三股登山口から横尾ピストン
- GPS
- 07:25
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,596m
- 下り
- 2,595m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:25
天候 | 雪降り 稜線から上高地側は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
老いのせいか意欲がなくなってきた。今週、学会発表も無事終わったのだが、せっかくなのでゆっくり京都観光をして来ようと思っていたのだが、部下が足首を骨折してしまい、人が足りないので帰ってこいとの命令。2泊の予定がホテルも予約していがキャンセル料を支払って速攻帰ってきた。
燃え尽きた訳ではないが、山への情熱も冷めモチベーションが上がらない。
しかも何処も天気があまり良く無い予報、寝る直前まで予定が立てられずにいた。
兎に角週1で山登りをしないと、体力が落ちてしまうので苦しみぬいた挙句、前回常念蝶ヶ岳周回の時、横尾方面から登って来る登山者を見た記憶が蘇ってきた。
普段あまり意識していなかったのだが、いつかここも歩いてみたいとその時感じた。
さて今朝もゆっくり起床、昨夜は激しい雨が降っていたのだが、予報通り晴れるのか。山の天気を最終チェックするが昨日と変化なく、9時ごろから晴れの予報、行くしかない。
流石に三俣駐車場に向かう車は無く、駐車場でも数台の先行車のみ、軽い雨降りなのか皆さん様子を伺って出発する様子がない。
自分は晴れを信じてスタート、少し登ると雪降りに変わってきた、どうやら先行者1名だけいるようだ、雨が凍った上に軽く積雪、最も滑りやすい環境だ、木の根、石の上、階段は特に気を付けないと危険だ。
先行者を追い抜くと積雪のバージンロードだ、結構気分がいいもんだ。
山頂稜線に近づくと雪は止み、西から冷たい風が吹き降ろす。
稜線に出るとそこそこ見事な槍穂高が出迎えてくれた、しかし風が冷たくて直ぐに下りたくなった。横尾下降点まで少し我慢しながら行ってみる、少し下れば樹林帯に入るので風は避けられそうだ、行ってみよう。
噂通り急で悪路、下りは滑るので慎重に下る、想像したより長い下りが続く、我慢の下りだ。
想像では登山者でにぎわっているイメージだったが、横尾山荘は既に小屋締め、山荘関係者が作業しているのみだった。
することも無いので速攻登り返しに取り掛かる、一度歩いた道なのと登りなので下った時よりも早く感じるほどだった。
再び稜線に出た時だった、蝶槍方面に歩いてくる1人の登山者とスライドするのだが、何と冬の爺ヶ岳&赤岳(杣添尾根)で出会った彼と三度目の遭遇。何という事でしょう、条件の悪い時に限って同じ行動をしている変態同志ってことでしょうね。
蝶ヶ岳からの下りは、西からの湿った冷たい風のせいで安曇野側はずっと雪降りだった、滑らないように慎重に下り、何とか予定時刻には下山で来た。
今日は色々自分を見つめなおす登山となった。
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