霧島連山 高千穂峰、韓国岳
- GPS
- 13:23
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,986m
- 下り
- 1,951m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:27
天候 | 11/9 曇りのち雨 11/10 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船
韓国岳:えびな高原スタート、ひなもり台登山口駐車場ゴール |
その他周辺情報 | 今回は、皇子原温泉健康村の温泉を利用しました |
写真
感想
今回もP社による登山ツアーで天孫降臨伝説の残る高千穂峰と霧島連山の主峰韓国岳の縦走に参加した。
韓国岳には2年前に単独ツアーとして歩いたことがあったが、その時に臨んだ高千穂峰についてはまだ歩いたことがなかった。そんなことで、今回2峰をセットにしたコース設定であり、しかも変則的ではあるが韓国岳から東の獅子戸岳を経て大幡池までを縦走し活発に活動する新燃岳を間近に望む行程を楽しみながら歩かせてもらった。
一日目の高千穂峰は、霧島東神社をスタートし、登り始めこそ山頂まで見えていたものの二子石を過ぎるころからガスがかかり始め、天の逆鉾が祀られた山頂ではすっかり真っ白な世界に。おまけに下山するころからは雨に降られて結局お鉢の中をのぞくこともできずに高千穂河原に下山することになった。でも高千穂河原側の火山特有の斜面はなるほどと思わせる体験だった。
二日目は、宿泊したえびな高原の宿舎を起点に韓国岳へ登り、大幡山(大幡池)まで縦走するものであったが、幸い朝から好天でルートこそ硫黄山の噴気の影響でつつじが丘から大浪池経由での登行になったものの、南側の桜島方面の展望も良く最後の階段登りも苦にならず山頂に到着できた。山頂からはダイナミックなお鉢を始め、東側へ続く新燃岳、高千穂峰の霧島連山の全貌、南側の大浪池を眼下に鹿児島の錦江湾越しには噴煙を上げる桜島や高隈山地、遠く開聞岳まで見晴らせる幸運に恵まれた。
以前韓国岳に登った時は山頂から大浪池側に下りそのまま登山口へ下山したものだったが、今回は東側の獅子戸岳を経て大幡池までの見るからになだらかな稜線を縦走するもので、歩くごとに新燃岳が近づき高千穂峰を含めた荒涼としダイナミックな景観の変化は得難い体験だった。
九州の山はまだまだ行っていないエリアばかりである。今回も周辺に眺める山は名前こそ知っていても登ったことのない山ばかり。いつの日かまた訪れることがあればなあと思わせる今回の山行だった。
【2023年の山行 37回目】
今回の歩行距離:24.5km 2023年の累積距離:597.4km
高千穂峰 9.2km、韓国岳縦走 15.3km
今回の累積標高:2,223m 2023年の累積標高:51,118m
高千穂峰 1,296m、韓国岳縦走 927m
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