久々の中央線沿線の山〜本社ヶ丸
- GPS
- 08:39
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,591m
- 下り
- 1,497m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:36
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはありませんが、晩秋に行く際は落ち葉尽くしなので足下が見えづらく要注意です。鶴ヶ鳥屋山はリニア新幹線用工事のため来年6月位まで初狩駅からの登下高できません。笹子駅に戻るか都留市駅に下りるにしても長い林道歩きがあり、熊遭遇可能性があり要注意です。 |
写真
感想
前回から20日ほど経過してしまい、うずうずしていたら好天予報!これはと久しぶりに中央線沿線の山へ。いつも登る滝子山とは反対側の本社ヶ丸と鶴ヶ鳥屋山をむすんで歩いてみようと、始発で出発。乗り慣れた八王子始発松本行で笹子へ。笹子駅出口には熊目撃情報が貼られていて、要注意!まずいつもは持たないラジオを確認して、歩き出す。登山口までは長い林道歩き…歩き始めの斜度はいつもキツいが今日はクマさんも注意しないといけない!でも、リニアの工事なのか?送電線工事なのか?人と車の出が多く、林道は少し安心して歩ける。1時間弱で登山口へ到着。ここから約600mの直登!短めのつづら折りを繰り返しながらぐんぐん高度を上げていく。もう紅葉はおわっているので、視界はいい。対面の大菩薩南嶺がほぼ同目線になったころ右目に白い峰が見え始める!南アルプス!少し回り込むように登ると清八峠なのか斜度が緩む。程なく峠、今日は先が長いので道標を撮影してすぐに本社ヶ丸へ向かう。細かなアップダウンに岩稜が混ざり注意必要。でも、富士山が見え始めると俄然元気になる。流石に雪をいただき光輝く富士山は神々しい!本社ヶ丸手前では遮るもののない岩稜上で暫し眺めを収める。そして、本社ヶ丸。素晴らしい眺め、遮るもののない本社ヶブルーに富士山、南アルプス、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父、大菩薩、奥多摩、丹沢とまさに360度の大展望!!昼食と短めながらも珈琲タイムを楽しんで、雪を被った南北アルプスを堪能!最高の山日!まだ距離があるので、そそくさと片付けて鶴ヶ鳥屋山へ向かう。一旦、200mほどを一気に下りアップダウンを繰り返す。昼を過ぎても雲が湧くこともなく、本社ヶブルーの中対面の滝子山がずっと樹林越しに美しい。いい眺めである。所々の切れ間では依然、南北アルプスがみえている。富士山は三ツ峠山に見え隠れしながら付いてくれている。少し細めの稜線だがブナ林と相まって気持ち良い稜線歩き。落ち葉がルートを埋め尽くした落葉色が綺麗。笹子駅への分岐や角研山へ細かなアップダウンを繰り返し、少々疲れたなと思う頃鶴ヶ鳥屋山に到着。展望は限られるが、静かな山頂に一息つくことができる。大菩薩南嶺の山々、奥多摩の山々が鶴ヶ鳥屋ブルーに美しい。つくづくいいルートだなと大満足。しかし、ここから下りのルートがなかなか曲者…落ち葉尽くしのルートは判りづらく、脚が埋まるくらいで思わずスラブで滑る…慎重になる。赤テープが判ったと思って林道に出たと思ったら、リニア新幹線の工事で山道が通行止め!!下る林道を選択して三ツ峠山方面へ。歩いているのは勿論一人…ラジオを大音量にして熊鈴も鳴らして注意していた。何回目かのカーブを曲がった時、150m位前方に黒い物体が左下から飛び出てくる…熊と思う間もなく右上斜面に駆け上がって行った。一旦、後退りしながら様子を見て、音量を最大にして通過することに…走らず遅くならずに斜面上を意識しながら抜ける…人生初遭遇、何もなくて良かったが思わず小走りになって下る。1km位前後注意しながら、速歩きしただろうか?斜面伐採の工事車両にあってホッとする…ヤマレコで現在地を確認、ほんの少しで宝鉱山着きそうだ。建物が見えた時は明るいうちに人里に出られてホッとすると同時に、折り返しのバスがきた偶然も山の神に感謝!して終える一日となった。
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