金剛山（伏見峠→千早本道）

2023年11月09日(木) [日帰り]

• GPS: 05:59
• 距離: 9.6km
• 登り: 637m
• 下り: 756m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:02
• 休憩: 2:57
• 合計: 5:59

8:11 千早ロープウェイバス停／金剛山ロープウェイ前バス停
8:18 文殊尾分岐
8:30 細尾谷分岐
9:08 9:20 伏見峠
9:21 9:23 金剛山キャンプ場
9:28 ちはや園地ピクニック広場
9:33 9:40 ちはや園地展望台
9:44 大阪府最高地点登り口
10:03 10:08 湧出岳
10:12 10:16 一の鳥居
10:30 12:31 山頂広場・転法輪寺･葛城神社散策
12:34 九合目（千早本道）
12:41 12:44 八合目（千早本道）
12:52 12:53 二ノ滝
13:00 13:01 五合目（千早本道）
13:31 13:47 千早神社
13:49 13:50 千早城跡
14:02 14:06 金剛登山口バス停
14:10 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路(南海バス)：河内長野駅前7:30発→金剛山ロープウェイ前まで約30分
復路(南海バス)：金剛登山口14:50発→河内長野駅前
片道530円
（復路のバスの発車時間はウェブサイトに乗っている時間と異なっているので注意要）

コース状況／危険箇所等

コースは明瞭、道標もしっかり整備されていて、特に問題となるような所も無し。

写真

11/9 8:10

伏見峠経由金剛山への登山口からこの日の登山がスタート。

11/9 8:16

山頂まで ほぼこのような林道を歩く。

11/9 8:27

伏見峠への半分ぐらいまできた。プレートには「この地点は『ふ−2』です」と記されていて、この記号がレスキューポイントの役割を果たしているようだ。

11/9 8:59

伏見峠の直前にある祠。なんと書いてあったか忘れた。

11/9 9:07

伏見峠に到着。金剛山まで、ほぼ半分来た。

11/9 9:07

伏見峠の少し上には、ちはや園地広場があり、キャンプ場もある。

11/9 9:21

ここがそのキャンプ場。今、紅葉が見頃。

11/9 9:26

ちはや園地ピクニック広場

11/9 9:37

ちはや園地展望台からの眺め

11/9 11:38

金剛山山頂に到着。

11/9 11:42

山頂広場はかつての國見城の跡。

11/9 11:39

山頂広場から大阪平野、大阪湾を見下ろす。
この後、周辺の史跡を訪ね歩いた。

11/9 11:46

まずは転法輪寺（てんぽうりんじ）にお参りして、その後、売店前の広場でランチタイム。

11/9 12:19

これには、転法輪寺の沿革が記されている。今は日本遺産に指定されているが、明治時代の廃仏毀釈で一度は廃寺となったとある。

11/9 11:54

昼食後、もう一度転法輪寺を、掲示板の説明なども読みながら、ゆっくりと散策した。
このお寺は、葛城修験道の大本山だそうだ。

11/9 11:51

転法輪寺の本堂左を少し登ると鎮宅霊符尊（ちんたくれいふそん）という小さなお堂が祀られている。

11/9 11:51

このお堂は、同寺の再建に当たり廃仏毀釈のようなことが二度と怒らないことを願って建立されたとある。
鎮宅霊符尊は、「家宅の災難を鎮め、家内安全を祈り、開運招財を成就円満なさしめ給う仏様」とのこと。
御利益がありますように、改めて合掌。

11/9 11:47

転法輪寺の境内にある「ひさご池」。真っ赤に紅葉した植木が目を引く。

11/9 12:27

花はほとんど終わっているこの季節に、まだ咲いている花があった。花の名前は？

11/9 12:14

まむしぐさの実？

11/9 12:03

転法輪寺から葛木神社へは、この鳥居をくぐって・・・

11/9 12:04

赤く塗られた灯籠が立っている坂道を登り・・・

11/9 12:06

夫婦杉の前を通って、少し行くと・・・

11/9 12:10

葛城神社に着く。鳥居からゆっくり歩いても10分ほど。
金剛山地の主峰の標高は1,125mとされているが、本来の山頂はこの神社の裏手の葛城岳の山頂で、奈良県御所市になるとのこと。この山頂は神域とされていて立ち入ることはできない。

11/9 12:28

金剛錬成会会員で200回以上登った人の名簿。最高は何と17,000回以上とのこと。毎日一回登ったとして約47年。気の遠くなるような回数を登られた強者もいる。

11/9 12:31

さて、ここから千早本道を通って下山。延々約3kmものこんな階段が続く。膝が耐えられるか、ちょっと心配。

11/9 12:41

少し下ると晩秋の陽差しに照らされた紅葉が鮮やか。

11/9 13:00

こんな石像が奉納されていた。
「人生も山も、喜びも苦しみも・・・」

11/9 13:08

半分以上下った。膝が笑いそう。あと少し耐えてくれ。

11/9 13:12

補修中の登山道。皮を剥いだ杉の木のいい香り漂う。

11/9 13:15

三合目まで下りた。杉林を抜けてここから下は広葉樹林帯へと植生が変る。

11/9 13:22

千早本道から左上に延びるこの登山道を登ると、15分ほどで千早城跡に着く。

11/9 13:32

今は千早城跡には千早神社が建立されている。社殿のあった所が千早城の本丸跡とのこと。

11/9 13:34

千早神社由来。

11/9 13:35

千早神社の社殿。
杉の木立に囲まれて静かにたたずむ社殿の前に佇んでいると、歴史で習った楠木正成公の時代にタイムスリップ。

11/9 13:46

最後に本殿に向かって、もう一度、二礼二拍手一礼してバス停のある登山口に向かって下りた。

11/9 14:04

府道705号沿いにある千早神社・千早城跡経由の金剛山登山口に無事下山。本日の山行はここまで。
この前にバス停「金剛登山口」がある。

11/9 14:04

国の史跡「千早城跡」についての説明板。武将としての楠木正成公の偉業を称えている。

11/9 14:19

金剛登山口の河内長野駅前行き南海バスの時刻表。一部のウェブサイトに掲載されている時刻と違っているので注意要。
富田林駅前行きの近鉄バスもこのバス停から出ている。

撮影機器：

SH-M15 SHARP

感想

falls hunter

　金剛山1,125mは中学生の時に学校の耐寒訓練の一環として登ったことのある生まれ故郷の山だ。気軽に登れることから、春夏秋冬、多くの人が訪れる人気の山。
　その金剛山に何十年振りかで登った。この日は天気も良く、山頂広場では多くの人がお弁当を広げて愉しいひと時を過ごしていた。

　この日は、登りは伏見峠経由、下りは千早本道の周回コースを歩いた。下山途中では楠木正成公を祀る楠木神社（千早城跡）にも登ったが、ここでは登山道で4人とすれ違っただけで、神社境内では、かつて歴史で学んだ楠木正成公の話しを思い浮かべたりしながら、静かなひと時を過ごすことができた。