乗鞍岳(故篠崎先生もこよなく愛した野麦クラシックルート)
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- GPS
- 10:14
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,703m
- 下り
- 1,705m
コースタイム
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 10:15
天候 | 晴れ 風も弱く山頂でもアウターなしでぽかぽか陽気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その少し手前の除雪最終地点に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道入口までの道路もいくつか小さな土砂崩れが起きています。 車も若干避けて通る必要があります。 登山(スキー登行)に関しては特に危険な個所はありません。 昨年同時期よりも林道の積雪はかなり多いです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
ブーツ
ザック
スコップ
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ガムテープ
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
昨年果たせなかった野麦からの剣が峰登頂を目指す。
林道の雪は昨年同時期よりかなり多いです。
濁河林道を進むといきなり猪の死体が転がっておりちょっとびっくり。
すぐにシール登行で進みますが、一部雪の切れているところがあり、数回板を外してつぼ足で進みます。
林道終点から広場に出てすぐに森に入って行きます。
気温はそこそこ高く、クラストもしていないため、登りやすい雪でした。
しばらく展望もなく、我慢の登りとなりますが、森林限界まで到達すると、そこには大斜面が待っています。
まだそこからは山頂が見えませんが、最初に高天ヶ原が見え始め、いくつかの丘を越えていくとようやく剣が峰も見え、疲労も溜まってきますが、テンションは上がります。
まずは、大日岳を目指して進んでいたところ、ハイマツ帯で何やら動くものが見え、久しぶりに見る雷鳥さんでした。
すばらしい純白の色でしたが、ハイマツの中を動いていたので、気付くことができました。
この雷鳥は臆病なのか、珍しくハイマツ帯の奥へ逃げて行ってしまいました。でも写真に収めることはできたので、歩みを再開しようとしたところ、反対側のすぐ目の前にもう一羽いました。
こちらも綺麗な純白で、雪の上にいたので、最初は全く気付きませんでした。
この雷鳥は近づいてもそんなに慌てることなく、逃げていく様子もなかったので、しばらく見て癒されました。
その後、時間もないので、大日岳と剣が峰のコルまで登り、せっかくなので荷物をデポし、剣が峰を登頂しておく。
大日岳頂上に3名のスキーヤーが見えましたが、コルに滑り下りてきたため、山頂南斜面はダメなの?と思い、大日岳は登らず、コルからの滑走開始としました。
雪質は、ナイスざらめといった感じでした。
長野県側の大雪渓も快適ですが、岐阜県側の南斜面も同じぐらいの快適斜面が続き、スキーヤーも少ないことから、満喫することができました。
下山は、森の中を進み展望が利かないので、岳谷、尾根違いに注意しての滑走で、森林滑走は、至る所に木々の枝が散乱しているため、白い面を求めての滑走です。
林道まで下りてくると一安心。
途中、濁河右岸の急傾斜で崩落が頻繁に起きており、石の転がる音がひっきりなしに聞こえておりました。
行動時間は約10時間で、疲労も快適な一部として、大満足の山行でした。
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