南北大東島を歩く

2023年10月29日(日) ~ 2023年10月30日(月)

• GPS: 10:36
• 距離: 40.3km
• 登り: 334m
• 下り: 302m

コースタイム

1日目

• 山行: 25:28
• 休憩: 0:00
• 合計: 25:28

11:02 スタート地点
11:40 11:40 ハマユウ荘
12:30 ゴール地点

1日目
11：02 江崎港-11：21 西港-11：52 北大東村役場-12：47 北大東空港-
13：21 沖縄県最東端-14：12 江崎港
2日目
5：04 宿（よしざと）-5：41 亀池港-7：18 よしざと-8：08 西港（乗船券購入）-9：35 星野洞見学-10：21 バリバリ岩-10：41 北港-11：13 南大東漁港-11：52 夕陽の広場-12：30 西港待合所

写真

10/29 6:22

日の出の時刻だが、船首に隠れて直接は見れない。残念！

10/29 6:59

南大東島です。昨日の17時に出港して、以来の陸地です。感激です。

10/29 7:18

岩壁を切り崩して赤茶けた鉄骨らしきものがある辺りに停泊するようだ。

10/29 7:26

間違いない！　クレーンが待機しています。

10/29 7:30

船体は着岸しません。近くに停泊するだけです。
陸側に固定するロープが射出されました。

10/29 7:35

海側の固定は射出されたロープをボートで近づいた作業員が海中の支持台に固定しました。ブイは支持台の目印です。

10/29 7:40

岩壁から少し離れてしっかりと停泊しました。

10/29 7:41

下船客が最初に運ばれます。降りるではなく、まさしく運ばれるのです。ゴンドラと呼ばれていますが、私にはケージです。北海道で玉ねぎやジャガイモ、ニンジンが収容されるやつです。

10/29 7:42

下船客が乗りました。

10/29 7:42

直ぐに吊られます。

10/29 7:42

降下します。

10/29 7:42

着地です。

10/29 7:42

ゴンドラから脱出です。
1分未満の作業です。

10/29 7:44

バイクなど軽量なものが降ろされました。

10/29 7:50

背の高いコンテナが降ろされました。
フック迄手が届かないので専用の鉤手でロープを外します。

10/29 7:51

クレーンには2種類の滑車が付いていて、太いロープ用に切り替えられました。

10/29 7:52

重い荷物を降ろします。

10/29 7:59

四方に緩衝袋がセットされました。
車両の四輪がスムーズに載せられるようにです。

10/29 8:00

車両が吊り上げられました。

10/29 8:03

海底は透き通って見えます。

10/29 8:11

ロープ固定用に活躍した小型船も陸に戻されました。

10/29 8:17

作業の邪魔にならないように、小型船は移動されます。

10/29 8:24

今度は船首側の荷下ろしです。

10/29 8:41

陸揚げされた車両は、予めキーが付いているのでしょう。係員が車両プール場に運ぶようです。

10/29 8:43

運び終えた作業員が戻ってきました。

10/29 9:29

コンテナの荷役作業を見学に来た観光客がいます。
先頭でカメラを持ち見上げている人が案内人です。
後の二人が”お客さん”です。

10/29 9:45

A重油が降ろされました。

10/29 9:55

観光客は乗船客でないが、ゴンドラの体験をするようです。

10/29 10:01

吊るされました。

10/29 10:01

料金がいくらなのか気がかりです。

10/29 10:06

停泊用ロープの解除に向かう小型船です。

10/29 10:07

ロープを外します。

10/29 10:09

他所のロープも外します。

10/29 10:11

解除されたロープが船内に格納されます。
いよいよ南大東島から北大東島へ出港です。
荷物の多寡によって、港での作業時間が大きく変動しそうです。それにしても見事な連携で素早く作業をするさまは実に美しかった。

10/29 10:20

北大東島です。

10/29 10:27

やはり岩壁です。

10/29 10:34

インディゴブルーかな。

10/29 10:50

停泊用のロープを掛けに小型船が出動してきました。

10/29 10:50

手際よいです。

10/29 10:53

こちらも。

10/29 10:55

小型船が戻ってきて、陸揚げされました。

10/29 10:56

こちらでもロープを固定します。

10/29 10:57

こちらのゴンドラは屋根付きに改良されています。

10/29 11:02

ここに私も吊られています。

10/29 11:23

下船したら、すぐに次の切符を購入するのが掟だそうです。購入できる場所と時間は限定されているので大変です。今回は江崎港で下船して、速やかに切符を西港で購入しなければいけません。北大東島で宿泊する人を迎えに来ていた車に便乗させてもらい西港に行き、午後の北大東島から南大東島行を購入しました。HP上の出航時刻は16：00にも拘らず、集合時間は14：20とのこと。乗船場所は下船した江崎港です。とにかく下船した時点から予定通り帰宅できるか不安になること必定です。

10/29 11:24

北大東島でも量水器は空中にあります。本土では地中にあるのに、なぜだろう？ いまだに理解できません。

10/29 11:28

灯台が見えます。近くに行く予定です。

10/29 11:31

ハマユウ荘の方へ行きます。

10/29 11:34

10/29 11:36

時間が読めないのでパス。

10/29 11:37

コロナで休業していたと思います。今は再開しているようです。

10/29 11:41

”うふあがり”島は少し考えればわかります。
”いり”は太陽が入るので”西”
”あがり”は太陽が上がるので”東”
”うふ”は大きいことなので
”うふあがり”は”大東”となります。
紛らわしいのは”にし”が北のことです。
”はえ”は南のことです。

10/29 11:46

我々と一緒に入島した商品の仕分けに従業員は大忙しに作業していました。

10/29 11:47

奥は北大東中学です。

10/29 11:48

観光案内所ですが、乗船時間が気になって、ゆっくり聞いている余裕がありません。

10/29 11:49

北大東村役場

10/29 11:49

駐在所

10/29 11:53

運動公園

10/29 11:56

神明鳥居

10/29 11:56

沖縄らしい苗字が並んでいます。
とりわけ”城”付きが多いです。

10/29 12:04

荷下ろしで多くの”A重油缶”を見かけたが、こちらに運ばれるのかも。A重油は品質が高く軽油に近いです。

10/29 12:06

擁壁も堅い岩がなく多孔石が使われている。

10/29 12:24

山がないのはちょっと物足りない。

10/29 12:43

北大東空港

10/29 12:44

かの若者も同じ航路の旅行者です。島内を自転車で回っています。空港のスタンプの類を蒐集しているそうです。

10/29 13:02

江崎港に向かいますが、その前に沖縄県最東端を目指します。

10/29 13:18

沖縄最東端の碑です。

10/29 13:18

沖縄最東端の碑です。

10/29 13:19

先程の若者は、ここで少し水浴びをしたようです。

10/29 13:34

八丈島を思い出します。

10/29 14:04

この石は台風で浜辺から飛んできて、この堤防にぶつかって止まったそうです。伝説でなく、平成21年のことです。

10/29 14:04

南大東島が見えます。
14：12に乗船場所に到着しました。

10/29 15:16

荷役作業が終わったようです。

10/29 15:17

ロープが外されて間もなく出航されます。

10/29 15:23

荷役作業を終えて、出港したのは15：25頃でした。HP上では16：00出航になっています。
貨物の多寡、荷役時間の長短があるので、現場を見ていると十分に理解できます。
この航路は貨物航路に人間がついでに乗せてもらっているから文句は言えません。

10/29 16:19

私もゴンドラを初体験して南大東島に上陸です。

10/29 16:21

那覇→南大東島→北大東島→南大東島と航海して来たので、ここでの荷役は殆どありません。

10/30 4:53

日の丸山展望台で日の出を見たいので、早い出発です。
当初計画の島内一周は乗船の制約で困難になりました。

10/30 5:34

亀池港

10/30 5:51

真っ暗ですが、標識を見て安心して歩けます。

10/30 6:10

明るくなりました。

10/30 6:11

生憎、雲が低く垂れこめています。

10/30 6:15

有明の月はきれいです。

10/30 6:20

日の出時刻は6：22の予定です。

10/30 6:22

あの建物が忌まわしい。

10/30 7:06

沖縄電力KK

10/30 7:09

大東糖業

10/30 7:13

宿のよしざとです。食事を手短に済ませ、ウオーキングを続けます。

10/30 7:48

シュガートレインの軌道があったとありますが、見つかりませんでした。

10/30 7:48

この道のことなのか？

10/30 8:00

お地蔵さんや神輿などは八丈島出身の人達が持ち込んだ文化です。

10/30 8:01

上陸記念碑

10/30 8:01

記念碑の説明

10/30 8:04

午後に乗る予定の船です。亀池港で夜を明かし、出港予定の西港へ向かう途中と思われます。

10/30 8:05

10：00までに那覇行きの切符をここで購入する決まりなので、島の東部を歩くのは諦めました。

10/30 8:48

星野洞を営業開始を10数分待って、入場です。

10/30 9:01

ここから入っていきます。

10/30 9:01

スロープや階段で地底に向かいます。

10/30 9:03

夥しい石筍やつららに驚きです。

10/30 9:04

空間の広がりや天井の高さに圧倒されます。

10/30 9:05

以下説明不要で写真のみ掲載します。

10/30 9:06

10/30 9:06

10/30 9:06

10/30 9:07

10/30 9:07

10/30 9:07

10/30 9:07

10/30 9:08

10/30 9:08

10/30 9:09

10/30 9:09

10/30 9:10

10/30 9:23

10/30 9:23

10/30 9:25

10番で終わりです。

10/30 9:25

10/30 9:49

10/30 10:09

バリバリ岩は両側に高い岩が迫りなかなかの迫力でした。写真を撮るのを忘れて、前へ前へと進んでいました。

10/30 10:11

洞窟のような岩を奥に進みます・。

10/30 10:14

行き止まりです。ほっとして引き返します。

10/30 10:37

北港です。海がきれいです。

10/30 10:37

正面は北大東島です。

10/30 10:38

南大東漁港への道は通行止めでした。

10/30 10:58

車でぺしゃんこになった蛙を多数見ましたが、身構えたまま死んで間もないのか、まだ車に引かれていません。
人間でいえば、仁王立ちの弁慶のような雰囲気です。

10/30 11:04

南大東漁港です。

10/30 11:10

これは入江ではありません。人力で島をくり抜いてこの形状になっています。後方のプール状の所に漁船を退避できます。スロープもくり抜いてあり陸揚げもできます。素晴らしい建造物だと思います。

10/30 11:11

永久に栄えて欲しいものです。

10/30 11:21

大東ゴルフ倶楽部。やっと遭遇した自販機で飲料を購入しました。

10/30 11:40

これは何だろう。

10/30 11:42

急いだお陰で、ずいぶん時間が余りそうです。
夕陽の広場に寄り道します。

10/30 11:44

なかなか良い散策路だが短かったです。

10/30 12:27

かなりは早く乗船場所に戻りました。だからと言って、どこかに行くところはありません。
ここで時間を過ごすしかありません。

10/30 13:21

冷房のよく効いた待合室です。この飲料はなぜ撮影したかわかりますか？
喉が渇いても港内には自販機がありません。待合室のすぐ横にある事務所に行って、右側のペットボトルに飲料水を貰いに行きました。すると女性が市販の飲料水を小分けしてくれました。その上左側のコーヒを無料でくれました。代金を支払いたくても受け取ってくれませんでした。大東島は自然だけでなく、人も素晴らしい思い出になりました。

10/30 14:37

HP上は14：00出航ですが14：20に出港しました。

10/31 7:05

那覇泊港へ無事に戻ってきました。

撮影機器：

DSC-W830 SONY

感想

ア?ドッポ

3泊4日の南北大東島旅行はひやひやドキドキの連続でした。
計画当初から欠航・順延の多いコースであることは知っていて、最も欠航率が低いだろうと判断したこの時期に計画を立てました。
天候には恵まれ欠航の恐れは全くない状況でしたが、船がどこの港に入港するか、どこから出港するかが不確定だと言うことに戸惑いました。
更に各島に下船後は速やかに次の区間の乗船券を定められた所で購入しなければなりません。今回は北大東島で下船した港とは異なる港で南大東島行乗船券を購入することになりました。南大東島から那覇への乗船券は宿のある集落から遠く離れた西港事務所で8：00〜10：00に購入するように義務付けられています。しかも出航時間も9時過ぎにならないとわからないと言うことでした。事前に計画した歩きコースとは全く異なるコース設定を強いられました。歩いている途中に集合時間は14：20と電話連絡が入りました。13:00ぐらいになることもあると言われていたので歩行コースは随分と短くしていたので、今更変更はできませんでした。
そんな苦労もありましたが、終わってみれば最高の旅でした。
港の荷役作業は見事でした。ゴンドラに乗る体験などとは比較にならないほど見ごたえのあるものです。博物館や演劇、スポーツ観戦などに勝るとも劣らないと言えます。と言っても一度じっくりと見て、作業の流れや、その必然性を理解すれば、何度も見たいという性質ではありません。
星野洞の鍾乳洞は秋芳洞より感激しました。バリバリ岩もなかなか迫力がありました。
今回の旅行を以て、沖縄県の全市町村41を全て歩き繋ぐことが出来ました。歩行日数は38日、歩行距離は1096Kmです。
一番最初は2013年2月2日の浦添市のウオーキング大会でした。考えてみれば10年の歳月が流れています。感慨深いものがあります。
でも、また沖縄を歩くことがあるでしょう。