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記録ID: 6184614
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ハイキング
箱根・湯河原

丸岳で近自然工法研修

2023年11月16日(木) [日帰り]
 - 拍手
おとうさん その他18人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:02
距離
1.9km
登り
68m
下り
64m
歩くペース
ゆっくり
2.82.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:53
休憩
0:00
合計
2:53
12:07
173
15:08
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
箱根町の箱根ビジターセンターに集合
箱根町役場の軽バン等に分乗して、普段は鍵が掛かっている林道の、ゲートを通り、丸岳山頂付近迄移動しました
山頂到着後、準備をして、現場迄道具や資材を運搬しました
コース状況/
危険箇所等
近自然工法は、ガリー侵食が発生している箇所に、登山者に取っても歩きやすく、植生回復も、望める工法です。
今後、箱根の登山道どのようにしたら良いかについて学び、ました
1月15日(水)、16日(木)、大雪山・山守隊の岡崎さんを箱根にお招きし、近自然登山道整備についての研修会が行われました
2023年11月16日 09:38撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/16 9:38
1月15日(水)、16日(木)、大雪山・山守隊の岡崎さんを箱根にお招きし、近自然登山道整備についての研修会が行われました
まずは座学、2時間ほどいろいろな話題、近自然工法についての考え方などを聞きました
2023年11月16日 09:57撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/16 9:57
まずは座学、2時間ほどいろいろな話題、近自然工法についての考え方などを聞きました
また、各地での登山道補修についての、事例事例などの紹介もあった
登山道は、浸食が始まって、何もしないとU字、V字の浸食はさらに深く広くなる
谷底が深くなると登山者は、もともとの登山道の脇を歩き、そこの植生が破壊され、複線化そしてそこも壊れると、さらに別のところを歩いて複々線になり際限なく、登山道が広く破壊が進んで行く
何とかしないとね
2023年11月16日 09:58撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/16 9:58
また、各地での登山道補修についての、事例事例などの紹介もあった
登山道は、浸食が始まって、何もしないとU字、V字の浸食はさらに深く広くなる
谷底が深くなると登山者は、もともとの登山道の脇を歩き、そこの植生が破壊され、複線化そしてそこも壊れると、さらに別のところを歩いて複々線になり際限なく、登山道が広く破壊が進んで行く
何とかしないとね
路盤をかさ上げして、少し崩れるが、斜度が、安定角度になり、登山道の両側の植生が、回復する
2023年11月16日 09:59撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/16 9:59
路盤をかさ上げして、少し崩れるが、斜度が、安定角度になり、登山道の両側の植生が、回復する
丸岳、山頂付近までは、自動車で移動しました
山頂周辺で、各自、昼食をした後、現場まで、出発準備
かなり重たい丸太を、運びました
2023年11月16日 12:00撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/16 12:00
丸岳、山頂付近までは、自動車で移動しました
山頂周辺で、各自、昼食をした後、現場まで、出発準備
かなり重たい丸太を、運びました
丸太を、背負子に取り付けます
重さ40~50キロくらいありそうです
更に重たい丸太はスリングを使って4人ほどで運びました
資材の運搬が、一番の課題です
2023年11月16日 12:03撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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11/16 12:03
丸太を、背負子に取り付けます
重さ40~50キロくらいありそうです
更に重たい丸太はスリングを使って4人ほどで運びました
資材の運搬が、一番の課題です
参加者の中で何人かが、担ぎましたが、中々重たい
力自慢の方 力試しに、丸太を、担ぎに来てください
毎月第一、第三土曜日、ビジターセンター9:30集合でやっています
2023年11月16日 12:04撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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11/16 12:04
参加者の中で何人かが、担ぎましたが、中々重たい
力自慢の方 力試しに、丸太を、担ぎに来てください
毎月第一、第三土曜日、ビジターセンター9:30集合でやっています
いよいよ出発します
2023年11月16日 12:05撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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11/16 12:05
いよいよ出発します
担いで歩きます (私じゃないけど)  重そうです
2023年11月16日 12:06撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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11/16 12:06
担いで歩きます (私じゃないけど)  重そうです
ほかの方も、道具などを運びます
2023年11月16日 12:09撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/16 12:09
ほかの方も、道具などを運びます
2023年11月16日 12:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/16 12:12
施工前の状態  ガリー浸食で両側の植生が失われている
元々の登山道は、両脇に生えている笹の高さだったと思います
その地点まで、高さを回復させるのは、無理なので、これ以上浸食が進まないように、登山道を直します
植生が再生するように、登山者が歩きやすいように
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施工前の状態  ガリー浸食で両側の植生が失われている
元々の登山道は、両脇に生えている笹の高さだったと思います
その地点まで、高さを回復させるのは、無理なので、これ以上浸食が進まないように、登山道を直します
植生が再生するように、登山者が歩きやすいように
太い丸太を背負子で運びます
太い丸太を背負子で運びます
岡崎さんの説明
このぐらいの長さの丸太を使って階段を作る説明
横の壁にひっ掛かって、丸太が流れなくなることを説明しています
実際には、太さ20cm位の丸太を使って、施工しました
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岡崎さんの説明
このぐらいの長さの丸太を使って階段を作る説明
横の壁にひっ掛かって、丸太が流れなくなることを説明しています
実際には、太さ20cm位の丸太を使って、施工しました
階段1段の高さが15cm位にすると登山者にとって歩きやすい道になります
段差が小さくなると、雨の時、登山道を流れる水の速度が下がって、洗堀により登山道が壊れることが、抑制されます
河川工学の堰堤の考えに、通ずるものです
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階段1段の高さが15cm位にすると登山者にとって歩きやすい道になります
段差が小さくなると、雨の時、登山道を流れる水の速度が下がって、洗堀により登山道が壊れることが、抑制されます
河川工学の堰堤の考えに、通ずるものです
ㇵの字、逆ㇵの字で丸太を組んでほぼ完成です
材料があるので、今後この先を
2023年11月16日 14:46撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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11/16 14:46
ㇵの字、逆ㇵの字で丸太を組んでほぼ完成です
材料があるので、今後この先を
正に、自然に近い造りです
2023年11月16日 14:46撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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11/16 14:46
正に、自然に近い造りです
箱根スカイラインの料金所近くにあるトイレ
とてもきれいなトイレです
2023年11月16日 15:21撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/16 15:21
箱根スカイラインの料金所近くにあるトイレ
とてもきれいなトイレです
夕方になっても、富士山が見えていました
この後、箱根ビジターセンターに戻り、ディスカッションを、1時間ほどして解散、有意義な時間を過ごしました
2023年11月16日 15:24撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
11/16 15:24
夕方になっても、富士山が見えていました
この後、箱根ビジターセンターに戻り、ディスカッションを、1時間ほどして解散、有意義な時間を過ごしました

感想

登山道を直す  (近自然工法の考え方と技法)
近自然工法マニュアル
https://chubu.env.go.jp/shinetsu/content/900118062.pdf
2日にわたって座学と作業で実施されました
思った以上の資材、(丸太、と空間に詰める朽木、小枝、落ち葉、土を必要とします)
丸太は、出来るだけ太く、長い丸太を使った方が丸太が安定するそうです
https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?&q=%e7%99%bb%e5%b1%b1%e9%81%93%e8%a3%9c%e4%bf%ae+%e5%b2%a1%e5%b4%8e&&mid=1F165B922364BBBA7BD51F165B922364BBBA7BD5&&FORM=VRDGAR
近自然工法の歩道整備 〜施工編〜
https://chubu.env.go.jp/blog/2020/11/post-1098.html

https://yamap.com/magazine/27421

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