登るなら今だ 大笠山 三百名山299/301座目
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- GPS
- 07:42
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,711m
- 下り
- 1,713m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:38
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
それ以降等冬季閉鎖となる 登山口前は関係者以外駐車禁止となっている 登山口手前の幅員の広い場所に駐車 巨大駐車場も登山口から数分のところにある |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道全体を通じて 登り始めて即、ハシゴ場・クサリ場の危険個所が連続する スリップしやすいヤセ尾根などもある 技術・体力度を含め大笠山は初心者向けの山域ではない その分、登頂時には大きな満足感がある フカバラノ尾根登山口〜前笈ヶ岳 登山口から歩き始めてすぐに大畠谷橋(吊り橋) 大畠谷橋を渡ると余地なく即ハシゴ場で崖のように聳え立つフカバラノ尾根末端に取りつく 連続ハシゴ場とクサリ場の急激登でフカバラノ尾根を登る ストックは登山開始時からヤセ尾根まで ザックに収納しておいた方が良いだろう 連続クサリ場を抜けるとホンの小さな小ピークを越え両サイドが崖のヤセ尾根を歩く 両サイド下部に樹林が生い茂っておりパッと見は高度感は無く下山時は登山口の桂湖が目の前に見えて気が緩みやすい地点なので要注意 ヤセ尾根は徐々に落ち着きブナ林の急登となる 標高1200mで急登は少し落ち着き1336m小ピークへ 1336m小ピークを過ぎると小さな泥濘があるが木の板などがあり、慎重に歩けばまぁまぁ靴を汚さずに歩ける 数か所の泥濘地帯を抜け樹林帯の急勾配を登りきり、笹と樹林に覆われた登山道本線脇の小道へ数メートル入ると前笈ヶ岳山頂 前笈ヶ岳山頂への分岐はピンクテープに注意しないとそのまま通過してしまうので要注意 前笈ヶ岳〜避難小屋跡 小ピークのアップダウンを繰り返しながら徐々に勾配を上げる 徐々に樹林が薄くなり、尾根の一段下を右へ左へとトラバースするように進む場所が多い 登山道本線にかなり深い泥濘地帯もあるが、シケイン状に新道が開削され旧道部分はロープで封鎖(されたハズ) アカモノの頂手前のロープ場の急坂もあるが、登山口付近の急登をすで登ってきた者としては大したことは無いだろう アカモノの頂からの眺望は特に素晴らしい 紅葉美しい樹林と共に右手に奈良岳、左手に笈ヶ岳、ときおり正面に大笠山山頂が見えてくる 笈ヶ岳がデカい…さすが二百名山 登山道正面に大笠山がどぉ〜んと姿を現すと避難小屋跡 避難小屋跡には小屋土台がテラス状に残っており、且つここが水場への分岐点になっておりとても良いテント場 避難小屋跡〜大笠山 真正面に聳え立つ大笠山へ向けて最後の急登 根曲がり竹の鬱蒼とした笹藪の中を進むが(僕が登った直後に)奇麗に刈払いされており、藪漕ぎはない 笹藪の急登を登りきると奈良岳へ続く稜線の縦走路に踊りでる ここを左折し笹藪の中を歩くとすぐに大笠山避難小屋 大笠山避難小屋を過ぎる程なく大笠山山頂に到着 |
写真
この手のクサリ場は事故があった場所に設置されるクサリ場だと思う
下山時は特に気が緩みやすい場所なのでストックを収納してクサリをしっかり持って通行することをお勧めする
感想
日本三百名山登山
両白山地の大笠山・三方岩岳・大門山の三座を残すのみ
この三座を一泊二日で登るべく大笠山登山口のある桂湖へ行ってきました
未明に桂湖へ到着、仮眠
6時30分、登山開始
登山口では30分先行して登山道整備作業員4名が山へ入って行った
登山口からすぐの大畠谷橋を渡ると即急登
吊り橋のアンカレッジがハシゴ場上部にあるほど、吊り橋を渡ると即尾根の崖登りに取り掛かる
ハシゴとクサリ場を駆使して一気に標高を上げる
急登を登りつつヤセ尾根を歩いたり噂には聞いていたが最初から予想以上に険しかった
前笈ヶ岳山頂で登山道整備の方々に追いつく
今から大笠山山頂へ向けて登山道刈払いを行うとのコト
共通の話題で前笈ヶ岳山頂で色々と会話が弾んだ
前笈ヶ岳からは作業員の方々よりも先行したが、深い泥濘で難儀していたら、作業員の方が追いついて、
登山道脇に新道(迂回路)を開削したのこちらを歩いて欲しい
と迂回路を案内してくれた
作業員下山時にはこの泥濘地帯をロープで閉鎖するとのコト
幸いにして僕は靴を汚すコトなく通過
アカモノの頂付近で森林限界を越え、眺望がすこぶる良くなる
笈ヶ岳の眺望が特にカッコいい
避難小屋跡分岐から藪漕ぎが始まる
あと2時間もすれば藪は刈払いされると判ってはいるが、大笠山下山後に三方岩岳へ行かねばならず整備を待ってる余裕はない
がんばって藪漕ぎをして大笠山山頂へ到着
下山時、作業員と方々とすれ違う
藪漕ぎの核心部は既に刈払いが終わっていた
登山道整備により山頂部分の藪漕ぎも無くなり、泥濘地帯も迂回路が出きた大笠山
オロロは居ないし紅葉最盛期で美しい
登るのなら今です!
さらに下ると本日僕以外唯一の登山者Aさんとすれ違う
翌日、僕と同じ大門山へ登るとのコト
因みにAさんから翌日話を聞くと、例の泥濘地帯をそのまま突破!足のくるぶしまでドロドロになったそうだ…
快晴の今日は、登山時は朝露にぬれて滑りやすかった登山口付近の危険な区間も乾き、サクッと下山
下山後、本日二座目の三方岩岳へ移動した
三方岩岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6101761.html
本日の登山道整備により登山道の刈払いが行われ、山頂付近の悪名高き藪漕ぎが無くなり、田植えのような泥濘地帯も迂回路が出きた大笠山
オロロは居ないし紅葉最盛期が美しい
大笠山に登るのなら今がチャンスです!
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