段ｹ峰〜杉山ツアー（宍粟50名山��16.17）兵庫県宍粟市

2010年04月14日(水) [日帰り]

• GPS: 03:10
• 距離: 5.9km
• 登り: 291m
• 下り: 429m

コースタイム

10:40千町峠⇒11:35段ケ峰⇒12:05杉山12:40⇒13:25岩塊流⇒13:50林道出合
■歩行距離　6.1Km・所要時間　3時間10分・総上昇量　368m

天候

曇り時々晴れ

コース状況／危険箇所等

【索引】
・宍粟50名山の段ケ峰「だんがみね」・杉山「すぎやま」を、ガイドして歩く。
【アクセス】
・中国自動車道の山崎ICで降り、R29を北上し、安積橋から県道6号線で草木峠を越え、上千町から森林基幹道で千町峠を目指す。
【コース状況】
10:40〖千町峠登山口〗
　千町峠の「悠々山荘」横の登山口標識から入山。
　いきなり檜林の尾根があり、急な登りを頑張る。
　やがて、展望の良い緩やかな尾根となる。
11:35〖段ケ峰〗
　あっけなく、段ケ峰山頂に全員が到着し、記念の写真を撮る。
　段ケ峰の二等三角点峰は、さらに50mほど北にあるので、立ち寄る。
　少し晴れてきた展望を楽しみ、山上庭園を巡りながら、杉山へ向かう。
　膝下の笹原に、細く続く道を辿り、疎林を抜けると、小高い丸いピークが現れる。
12:05〖杉山〗
　笹を分けて登ると、杉山の山名標柱に達する。
　北の氷ノ山山頂部は、雲に隠れて見えない。
　展望も良く、広い笹原に散らばって、楽しみにしていた昼食にする。
12:40〖杉山分岐〗
　分岐に戻って道標に従い、笠杉山方面へ向かう。
13:10〖施設分岐〗
　分岐の道標から総合作業施設方面へ、荒れた山腹を下る。
13:25〖くじら石〗
　岩塊流の説明板に着くと、上部50mほどに奇岩「くじら石」がある。
13:30〖下山口〗
　ようやく「杉山・段ケ峰」の二本の登山口標識のある林道に出た。
　工事中の林道を下り、迎えのバスが待つ駐車地へ急ぐ。
13:50〖終了〗
　全員無事に、迎えのバスに乗り込み、一宮温泉「まほろばの湯」に向かう。

【トイレ・自販機・水場】
・山域周辺には、ありません。
【歴史遺産】
・若一神社
・大ミズナラの木
・家原遺跡
・御形神社
【地元トピックス】
・千町周辺の道路は、現在、水害復旧工事を施工中で、通行規制に注意。
【近隣観光施設】
・家原遺跡公園・歴史資料館
・御形神社「ショウフクジ桜」
【温泉】
・一宮温泉「まほろばの湯」

写真

山行詳細図(クリック毎に拡大)

4/16 12:10

千町峠に着いて、出発の準備。

4/16 12:10

千町峠の「段ケ峰登山口」から入山

4/14 10:51

檜の尾根を登る。

4/16 12:11

尾根に乗ると展望が開ける。

4/16 12:12

段ケ峰山頂

4/16 12:12

杉山へ向かう。

4/16 12:12

分岐から杉山をピストンします。

4/14 12:40

丸いピークの杉山

4/16 12:31

杉山の山頂

4/16 12:30

段ケ峰が対峙する

4/16 12:30

南西には、千町ケ峰が対峙する

4/14 13:03

分岐から岩塊流へ向かう

4/14 13:03

すぐ大岩に出合う

4/14 13:10

山腹を下る

4/14 13:26

岩塊流の説明板

4/14 13:21

岩塊流帯を代表する、長さ7mの「くじら石」：推定40t

4/14 13:31

下山口から林道に、降りる。

4/14 13:36

昨夜来の雨で、小滝も復活

4/14 13:42

迎えのバスが待つ駐車地へ、林道を下る。

撮影機器：

COOLPIX P6000 NIKON

DMC-FX07 Panasonic

感想

yamaya

【杉山】
・杉山への入山者が増えて、踏み跡が明確になり、迷うことなく歩けます。
【植生】
・鹿の食害で、笹が衰退し、鹿が好まない「アセビ」が繁茂して、植生が急激に変化しています。今日も、参加者の多くが、山腹の鹿を目撃しました。
【周氷河地形】
・この山域は、比較的平坦な周氷河地形で、展望の良い尾根歩きが、満喫できます。
・山腹の岩塊流は、この周氷河作用で形成されたそうです。
・「くじら石」は、溶結凝灰岩で、一辺1.5m以上・長さ７ｍほどの四角い柱状です。
【登山ツアー】
・宍粟50名山登山ツアー（第4回）
　主催者：地元地方新聞旅行社
　参加者：登山客27名・ツーリストガイド1名・山岳ガイド3名