今月二回目の日光〜日光連山(赤薙山〜大真名子山)
- GPS
- 14:55
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,875m
- 下り
- 2,420m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:38
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤薙山以降危ないとは言えないものの全体に痩せているので注意です。帝釈山の下りは長い!小真名子山の登りはガレ場のあと鎖場があり要注意、大真名子山の登りで登山道が一部崩壊箇所ありです。 |
写真
感想
男体山を登ってから10日。日光駅から見た女峰山に登りたくて、天気予報を信じて週明け早朝の電車で向かう。日光線に乗り換えたところから快晴!日光駅から前回と同様にくっきりと見える。「登るぞ」と気持ちが溢れる。霧降高原行きバスに乗って登山口へ。バス待ちの間に準備運動済みで、即歩き始める。のっけからの1500段近くの階段もいいペースでこなせる。登るにつれて関東平野が眼下に開けて、遠くに筑波山が見えている。まず赤薙山への登りが
始まると熊笹を従えた登路が美しい!周りは紅葉で引き立てられている!小屋泊の荷物が少々重いがまずまず歩けている。何とか最初のピーク赤薙山に着くと富士山が見えていると…点のような富士山に感動。教えていただいた方から女峰山は日光で一番キツいとか志津の熊出没情報をいただく。赤薙神社にお詣りをした後の奥宮への登りがなかなかのアルバイト!キツい…それでも女峰山は近づかない…小さなアップダウンを繰り返してまたまた疲れた頃、一里ヶ曽根という独標で登ってきた山を振り返り元気になる。もう一踏ん張りと頑張るも、頂稜手前は結構緊張させられて何とか登りきって女峰山に。午後も遅いので雲が湧いているが360度遮るものがない!明朝を楽しみにして、避難小屋へ。激下りとガレ場を慎重に下ってやっとこ唐沢小屋に。先客が薪を焚いていていい香り!水場まで往復20分とのことなので取り敢えず水場へ。何とか明るいうちに補給。小屋で夕食をとっていて気がついたが、先客の方々は直足袋…えっ?沢屋さんと思っていたら修験道の方々とのこと!凄さを翌日目の当たりにすることになった。4時に起床、珈琲でシャキッとさせて5時過ぎにヘッドランプでスタート。女峰山への登り返しに喘いでいると男体山がモルゲンに染まり、前女峰山から日の出!登る脚に力が入る。女峰山からの眺めは正に絶品の大展望!ぐっと冷え込んだ冷気の中、大真名子山他今日の山々を従えて360度の展望を独り占め!遠く新潟の山々は雪を纏って輝いて見える。最高!!足下は霜柱で滑りやすくなっているので、慎重に前進する。早朝の稜線漫歩を満喫しながら帝釈山へ。少しずつ新潟の山々が近づく。ここから激下りと登り返しの連続なので、先を急ぐ。結構深い森の下りに所々で熊の糞…要注意で声をだしながら下る。鞍部に下ってホッとして振り返って見ると、帝釈山の大きい山体が素晴らしい。小真名子山への登り返しはガレ場に急登とかなり気が抜けない!ガレ場を抜けたところで法螺貝の音が響く!思わず「ヤッホー」と叫びかえしてしまう…難場を過ぎて小真名子山に到着するも疲れが出てきて、行動食(小豆煮)を補給、時間がかかっている…。すぐに大真名子山へ。250mの下りと登り返し…登り返しは何とか頑張れたものの、稜線に出てから山頂が遠い。一部登山道が崩壊しているところもあり、要注意して進む。ようやく大真名子山に着いたのが11:30。唐沢小屋を出て6時間経過している!少しゆっくりして男体山への登りは諦めて志津林道を下ることに決める。それでも「千鳥返し」と言われる難場がすぐにあり緊張しつつ下る。さらに樹林帯越しに男体山を見ながらぐんぐん下る。背丈程の熊笹に入ると程なく林道に飛びだした…ホッとしている間に修験道の方々に追いつかれる!早い!!伺うと明日は太郎山へ登り、最後に男体山に登拝するとのこと。護摩行のお話しをうかがった上に御札までいただき恐縮して失礼する。日光の山々の凄さをいろんな面で体験させて貰い、貴重な山行となったことを感謝して満員のバスで日光駅に下った。
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