大朝日岳

2023年10月24日(火) [日帰り]

• GPS: 11:30
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,565m
• 下り: 1,564m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:13
• 休憩: 2:00
• 合計: 11:13

距離 16.9km 登り 1,565m 下り 1,566m

5:13 大江町朝日連峰古寺案内センター
5:17 5:19 古寺鉱泉跡
5:50 5:51 合体の樹
6:34 6:35 一服清水
6:39 6:45 ハナヌキ峰分岐
7:14 7:20 三沢清水
7:42 7:50 古寺山
8:13 8:19 小朝日岳巻道分岐（北側）
8:41 小朝日岳巻道分岐（南側）
9:47 9:48 銀玉水
10:37 大朝日岳山頂避難小屋
10:55 11:11 大朝日岳
11:28 12:07 大朝日岳山頂避難小屋
12:31 12:37 銀玉水
13:22 13:23 小朝日岳巻道分岐（南側）
13:43 13:50 小朝日岳巻道分岐（北側）
14:09 14:15 古寺山
14:31 三沢清水
14:56 ハナヌキ峰分岐
15:01 一服清水
15:41 合体の樹
16:07 16:19 古寺鉱泉跡
16:22 16:24 大江町朝日連峰古寺案内センター
16:26 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自家用車にて東北中央道を北上し、大井沢温泉の民宿に前泊。ピストン計画のため早朝登山開始が必要で登山当日4:30に宿を出発して5:00前に古寺登山口駐車場に到着して登山開始

コース状況／危険箇所等

2日前の21日に今年の初冠雪があった事を現地入りしてから確認し情報不足で現地の宿や温泉地で情報収集すると50cmもの積雪で小屋の管理人が降りる時に腰まで雪に埋まったとか、例年なら3回目の降雪くらいで白くなる山頂が1回目で白くなってびっくりしたとか良くない情報ばかり。ビビっていても始まらないので取り敢えず途中撤退を覚悟しながら先ずは古寺山まで登って稜線を確認する事になった。
しかし元々長い行程のピストン計画なので帰路が日没に掛からないかとても気になって途中撤退の条件なども整理しておいた上に予定を30分前倒しで登山開始する事にした。

結果は、古寺山から見た稜線は雪は被っているけど撤退する程では無い！の結論でGOする事としたがやはり小朝日岳巻道から先は積雪との格闘で大幅に行動時間が増大する事となった。特に銀玉水から頂上にかけては脚が腿まで踏み込んで立ち往生する事も何度もあり持ってきたストックは耐えきれず折れ曲がり直そうとすれば破損してしまう羽目になる苦行の山行となった。

コースは全般的に良く整備されています。
基本的に歩き易い登山道で勝手な登山道評価はA

あえて区分すると
1)古寺登山口から分岐
2)分岐から小朝日岳分岐
3)小朝日岳分岐から銀玉水
4)銀玉水から大朝日岳山頂

その他周辺情報

古寺登山口駐車場には案内所の施設がある。
ここは宿泊も可能だそうだからこの日はもう顧客無しとの事でした。トイレも登山バッチもここで対応可能です。
登山バッチは1000円(高！)
駐車場料金も1日1000円

飲食店は周辺には無し
宿泊は大井沢温泉まで無し
温泉は大井沢温泉の共同温泉源泉掛け流し350円
宿に宿泊すれば300円の割引券くれます
コンビニはずーっと離れた場所まで無いので月山ICから降りると食料や飲料調達に難儀します

写真

10/24 5:02

5:00登山開始
未だ真っ暗
星が綺麗でした

10/24 5:44

登り始めて最初のモニュメント
合体の木

10/24 5:52

明るくなってきたら木々の紅葉もう少し

10/24 5:55

下の方は黄色が主流

10/24 5:58

御来光

10/24 6:28

段々紅い景色が増えてくる

10/24 6:33

紅葉

10/24 6:39

ハナヌキ峰分岐
ここは高原地図に乗っているポイント
CTはここまでで2:15だけど実測で1:40なので大分早い

10/24 6:59

木々の隙間から周辺の山が見え始めた

10/24 7:27

月山を遠望する
途中の森が紅葉していて雪と紅葉のコラボ

10/24 7:31

空も雲が高くて安定している

10/24 7:33

月山は本当にランドマーク
何処から見てもそれと分かる

10/24 7:39

古寺山山頂到着（標高1501m）
ここでどの位雪が残っているのかが今回のGO/STOP判断分岐だったので慎重に観察するが何とかなりそうな残雪量で少しホッとする

10/24 7:40

古寺山からは朝日連峰がパノラマ状態で見れる
雪をかぶって素晴らしい景色
今週登った人が最初の観察者になるのだろう
左から小朝日岳、大朝日岳、西朝日岳

10/24 7:47

あんまり綺麗なのでバックに写真を

10/24 8:02

雲海の下は山形盆地

10/24 8:03

少し前進して振り返ると古寺山の後ろに月山が見えるの図

10/24 8:11

月山から山形盆地とその手前の紅葉の図

10/24 8:12

目の前に小朝日岳が迫ってくる
結構な斜度に見える
今回はスピード優先で巻道選択

10/24 8:13

小朝日岳山頂と巻道の分岐
右に進むと巻道
だけどここが結構な残雪量だった

10/24 8:15

10/24 8:28

巻道は北側斜面なので好天でも影になって融雪していない
何回か深く踏み抜いた

10/24 8:29

月山が応援してくれている

10/24 8:30

朝日連峰が連綿として美しい

10/24 8:41

巻道と山頂ルートの合流ポイント

10/24 8:46

この合流ポイントが今回の中の一番の高度感のある場所

10/24 8:46

美しいけどそれ程恐怖感は湧かない

10/24 8:47

小朝日岳を合流点から少し進んで振り返った図
この角度で見ると結構急峻

10/24 8:56

小朝日岳も結構カッコイイ山だね

10/24 9:02

目指すはこっち
大朝日岳

10/24 9:21

大朝日岳の山頂右肩に避難小屋が見える

10/24 9:42

銀玉水のポイント
ここは水として高原地図にも案内があるが
少し降りた場所に行っても降雪で埋もれていて水の確保は不可能だった

10/24 9:45

銀玉水からの大朝日岳への登り
この辺りから残雪が多くなる

10/24 9:47

こんな感じ
吹き溜まりの登山道は50�儖幣紊了沈磴覇Г濘，�と腰近くまで埋まって暫く動けない

10/24 10:05

ここを登り始めると小朝日岳が本当に小朝日な感じになる

10/24 10:08

写真では伝わらない紅葉の森と遠望

10/24 10:08

10/24 10:12

10/24 10:12

10/24 10:16

岩越しの大朝日岳

10/24 10:21

西朝日岳方面は緩やかに連なっていて歩き易そう

10/24 10:32

大朝日岳山頂避難小屋が迫ってきた

10/24 10:32

山頂避難小屋の側のモニュメント

10/24 10:33

大朝日岳山頂避難小屋の中

10/24 10:35

避難小屋から見た月山

10/24 10:37

避難小屋から見た朝日連峰
以東岳方面

10/24 10:40

避難小屋を後にして山頂を目指す

10/24 10:48

登山道は吹き溜まりなので残雪がたんまり

10/24 10:48

10/24 10:54

大朝日岳山頂が見えて来た

10/24 10:55

大朝日岳山頂三角点タッチ

10/24 10:55

大朝日岳山頂道標
標高1870m

10/24 10:57

山頂からは360度展望

10/24 10:57

山頂からは360度展望

10/24 10:57

山頂からは360度展望
月山方面

10/24 10:57

山頂からは360度展望
山形盆地方面
もう雲海が晴れている

10/24 10:58

天気が持ってくれて良かった

10/24 11:00

大朝日岳山頂記念写真

10/24 11:12

下山開始
月山方面

10/24 12:10

10/24 12:11

以東岳方面

10/24 12:18

大朝日岳を振り返って

10/24 12:18

岩場からの大朝日岳

10/24 12:29

小朝日岳に戻るルート
残雪を踏んで進む
下りの方が少し楽

10/24 12:32

小朝日岳山頂ルートと巻道ルートの分岐

10/24 12:47

大朝日岳を見上げて

10/24 12:47

どっしりしていた格好良い山
大朝日岳

10/24 13:01

小朝日岳の左手に月山遠望

10/24 13:04

鳥原山方面は紅葉がより綺麗

10/24 13:04

小朝日岳と紅葉

10/24 13:34

10/24 13:48

鳥原山手前の紅葉

10/24 14:09

小朝日岳、大朝日岳、西朝日岳

10/24 14:20

月山方面

10/24 14:57

紅葉が近くなってきている

10/24 14:57

紅葉が近くなってきている

10/24 15:29

黄色

10/24 15:42

合体の木

10/24 15:48

紅い木

10/24 16:09

朝陽館跡

10/24 16:10

朝は日の出前の暗い中通った橋

10/24 16:10

渓流

10/24 16:22

ゴール見えて来た

10/24 16:23

ゴール地点
古寺案内センター
朝は未だ開いていませんでしたがこの時間帯は開いていたのでバッチを購入

10/24 16:25

宿泊も出来るそうですがもう時期は終わっていてお客様はいないとの事でした

撮影機器：

iPhone 14 Pro Apple

感想

Shinta

今年(2023年)6月に登山計画するも直前の豪雨により中止とした大朝日岳に年内再挑戦でなんとか登頂する事が出来ました。他のパートに書きましたが僅か2日前に降った雪の影響で一時は再断念か？とこの山の難しさを嘆いていた所でしたが運良く大きな移動性高気圧は晴天をもたらし降雪を緩めてくれていました。
登ってみて初めて分かるこの山のダイナミズム、降雪のお陰でより美しさを増して素晴らしい山風景を堪能する事が出来ました。朝日連峰はまた機会を設けてじっくり楽しむべき大きな美しい山体でした。しかも今回は紅葉と積雪のコラボ(^^)考えてみれば困難と思ったこの山行はあり得ないくらい素晴らしい山行だったと言うことかも知れません


大朝日岳　標高1870m(1871m)
日本百名山87座目
素晴らしい山体と素晴らしい経験でした。ありがとうございました♪