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Yamareco

記録ID: 618487
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

阿弥陀岳北西稜

2015年04月11日(土) ~ 2015年04月12日(日)
 - 拍手
Tomahawk その他2人
GPS
32:00
距離
11.3km
登り
1,638m
下り
1,639m

コースタイム


※後日追加?
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
エクストレイルのおかげで大分アプローチが省けた
2015年04月11日 09:13撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
4/11 9:13
エクストレイルのおかげで大分アプローチが省けた
南沢小滝
大分減っているようです
2015年04月11日 10:22撮影 by  KYY24, KYOCERA
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4/11 10:22
南沢小滝
大分減っているようです
幕営
2015年04月11日 11:46撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4/11 11:46
幕営
下見に出かける
前よりも大分マシに見える
2015年04月11日 12:58撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/11 12:58
下見に出かける
前よりも大分マシに見える
雪の付き方が全然違うからか?
2015年04月11日 13:01撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/11 13:01
雪の付き方が全然違うからか?
戻ります
2015年04月11日 13:22撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
4/11 13:22
戻ります
就寝
2015年04月11日 13:36撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4/11 13:36
就寝
翌朝稜線に出る
2015年04月12日 04:48撮影 by  HERO3+ Black Edition, GoPro
1
4/12 4:48
翌朝稜線に出る
さあ
2015年04月12日 05:00撮影 by  HERO3+ Black Edition, GoPro
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4/12 5:00
さあ
始まります
向こうに雲海が見えた
2015年04月12日 05:06撮影 by  HERO3+ Black Edition, GoPro
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4/12 5:06
始まります
向こうに雲海が見えた
前のパーティに追いつく
2015年04月12日 05:08撮影 by  HERO3+ Black Edition, GoPro
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4/12 5:08
前のパーティに追いつく
4Pくらい終わった後
2015年04月12日 07:34撮影 by  HERO3+ Black Edition, GoPro
4/12 7:34
4Pくらい終わった後
最終ピッチ
はしごは我々のではありません!
2015年04月12日 10:00撮影 by  HERO3+ Black Edition, GoPro
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4/12 10:00
最終ピッチ
はしごは我々のではありません!
阿弥陀岳山頂より赤岳
2015年04月12日 11:18撮影 by  KYY24, KYOCERA
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4/12 11:18
阿弥陀岳山頂より赤岳
せっかくなので、赤岳まで行く
2015年04月12日 11:57撮影 by  KYY24, KYOCERA
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4/12 11:57
せっかくなので、赤岳まで行く
赤岳より阿弥陀岳
2015年04月12日 12:02撮影 by  KYY24, KYOCERA
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4/12 12:02
赤岳より阿弥陀岳
地蔵尾根を下る途中に下見
三浦O介さんの沢、これじゃないよなあ
2015年04月12日 12:28撮影 by  KYY24, KYOCERA
4/12 12:28
地蔵尾根を下る途中に下見
三浦O介さんの沢、これじゃないよなあ
行者小屋に着いた
みなさんもう帰るところでした
2015年04月12日 12:54撮影 by  KYY24, KYOCERA
4/12 12:54
行者小屋に着いた
みなさんもう帰るところでした

感想

去年命からがら逃げ帰ってきた北西稜に戻ってきてしまいました。直前まで前日の降雪を理由に場所の変更をリーダーに提案していましたが、リーダーの強い希望?もあり、北西稜アゲイン。土曜日、私の移動式住居エクストレイルで赤岳山荘まで入ります。二日間で二千円の駐車料金は多少高いと感じるが、それでもその価値は十分と思えるくらいアプローチは楽になる。いつもの取付き下の空きスペースにテントを張り、今年も下見に出かける。

今年は、去年引き返した露岩よりも足を延ばし、取付き一歩手前くらいまで歩いた。去年より雪が少なく、景色がだいぶ違って見えた。去年苦戦した稜線に出るピッチと稜線を登るピッチは大分草が出ていて、前回とは全く違う印象。これなら行ける、と成功を確信し、テントへ戻る。リーダー作のソーセージカレーを食して就寝。

翌朝、早朝よりアタックを仕掛ける。取付きでロープを出す頃に日の出を迎える。風も無く、天気も良い。最高のコンディションだ。ロープを出し、順調に1、2ピッチを終え、稜線に出る。ここから本来は右、もしくは直登だったようだが、私が勘違いし、3P目に左のトラバースを選択。泥臭いジャルパイン(ジャパニーズ・アルパイン)となるが、無事立木でアンカーを取り、任務を終える。

4P目でSリーダーがちょっとした岩場を登り、稜線に再び出る。5P目、ここがトラバースルートだったが、リードしたT氏がロープを伸ばし過ぎ、聞いたこともない露出感のあるクラックに辿り着く。6P目として、リーダーがいきなりのエイドで取り付くが、アブミが一個しかないため、かなりご苦労の様子。二段になっているクラックだったようだが、一段目を登った所で心が折れたようで、おりてきた。

そうこうしているうちに大所帯のパーティに追いつかれたのだが、彼らは我々よりも少し手前でピッチを切り、どうやら本当の最終ピッチらしきところに取り付いている。我々も見習い、そこに戻ることにする。二人をムンターでロワーダウンさせ、自分はクライムダウン。先に行った二人に中間支点を取っておいてもらったが、クライムダウンは少し怖かった。

そのままの流れで私が最終ピッチをリード。本来ドライツーリングのピッチだが、南面なのか雪が融け、温かく、素手で登ってしまった。岩には二本爪のアイゼン跡が刻み付けられており、スタンスも快適、ホールドもカチやガバがあり、緊張せず、簡単に登れた。

前を行ったパーティが後から来る仲間のパーティのためにアブミをいくつか残して行ったが、あえて使わなかった。最終ピッチを終え、歩いて御小屋尾根に合流し、そこから数分で阿弥陀岳山頂に着いた。せっかくここまで来て、まだ時間もあるので、赤岳に行くことにする。文三郎道との合流点近くでSリーダーが足をひねったというので、そこでリーダーは先にテントへ戻る。

私とT氏で赤岳に登頂し、T氏は文三郎道を戻り、私は地蔵尾根を下った。結局、行者小屋でピッタリのタイミングで合流。一緒に幕営地に戻り、リーダーとも合流し、撤収。帰路についた。



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