伊予ヶ岳・富山(国保病院から道の駅富楽里とみやま)
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- GPS
- 05:34
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 949m
- 下り
- 980m
コースタイム
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 5:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
昔の友人達と千葉で飲む機会があったのでついでに千葉県の山に登ってくることにしました。9月に鋸山を登ったので、今回はその南側にある伊予ヶ岳と富山を選ぶましだ。
ここは関東ふれあいのみちではないようなのでルートは自由でOK。伊予ヶ岳と富山は近いけど、どちらかの登山口まで車で行ってもう一つの山にも登って戻ってくるには距離があるようです。調べていたら伊予ヶ岳の近くにバス停があり、そのバスが富山の近くの道の駅を通るようです。そこで道の駅に車を駐めてバスに乗り、伊予ヶ岳近くのバス停に移動して登山を開始しました。
伊予ヶ岳の登山口は神社になっていて、伊予ヶ岳の名前の由来が書かれていました。何で伊予なんだろうって思っていましたが、ここを治めていた一族が石鎚山の近くからやってきたからなんですね。
伊予ヶ岳は低山ですが、中腹の東屋から先は急登で長い鎖場(ロープだけど)が続きます。それでもスタートから1時間で山頂に立ててしまうので楽ですね。眺めも素晴らしいです。南峰には二等三角点もあり、そこからグルッと山腹をトラバースして東屋に戻り、分岐を右に行って西側の六地蔵登山口に降りると出発から2時間。短いなぁ。
その後はアスファルト舗装された車道歩きですが、富山の南峰と北峰の間にある八犬士終焉の地の東屋直前まで車道が続きます。ここは東京湾方向の眺めが良く東屋もあるので休憩して行動食を食べてまずは南峰へ向かいます。
まず愛の鐘があります。今の天皇陛下が皇太子の時に雅子さまと一緒に富山に登ったことから、恋人の聖地?になったようです。次に伏姫籠穴への分岐があるのですが、今は登山道崩落のため通行止めのようです。
その先でベンチがあるところから道が降りになるので、あれ?と周りを見ると観音堂への階段がありました。観音堂の庭は草が茂っていて扉が半分なくなっているなど、荒れ果てていました。
観音堂の左奥に進んで少し登ると東屋と電波塔がありました。東屋の壁に南峰の標高が書かれていたので、そこが南峰の山頂のようです。
そこから八犬士終焉の地に戻り、反対側に向かうと金毘羅宮の碑などがあって、突き当たりが木製の展望台のある広場になっています。その広場の入口の右側に北峰の富山山頂があります。ここには三等三角点もあります。木製の展望台は老朽化で一度に登れる人数に制限がありますが、展望は抜群でした。朝は雪で白くなった富士山が見えていたのが雲で隠されてしまったのは残念でしたが。
ここから尾根コースで降るのですが、どこにも尾根コースの表示がありません。あちこち探すと広場の左側から石垣の下に降りる踏み跡があり、尾根コースに入ることができました。市が管理していないので表示がないようです。
その先は蜘蛛の巣が多くアップダウンのある道を降りていきますが、途中で伏姫籠穴への分岐があります。そこから支尾根を降りていくとたくさんの人が歩いた踏み跡が左の沢方向に続いていました。直進した先にも白い柵のようなものが見えていましたが、踏み跡の方向は正しかったのでそちらに降りてみました。結論から言うとそれは誤った踏み跡でした。最終的に沢の一番奥で道がなくなりました。ただ、木々の間から本当の道らしいものが数十m先に見えているようでしたので、涸れ沢を藪漕ぎして何とか伏姫籠穴に辿り着きました。
籠穴は入口は小さいのですが中は大人が立って歩ける高さがあり、八犬伝に出てくる仁義礼智忠信孝悌の珠が置かれていました。ドラゴンボールみたいに八つの珠を集めたら八房に乗った伏姫が出てきて願いを叶えてくれそうだと思ったら、ドラゴンボールは西遊記だけでなく八犬伝の影響も受けているらしいです。
伏姫籠穴から正しいルートで尾根コースに戻ると割とすぐに下山口に到着。そこから15分程度で道の駅まで戻ることができました。
40年前に大学の臨海実習の休憩時間に富山の中腹のどこかの砂利舗装の眺めの良い林道を歩いたことがあったのですが、今日歩いた中にはありませんでした。どこだったのかな?
この後車で群馬に戻ったのですが、東京外環自動車道 三郷南IC〜高谷JCT間で車両火災が発生したため、京葉道路も東関東自動車道も通行止めになり、カーナビにより東関東自動車道を成田方面へ走らされ、筑波経由で圏央道に回らされたため、途中でガス欠で高速を降りて給油するなど、大変な目に遭いました。
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