扇山〜百蔵山: 大月市秀麗富嶽の眺めと紅葉、そして名勝 猿橋。
- GPS
- 06:12
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 1,199m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車場から徒歩3分(猿橋駅からは徒歩10分)の富士急バス大月営業所発7:39山谷行バス(平日のみ)で終点まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
扇山、百蔵山ともよく整備されている。山谷からの道や扇山、百蔵山を結ぶ稜線のごく一部の道が落葉のため、分かりにくい所がある。 下山時、市営グラウンド端で左折、猿橋への近道を通ったが細い山道で、高速高架下に出られる。 |
写真
感想
昨年の滝子山は紅葉が良かった。近くの山域の扇山と百蔵山に行ってみようと思った。駅から登って駅へ降りる記録が多いが、少しでも高い所から出発しようと思った。梨ノ木平へのバスは土休日のみで、時刻が遅い。そこで、猿橋営業所から山谷へのバス7:39(平日のみ)を使うことにした。猿橋駅は通らないが、鉄道だと鳥沢駅前で乗ることができる。今回は猿橋営業所近くの猿橋公園第2駐車場を使わせてもらう。帰りは猿橋経由で、猿橋公園まで歩きの予定。
猿橋営業所からのバス、乗客は終点まで一人だけだった。山谷で降りたら左の車道を進み、道標に従って鋭角に右の道路に入る。道なりに行くと道が終わって、植林の林に入る細い道が登山口である。中に入ると案外道は良いが、しばらく行って、堰堤がある辺り、落葉で道が分かりにくい。その後、急な檜林の山腹をジグザクに登る急登となる。1時間ほど登ると、広葉樹林帯となり、明るくなって、樹間から富士山が見える。紅葉も少し出てくる。犬目分岐に出ると、稜線上という感じになり、まだ登りはあるが、山頂まであと標高差150mくらいである。一時緩やかな登りとなり、最後に少し登ると扇山山頂に出る。山頂の露地の部分は一面の霜柱。扇山は大月市秀麗富嶽十二景の一つである。一昨日昨日の天気で雪が増えたようで富士山もきれいに見える。扇山山頂の周りは樹林で、富士山の方向以外が見えないのは残念。
山頂から梨の木平分岐やその先辺りまでは、紅葉がきれいな尾根だった。その先は植生が変わって針葉樹が多くなり、紅葉は見られない。道は急な下りが続き、標高800mくらいまで下がることになる。急な下りが一段落すると、小さなアップダウンや平坦なトラバースが続くようになり、宮谷分岐に着く。ここからは、また登りになり、尾根に沿った登りだが、徐々に岩が多くなってくる。最後に急登を終えると、百蔵山の肩に到着。ここからは、緩い登りで百蔵山山頂に到着する。百蔵山も大月市秀麗富嶽十二景の一つで、逆光になって来たが、富士山もきれいに見える。百蔵山山頂の周りも樹林で、富士山の方向以外の見通しは良くない。
百蔵山山頂から、最短の浄水場経由のコースで猿橋に向かう。百蔵山肩からの下りは急坂で、300m程一気に下る。岩がごろごろした急な尾根で、使うほどではないが、一部鎖も設置されている。急な下りが終わると溝の様になった登山道を下って行く。草地に出る。ここも何もない登山口で、直ぐに一軒人家があり、さらに下ると百蔵浄水場に出る。ここからは舗装道路を、百蔵山登山口、市営グラウンドと下って行く。今日出会った方は、15名ほどか。
猿橋への近道は「みんなの足跡」が出ているので使ってみた。市営グラウンド下を左折、団地に出たら右折、そのまま真っ直ぐに脇の細い道に入る。ピンクテープあり。本当の山道だが、山を登ってきた人には問題はないだろう。高速道路の音がしてきて、最後は舗装の坂道で高速脇の一般道に出る。道路を渡って高速下の通路を抜け、墓地やお寺、神社、中学校の脇を抜け、広い通りに出て左に数10mで猿橋である。猿橋は、県道の橋の上からや、橋の脇からの写真がよいが、猿橋の上からの峡谷もきれいだった。もう少し紅葉が進んでいると良かったのだが。
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