日帰り3千峰 北岳 霜月の様子 [周回]

2023年11月04日(土) [日帰り]

• GPS: 07:27
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,766m
• 下り: 1,762m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:23

距離 11.2km 登り 1,768m 下り 1,779m

5:57 広河原インフォメーションセンター
6:02 6:03 旧広河原山荘
6:17 白根御池分岐
6:38 6:40 第一ベンチ(1880ｍ)
6:57 7:02 第二ベンチ(2059ｍ)
7:32 7:33 白根御池小屋
8:31 8:41 草すべり分岐
8:45 8:53 小太郎尾根分岐
9:20 北岳肩ノ小屋
9:31 9:32 両俣分岐
9:46 10:05 北岳
10:17 10:18 吊尾根分岐
10:26 10:27 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
10:41 10:42 八本歯のコル
11:36 11:45 大樺沢二俣
12:01 白根御池小屋
12:30 第二ベンチ(2059ｍ)
12:43 12:48 第一ベンチ(1880ｍ)
13:06 白根御池分岐
13:20 旧広河原山荘
13:24 13:25 広河原・吊り橋分岐
13:25 ゴール地点

天候

◉天気→早朝は晴れ、
　　9時頃から雲が出てきて、午後はくもり
◉気温→芦安9度、
　　山頂マイナス7度(自分計測値)
◉風→山頂、稜線上は強風　5～8m/秒程、
　　ところによって10m (個人体感)

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

芦安第二駐車に停めて車中泊。
金曜日夜21:30到着時バス乗り場最寄りにもかかわらずだいぶ空きがあって、焦りました
(バス運行情報を見誤ったのかと。)
麓のサイレンは小さく聞こえる程度、静かな夜でした。

バス時刻2023
https://www.minamialps-net.jp/access/bus-1-1

◉往路　5時発.始発乗合タクシー利用(9人)
親切な運転手さんに声かけてもらえた。
2台は来ていた。
朝一はタクシーに皆乗った感じがした
(車内温くて着くまで爆睡)

◉復路　タクシーは出てしまっていて、バスを利用.14時発甲府駅行き(広河原-夜叉神-芦安-甲府駅)
13時半にチケット買ってザックで列に席取り.座れました


なお聞くところによると、
バスは連休初日・3日金曜日の朝1便は激混みで立ち乗り、鮨詰め状態。2便は甲府駅始発だから座れないから、と乗れるだけ乗せられて、酸欠になって最悪だったらしい。しかも乗車時間小一時間だからそこそこ長いことに閉口。
※バス本数は増便することなく限定される様子ですので、ご注意ください

そんなわけで4日土曜日(中日)は寂しいくらい客が少なく、お終いまで後1日あるというのに、現地の方も驚くほどでした


駐車場について参考にしたサイト
https://salps36.com/where-is-the-ashiyasu-parking-lot/

コース状況／危険箇所等

小太郎山分岐付近2800m近くからは雪がついていたがトレイル上の踏み跡には消えているのでチェンスパはお荷物に過ぎなかった
[芦安ビジターセンターで聞いた話とあっている]

コル付近にも雪あり。踏み跡にも残っていたが滑り止めつけるほどではなかった。その下の大樺沢では一部凍結していた為、草の斜面を歩いたがかえって滑って危ない

その他周辺情報

お風呂→金山沢温泉

第二駐車場から600m下った第四駐車場付近
850円
シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔料まで設えてあり、女子に優しい
洗い場は座り3席、立ち(!)2ブースと小ぶりの施設ながら、多々充実しています.ドライヤーあり

紅葉の山肌を眺めながらの露天風呂は温めで、庭岩と植物のあつらえもセンスがよく、女将さんがフルプロデュースされたと伺いました。

旦那さんも女将さんもとても上品で素敵でした

https://kanayamasawa.ashiyasustation.com

写真

11/4 5:56

広河原に到着。左、少し頭が見えてる

11/4 5:57

朝日が当たり始めた

11/4 5:58

輝いてる
右のゲートがスタート地点

11/4 5:59

今日はあのテッペン狙い

11/4 6:00

吊り橋

渡った先に、もう一つ吊り橋があることにゴール時に気付き困惑

11/4 6:02

ここから道

11/4 6:10

モルゲンが少し見えてるね

11/4 6:30

紅葉も素敵

11/4 6:49

朝日っす　おはよう御座います

11/4 6:49

照松

11/4 7:22

鳳凰三山

11/4 7:31

御池に着いた

11/4 7:31

小屋。水場で補給させてもらう
冷たくて美味しい

11/4 7:31

いいテン泊地だ

11/4 7:31

白銀に光る針葉樹

11/4 7:34

御池にリフレクション

11/4 7:34

草滑りへの道標

11/4 7:35

ドライフラワーキラキラ輝く

11/4 7:35

ポワポワ〜陽を浴びる

11/4 7:36

名前が分からないの残念

11/4 7:38

エライこっちゃ、この坂だよ
550m標高差あるで

11/4 8:02

足元は草というより石の道
故に草では滑らない

11/4 8:10

見上げるとこれじゃん？
頑張っちゃうよね

11/4 8:42

飛行機雲の帯にちょうど月がかかってパチリ

11/4 8:42

北岳と反対側の山並み　高嶺、鳳凰三山

11/4 8:43

2800m
頭が見えるのに気付いてテンション上がる

11/4 8:43

引きで

11/4 8:48

少し歩くごとに姿も見えてきた

11/4 8:48

上に行くともっと姿が見えてきて
この時間逆光でシルエットが浮かぶ

11/4 8:48

北岳はまだまだ〜

11/4 8:48

まだ距離あるよなー

11/4 8:49

眼福タイム
甲斐駒ヶ岳

11/4 8:49

茅ヶ岳あたりかと思う

11/4 8:49

八ヶ岳

11/4 8:49

うーん、雲取の方かな

11/4 8:51

仙丈ヶ岳

11/4 8:53

中央アルプス　全部見え

11/4 8:54

すでに3000m近く。風も寒さも厳しい
まずは中央の岩をよじ登って
左奥にすすんで肩の小屋を通過します

11/4 8:54

荒々しい景色、なかなかの表情。
風も強いし顔寒い、指先も寒い
小屋アップ

11/4 9:02

ヘルメット装着し降りてくる人待つ間、ふと見上げたら彩雲ですか⁈ビューティフル

11/4 9:02

雲の薄いところにはあって、厚いとこはないのね

11/4 9:16

肩の小屋に到着すると眼福

11/4 9:16

これもまた最強コンビ
富士山と北岳、と肩の小屋

11/4 9:16

ここでハードシェル着込みます
風寒すぎ、指先グローブしてても悴む
じっとしてるとヤバめ

11/4 9:19

小屋じまいの張り紙　お疲れ様でした♪

11/4 9:20

太陽の当たる鳳凰三山側

11/4 9:20

また富士山全景

11/4 9:25

再び彩雲現れ。瑞雲とか景雲、慶運とも言うらしく幸運の兆候♪
山頂までのヴィクトリーロードは雪の岩りょう帯をひたすら登ります

11/4 9:25

雪は残っているけど溶けている道を歩くから何もつけず問題なし

11/4 9:31

仙丈ヶ岳

11/4 9:31

中央アルプスと、奥に御嶽山のあたま

11/4 9:31

仙丈の上空には筋雲

11/4 9:31

甲斐駒ヶ岳の奥は北アルプスの方かな

11/4 9:31

また彩雲。太陽の近くに雲があるってことみたい

11/4 9:31

さて、トレイルの方は、山頂すぐそこ！

11/4 9:36

歩きながら本日何度めかの鳳凰三山

11/4 9:36

アップっぷ

11/4 9:41

北岳斜面の向こうに見えてくる北岳山荘と中白根山、間ノ岳　雄大だー

11/4 9:41

秩父の山々　やっぱり雲取山に見える

11/4 9:41

人が見えてきたね

11/4 9:46

歩きながら見えてるって最高じゃない⁈

11/4 9:47

3000m峰の御嶽山も良く見えるよ

11/4 9:47

うっすらと北アルプスを捉えながら、、

11/4 9:48

山頂に到着！3193m 北岳
\わーい/\わーい/

11/4 9:51

ここからは眼福タイムなり〜

太陽が当たるようになり、白い雪筋も見えてきた

11/4 9:51

山肌に陽があたり一層鮮やか

11/4 9:52

再び御嶽山

11/4 9:53

乗鞍岳

11/4 9:53

甲斐駒ヶ岳

11/4 9:53

仙丈ヶ岳、中央奥に北アルプス

11/4 9:53

小太郎山(踏まなかった)

11/4 9:53

雲海に呑まれる富士山と、空の幾重と彩雲
縁起が良さそう

11/4 9:53

北岳の三角点

11/4 9:54

塩見岳　と思う

11/4 9:56

蒼

11/4 9:56

いわし雲になりそうな雲に現れた彩雲

11/4 10:03

八ヶ岳　(同日の別プランに権現岳の候補もあったがこっちきて正解)

11/4 10:04

層に重なるシルエット

じっくり見てたら寒くなってきたw

11/4 10:13

周回コースを選んだので戻りは八本歯のコル・二俣を経由し白根御池に行く

北岳から北岳小屋の方の斜面は荒れてる
ザレ石が多く、落石しないように慎重にー

11/4 10:19

北岳と北岳山荘の間にある鞍部で人間乾燥機(個人感想)のような強風の洗礼 10mか⁈
しばらく突っ立ってニヤニヤ

11/4 10:19

さてと、降りていきます
結構急な坂、しかもズルズルしてる
歩道の様はなっているようだけど⁈

11/4 10:19

さっきまでいたところ、くぅー名残惜しい

11/4 10:24

間ノ岳を拝む　3190m

11/4 10:24

次回の縦走でお世話になろうかな

11/4 10:24

北岳山荘。明日が最後、しかも今月は素泊まりのみ。
昨晩は風が酷かったらしい、室内にいても酷く、テント(強者)も夜中ズルズル動くほどだったと、帰りに登山者に聞いた

11/4 10:28

鳥　名前がわからないが茶色の羽

11/4 10:29

すばしっこくて反対の岩に止まったところをパチリ

11/4 10:35

トレイルの日陰には雪が結構残るが、凍結はしてないから普通に歩けば問題ない

11/4 10:36

北岳のバットレス

11/4 10:37

農鳥岳3026m

11/4 10:38

さあ階段三昧の始まりー
私には心許ない太さの丸太…大丈夫でしょうかね

11/4 10:54

やっと階段終了したら今度は、大樺沢沿い上部が完全に凍結してるのでルートに悩む。
脇の草を行くがめちゃくちゃ滑る
難解ルート

11/4 11:05

風も治まり、汗かいたハードシェル脱いで
ついでに、ラスクのおやつmgmg

11/4 11:05

また彩雲！今日何度目だろう

11/4 11:10

ゴロゴロの岩の斜面、降りてきた…
なかなか厳しいルートです

11/4 11:14

大樺沢沿いに、分岐の二俣へ向かいます

11/4 11:14

落石あったら怖いな

11/4 11:18

大きいもので数メートル

11/4 11:20

氷瀑　完全ではないけど凍ってる！

11/4 11:30

こっちじゃないよの「OUT」ストーンw
自分にアウト言われてるみたいで草すぎる

11/4 11:37

二俣着。
こうして見上げると一気に標高落とした感じ
ここで小休憩を入れ、プロテインバー注入

11/4 11:58

この後は苔のトレイルコース

11/4 12:00

写真奥の木々の間から繋がるトレイルで、御池に戻り小休憩。美味しい水の補給。

11/4 12:00

雨の神様が住む池で、昔は動物の骨を沈めただって?⁈

11/4 12:04

テントいいなぁ
風もないし山もよく見えるし！

11/4 12:44

2時のバス間に合いそうなので、ダウンを仕舞い速やかに出発。ここ御池からは前の登山者とお喋りしながら

11/4 13:12

話しながらであっという間に着いちゃう笑
吊り橋手前は落ち葉のトレイル

11/4 13:12

そして紅葉トレイル

11/4 13:13

カエデ

11/4 13:14

思わず

11/4 13:14

目が留まり

11/4 13:15

撮影に励む

11/4 13:17

カラマツもGOLD

11/4 13:17

モミジは赤に

11/4 13:18

後わずかでゴール

11/4 13:21

広河原橋(吊り橋)の中ほどに立ち止まり、見える建物がビジターセンター

11/4 13:21

川沿いにも！こんなに

11/4 13:26

戻りました、下山完了！
ありがとう北岳😊

11/4 13:26

ただいま〜

11/4 13:45

立乗り回避のため速やかにバスに並び、待ち時間にコーヒーとバッチを広河原山荘で買いました

11/4 14:38

座れてラッキー
ここは夜叉神ヒュッテ、お風呂もあるの知った！

11/4 15:56

さて下山後のお風呂は、、

11/4 15:56

さっきの第二駐車場から移動すること600m降ったとこにある

11/4 16:00

金沢山(カナサワヤマ)温泉♨️とってもいい湯加減でございました♪

撮影機器：

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

Aija

11月三連休、天気も良く、雪の影響が少ない情報を得たので思い切って3000m峰の北岳に向かいました

(渋滞エグいなか散々走ってやっとついた時の喜び♪はひとしお…)

中日で混んでると思いきや夜の閑散とした芦安駐車場を見た途端、一瞬青ざめ焦りすらありましたが翌朝には幸運・順調だと実感する出来事も。


来て良かった北岳。\ 最高！/

360度の視界。正直360じゃ言い足りない～
中央アルプス、御嶽・乗鞍も奥にいるし、北アも控えめに言って遠いけどいるし、勿論周囲の南アルプスも秩父も、富士山もクッキリ、眺望申し分なし。まさにこれぞ眼福♪

1500mからのスタートとなるため紅葉も存分に楽しめ、草紅葉の草滑り(大好きな激登り)を超えた2800m付近からの眺望。なんと言っても富士山は高所で見なくちゃ。

3000m近くでは雪もあり、頬や指先の凍える冬を思い出した寒風に晒されながら。

今年の集大成になった山行、安全登山に感謝です！

7月に御嶽山、8月と10月に仙丈ヶ岳、そして今日北岳。3千m峰3座登頂できた2023年です😄

(今年も残り二ヶ月、まだまだ歩くけどねーw)