の岩に出てみると良い展望がありました。ここで一寸休憩。
・八丁平への下りではじめて登山者とすれ違う。大日岩への登りも踏み跡はまあまあ細めで、岩の間を飛び越えたりとなかなか楽しい登り。大日岩の手前の岩峰迄行くと、岩を巻くように左手に踏み跡?あるが、枯れ木で通せんぼしてある。右下のガレ斜面へとロープがあるので下ります。
・山と高原の地図では「北側注意」と書かれているので、大日岩の北側を辿るのかと思ったが、実際は西側を巻く。そして大日岩直前で分岐があり「大日小屋」と「小川山登山道 大日岩」の表示あり、私はすっかりここが地図上の大日岩の分岐ポイントと誤認したのでした。
・大日岩は岩斜面に白いペイントが記され、靴底をしっかりと密着させて進む。雨天や凍結積雪時はかなり危険でしょう。
・大日岩で休憩、登れるのか? と探索するも登れそうだが降りる時が大変危険なので止めることとした。若い人が登っていたが無事降りられたのか???
・大日岩から引き返し、先ほどの分岐を下るが、踏み跡薄く、シャクナゲの藪、テープもないのでかなり不安になる。富士見平ー金峰山のメインの実線ルートがこの有り様か?と思いつつ、しっかりした正規の踏み跡に出ると、自分が誤認していたことに気付く。いったい降りてきたルートは何だったのか? 大日岩が凍結時に小川山への巻ルートだったのか? と勝手に想像。兎に角、ルートに復帰したことは幸い。
・大日小屋へは下りは縦八丁というが、下りが続く。
・鷹見岩へと寄り道、一寸疲れていたのでパスしようかと思っていたが、寄り道したら大展望に感激、富士もしっかりと見えました。岩で若いお姉さんと一寸会話。
・富士見平小屋までは単調な下り、徐々に樹林が針葉樹林から広葉樹林にかわり紅葉が目を楽しませてくれる。富士見平小屋で山バッチを購入。湧水飲んで直ぐに出立。
・みずがき山公園までは紅葉が見ごろで最後の尾根下りを辿り駐車場へ。朝とは周囲の風景が一変していました。
・帰りに「湯沼鉱泉」に怖いもの見たさで入浴によってみたが、何度も呼んだが返事無し。3匹の猫が店番していたが、聞いてみてもふにゃーーー。外では川上犬らしい犬が歓迎のワンワン。女性は絶対に無理、男性でも9割の人が遠慮しそうな。。。
天然水晶がとれる場所らしいです。
・絶好の登山日和の秋、瑞牆山を無事周回できて有意義な一日でした。(が、大日岩での誤認は一寸悔しい。)湯沼鉱泉、もう行く機会がないだろうな。。。
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