須磨アルプス / 絶景&道迷いでシーズン開幕
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 544m
- 下り
- 474m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
駐車料金は15分100円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されていて歩きやすい道。ただし分岐が多いので道迷い注意。 馬の背は転落の危険あり注意。 |
写真
感想
今シーズンの登り初めをどこにしようかと悩んでいたのだが、先日に最終回を迎えたサンテレビの山登り番組で須磨アルプスが紹介されていたのを見て、っこに来ることにした。
天気予報が若干微妙であったが、昼から晴れるというのでやや遅めに家を出ることに。結果的に道中は願ってもない快晴であった。
板宿駅前の駐車場に車を置き、山陽電鉄で須磨公園駅まで移動。山即海という素晴らしい地形の場所である。
「ロープウェイで上まで行こうぜ〜」と言いたくなるのをグッとこらえて出発。標高差240mの階段を黙々と登る。20分ほどで鉢伏山に到着。展望台からは明石海峡大橋と淡路島がよく見える。
茶屋の後ろに電波塔がそびえ立つ旗振山を経て鉄拐山へと進む。はるか先まで神戸の街並みがまるでミニチュアのように続き、その中をNゲージさながらに電車が走り去ってゆく。
遠足の高校生たちががやがやと弁当を広げるおらが茶屋をすぎて、いったん山を下りる。
六甲全山縦走路は高倉台の住宅街の真ん中を通る。縦走路の途中にスーパーや自販機や商店街がある。弁当屋もあるので、ここで昼メシを調達するのもアリだろう。
昔々、この場所には高倉山という山があったそうじゃ。山は人間たちの手によって海へと運ばれ、ポートアイランドになったそうじゃ。めでたしめでたし。
住宅地をすぎると約400段のコンクリート製階段。登っても登っても終わりが見えない天空へと続くかのような石段。これはかなりしんどい。それでも登り切った栂尾山からの景色が素晴らしいので苦労も報われるというものである。
やがて、本日の最高地点である横尾山(312m)に到着。これまで踏んできたピークに比べると展望もなくいささか地味な山頂ではある。ここで昼メシ。妻の作ってくれたサンドイッチを頬張る。美味ぇ!!自然の中で食う弁当ってなんでこんなに美味いんやろうなあ。
そしていよいよ本日のハイライト、須磨アルプスの核心部である馬の背へ。
手前でルートミスをしてしまい、行き止まりの断崖絶壁の上へ来てしまった。馬の背を見下ろす絶景のビューポイントではあったが、崩れやすいザレた斜面に手こずってかなり時間をロスしてしまった。
もと来た道を戻ると馬の背へと下りる階段あり。本来のルートはよく整備された歩きやすい道だった。赤い標識や細いロープ、白いテープがあってもその先は行き止まりですよ。最悪足滑らせて落ちて死にますよ。ご注意を。
気を取り直して馬の背へ。足元はもっとも狭い場所で道幅約30cm、高度感のあるスリリングな岩稜帯の道。ちょっと向こうを見やればフツーに住宅街がけっこう近く見えているのがミスマッチでよい。日常と非日常のギャップとでも言おうか。
馬の背を越えて東山へ。あとは板宿へ向けて下るだけだが、気が抜けたのかここで大ミスをやらかした。何がどうしてそうなったのか、本来行きたい方とは真反対側へと下山してしまった。
このルートは分岐が非常に多く、道が分かれるたびに行先を確認しながら進んでいたのだが、最後の最後で気が緩んでしまったようである。下りながら途中で明らかに景色がおかしいように感じてはいたのだが、結局山の裏側へ到着してしまった。
住宅街の中に迷い込んでしまい、住民に「板宿ってどう行けばいいんですか」と問うと「山を越えます」と今しがた下りてきた山を指さす。いやほんと勘弁して下さい。結局妙法寺駅まで歩いて本来乗る必要のなかった電車に乗って板宿駅へ戻るハメに。
帰りは有馬温泉に立ち寄って汗を流して帰阪。
晩は近所の寿司屋に飲みに行く。トロ鉄火美味ぇ。
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