湯来岩ヶ谷山 水内川支流 岩ヶ谷
- GPS
- 06:05
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 646m
- 下り
- 629m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩ヶ谷沿いには踏み跡が残るが、倒木などで分かりにくい部分がある。岩ヶ谷左俣を詰めた鞍部には南北方向には、明瞭な国有林の標識路が続いていて、南に辿ると中源峠から鉾ノ峠を結ぶ登山道につきあたる。623mの岩ヶ谷山までは、多少悪くなるが登山道を辿れる。岩ヶ谷山から岩ヶ谷右俣へは藪はないが岩交じりの急な尾根を下る。途中から左岸沿いに踏み跡が現れる。踏み跡は、二俣からは左岸沿いに降り、途中のゴルジュ手前から概ね右岸に沿って降りているが、谷に降りて下る部分もある。 |
その他周辺情報 | 湯の山温泉。クアハウス湯の山。 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
ロープ
ヘルメット
カラビナ
スリング
エイト環
渓流シューズ
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感想
笹ヶ丸山の麓、安佐町の高山からは、湯来町松原を結ぶ中源峠と、湯来町津伏を結ぶ鉾ノ峠を越える二つの古道があった。その二つの峠を結ぶ稜線上の623mピークは、地形図には名前がないが、湯来町誌には岩ヶ谷山の記載がある。また、岩ヶ谷山の北方の571mピーク周辺は、芸藩通志の佐伯郡下村の図*では(建)ク々リキ谷山となっている。(建は広島藩直轄の御建山を示す)。この二つのピークの間の水を集めて水内川の右岸、矢流に流下するのが、岩ヶ谷である。地形図には名前はないが、芸藩通志では岩屋谷とあり、また近畿中国森林管理局の施業実施計画図**太田川12-3では、岩谷となっている。ここでは、岩ヶ谷山から流下するので岩ヶ谷としておく。岩ヶ谷川は、流程も短い小渓流にすぎないが、名前に惹かれて遡行してみた。水量は少ないが、谷の出合いから花崗岩の岩盤が発達し、渓相は良い。大きな滝は無かったが、いくつか見ごたえあるゴルジュもあり、面白かった。基本的には植林の山だが、渓畔林もあるので雰囲気も良い。地形図では左俣沿いに道があり、ククリキ谷山の南方稜線の鞍部を越えて鉾ノ峠から北へ延びる道に接続しているが、鞍部までは一部悪いものの何とか辿ることができる状態である。鞍部から東へ下る道は消滅しているように見えた。ククリキ谷山は国有林**のため、境界となる南北方向には管理道があり、それを辿って岩ヶ谷山に登頂し、岩ヶ谷右俣を下り、二俣からは道跡を辿って矢流に降りた。湯来に伝わる話では、矢流は水内川平家城における源平の戦の矢が流れついた場所という。
*https://livedoor.blogimg.jp/tombosou/imgs/f/0/f0c62ef9.jpg
**https://www.rinya.maff.go.jp/kinki/keikaku/shinrin_keikaku/system_summary/hirosima/zumen_110ohtagawa.html
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