記録ID: 6195031
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾
詰めの城北稜(八王子)
2023年11月19日(日) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:27
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 376m
- 下り
- 349m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 4:27
距離 6.7km
登り 376m
下り 364m
10:45
0:00
20分
細久保谷への分岐
11:05
11:07
27分
高巻き開始
11:34
0:00
70分
横沢の滝
13:45
0:00
9分
腐った大倒木
13:54
0:00
5分
高丸西の一般道
13:59
0:00
14分
柵門台
14:37
きょうのポイントは八王子城の周辺で気になっていた細久保谷から詰めの城北稜を攻めることと北馬回り道の確認。
北稜は3回目の挑戦。前2回は前座のアプローチの尾根が予想外に手間取り、時間切れで北稜のはるか手前でイスケープ・敗退していたので、今回は北稜1本に絞り最短でアプローチしました。オフロード区間は3.5劼箸い燭辰特擦い里罵縦蟷間を全く気にせず、余裕をもって登行を楽しみました。
とはいえ、2つの棚沢の滝を高巻く、落ち葉の積もった滑りやすい急登区間はかなり神経を使いました。それでも昔頻繁に使われたと思われる幅広の古道はしっかりと固く、時代を感じさせました。
横沢の滝は正面からは見えませんが、そのすぐ上の渡渉点は涸れていたので多分水流はないと思われました。
横沢の滝のすぐ先は岩が切り立つ尾根で、ここを登らずに道を進めばすぐ北馬回り道に出てしまうので、本日の目的である北稜をたどるには、なんとしても尾根に取りつかねばなりません。
どこから手を付けるか見回すと、次の沢の手前に一筋の直線的な斜めのルートにできそうで、つかめる根が続くところがあったので、強引にそこを登り、尾根に出ました。
その後も部分的に危うい斜面がありましたが、テントを張りたくなるような平坦な尾根もあり、ゆっくり高度を稼ぎました。
西下水平道は石積みがあり、それと確認できました。しかし、その後2本のおぼろげなトラバース道に出会いましたが、2本目のときにGNSSとヤマレコの地理院地図とで位置を確認したところ、すでに陣馬軍道より上に登っており、陣馬軍道は見落としたと思ってしまいました。
ところが、帰宅後「東京都陰影図」という航空機でレーザースキャンして地表面の凹凸を測図した3D地形図で正しい陣馬軍道の位置を調べると、地理院地図に描かれた陣馬軍道の位置が明らかにそこから30mも南にずれてていて、西下水平道の上の1本目のトラバース路(写真29)が実は陣馬軍道であったと判明しました。この件は写真29の説明にも書きました。castle_hunterさんのコメントに対する返信でも触れました。
詰めの城跡で遅い昼食を取っていると、休日らしくたくさんの人が通過していきました。
駒冷やし場からは気になっていた北馬回り道を歩いて見ました。良く踏まれた道ですが、落ち葉でおおわれているので滑りやすく、枯れ大倒木を過ぎると元の道がちょっとわかりにくかったです。
北稜は3回目の挑戦。前2回は前座のアプローチの尾根が予想外に手間取り、時間切れで北稜のはるか手前でイスケープ・敗退していたので、今回は北稜1本に絞り最短でアプローチしました。オフロード区間は3.5劼箸い燭辰特擦い里罵縦蟷間を全く気にせず、余裕をもって登行を楽しみました。
とはいえ、2つの棚沢の滝を高巻く、落ち葉の積もった滑りやすい急登区間はかなり神経を使いました。それでも昔頻繁に使われたと思われる幅広の古道はしっかりと固く、時代を感じさせました。
横沢の滝は正面からは見えませんが、そのすぐ上の渡渉点は涸れていたので多分水流はないと思われました。
横沢の滝のすぐ先は岩が切り立つ尾根で、ここを登らずに道を進めばすぐ北馬回り道に出てしまうので、本日の目的である北稜をたどるには、なんとしても尾根に取りつかねばなりません。
どこから手を付けるか見回すと、次の沢の手前に一筋の直線的な斜めのルートにできそうで、つかめる根が続くところがあったので、強引にそこを登り、尾根に出ました。
その後も部分的に危うい斜面がありましたが、テントを張りたくなるような平坦な尾根もあり、ゆっくり高度を稼ぎました。
西下水平道は石積みがあり、それと確認できました。しかし、その後2本のおぼろげなトラバース道に出会いましたが、2本目のときにGNSSとヤマレコの地理院地図とで位置を確認したところ、すでに陣馬軍道より上に登っており、陣馬軍道は見落としたと思ってしまいました。
ところが、帰宅後「東京都陰影図」という航空機でレーザースキャンして地表面の凹凸を測図した3D地形図で正しい陣馬軍道の位置を調べると、地理院地図に描かれた陣馬軍道の位置が明らかにそこから30mも南にずれてていて、西下水平道の上の1本目のトラバース路(写真29)が実は陣馬軍道であったと判明しました。この件は写真29の説明にも書きました。castle_hunterさんのコメントに対する返信でも触れました。
詰めの城跡で遅い昼食を取っていると、休日らしくたくさんの人が通過していきました。
駒冷やし場からは気になっていた北馬回り道を歩いて見ました。良く踏まれた道ですが、落ち葉でおおわれているので滑りやすく、枯れ大倒木を過ぎると元の道がちょっとわかりにくかったです。
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高尾駅北口 → 川原宿大橋 霊園前・八王子城跡入り口 → 高尾駅北口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
滝ノ沢林道入り口〜詰めの城、および駒冷やし場〜北馬回り道〜高丸は一般道ではありません。ということは危険個所は技量により異なるので、自己責任です。 |
写真
装備
個人装備 |
通常のハイキング装備の他にヘルメット
スリング
カラビナ
エイト環
6mmおよび4mmザイル各20m
|
---|
感想
八王子城跡関連で気になっていたルートの主なもにはこれでなくなりました。何かすっきりした感じです。どこかほかに古道・軍道・廃道はないか探してみたい気分ですが、しばらくは思い出しながら余韻に浸ってみようと思っています。後北条家のことも調べながら・・・。
良い体験でした。
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コメント
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沢筋の整備ポイントも道幅を7割増しにした後です。
北馬回り道は時間がなく崩落ぎみポイントの直しが全く出来なかったんですが、薮刈りはしてあります。特に高丸前の終点付近はそこそこ薮でした。
写真がだいぶ被りますね。
「西下水平道より上にあるトラバース路」は、東京都の陰陽図(精密地形図)で見ても道の痕跡は見えないので、気のせいかも知れません。
西側は堀切から切り出した石を運ぶための巻き道があったので、上に僅かな道の痕跡が見えますが、そこに続いていたかも知れません。
未踏の古道・軍道と言うと、北高尾の狐塚峠の南から関場峠下(その先も少しあり)を回る道や、小下沢対岸の逆沢林道から関場峠の正面を越えて伸びる道も確認出来ますが、薮は元より、途中で道をロスして標高を間違う可能性が高いので、十分な下調べと装備がないと難しいですね。
南高尾にもコースになっていない古道跡が若干あるようです。
北馬回り道の東端はアオキが切られて散らばっており切り口が新しいことに気づいていました。
トラバース路の写真は「気のせい」かもしれません。東西とも紛らわしいです。(11/22追記: 「気のせい」なんかではないことがわかりました。後のコメントで触れますが、この写真のトラバース路が陣馬軍道なのです。登行中に見ていた地理院地図の陣馬軍道と尾根筋の交叉点は、帰宅後に東京都陰陽図で確認したところ、正しい交叉点から、なんと水平距離で30mも南にずれていたことが判明したのです。というわけで、陣馬軍道をすでに通過しているにもかかわらず、陣馬軍道まだ先だと思い込み、なかなか出会わないので、ついには見落としたと勘違いするに至りました。
写真29のふみ跡は「気のせい」などではなく、これこそが陣馬軍道だったのです。)
古道、軍道は検索すると有名なものばかりで、ひっそりと埋もれたものはウェブで出るはずもなく、千手山あたりを手始めに歩いてみようと思っています。いつになるやら。
最近は若いアオキは引っこ抜く(根っこから綺麗に抜ける)ようにしてますがw
新しい古道散策の時は、予め陰陽図で当りを付けて紙に印刷してから現地に入ってください。
https://kenzkenz.xsrv.jp/open-hinata/
(リンクが長過ぎるので省略)
八王子城本丸の短縮URL
https://bit.ly/46m7Ysu
千手山は北東尾根(恩方ホーム入口の南)から入るのがバリハイ通のようです。
険しいピークの途中に不思議な長尾根(遺構)があります。
古道巻き道は無いです。
ありがとうございます。調べてみます。
成長したアオキは大人の体重くらいでは抜けないほど根がしっかり張っているのでよじ登るときは頼りにしています。若いと抜けるので危ないです。
さきほどの「西下水平道より上にあるトラバース路」が陣馬軍道であると考えるのが妥当と思われます。お書きになった精密ルートマップの軍道と尾根の交点の、実測標高が416mと記載されていますが、ぼくの通過位置がそれにとても近いのです。地理院の地図を信じたばかりに陣馬軍道を見落としたと思ってしまいましたが、たぶん地理院の軍道の作図が間違っていたのだと考えると丸くおさまります。この件、写真29のところでも記述を修正し詳しく触れました。
なお、陰陽図と背景の地理院地図を重ねた図をご覧ください。
https://bit.ly/3QL4Dxd
陰陽図の十字マークの右下に本当の陣馬軍道が見えます。写真29はこの位置からのものです。地理院地図の陣馬軍道は大きくずれています。これは決定的です。
こんな比較をすると、いたるところでずれていることがわかります。陰陽図で確認して歩けとのアドバイス、よくわかりました。
ただし、陰陽図はご指示のように印刷する必要はなく、スマホで表示でき、さらに、GNSSによる現在地点をリアルタイムで重ねて表示でき、拡大も自在なので大変に見やすく便利です。欲を言えば、トラックが記録できるとなおよいのですが・・・。
八王子城跡関連の関心ルート、完歩、おめでとうございます。
関連資料、特にマップが手元になく、castle_hunterさんの
『風雲!八王子城』〜史跡・八王子城趾探検記〜や八王子城
攻略日記2016.11.13のマップを見ながらken13さんのルート
を検証(同定?)しています。
しかし、マップ自体が複雑に入り組み、困難を極めます。
今後は、歩き始めている中腹古道(連絡道)を歩き通し、
次に関連の尾根や滝などにも足を運びたいと思っています。
新たに開拓される、マイナー・自己満足・マイペース山行の
記録を楽しみにしています。😄
ありがとうございます。
ご存じと思って「精密ルートマップ」と略記し、著者・出版社を記載しませんでしたが、castle_hunterさんこと堀籠 隆さんが著された「巨大山城 八王子城 精密ルートマップ 2016年版」(揺籃社 刊)をぼくはいつも参考にしています。これは手元にぜひ置かれるとよいです。作図が超きれいです。見ていると歩きたくなります。
最近は、必要な部分をスキャナーで取り込み、スマホに転送し、山行時に指で拡大して確認しています。
わからないことばかりですが、ぼくもいろいろ調べてもっと進歩したいです。
アドバイスありがとうございます。
八王子城跡関連については、歴史的な深い観点からではなくまだ漠然とした興味なので、お二人の話に加わることはできません。
他の山域についても、いろいろ計画していますので、門限などの制約があるときを中心に、歩いてみたいと考えています。
話しは変わりますが、千手山に登られるとのこと、私は2回歩いていますので、参考までに・・・
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2705255.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4968952.html
いずれも、先手尾根の西端力石峠から東端恩方ホーム近くの御堂まで東進し、心源院歴史古道に足を伸ばしました。
千手山周辺の堀切群では、かなり迷わされました。
ルートマップはネット対応(現在位置に連動)したい所ですが、
高尾山系全体を網羅してから検討する事にします。
(陰陽図対応がハンパ無く大変な作業になるので、仕事としてやっても半年コースになります)
「心源院歴史古道」という名称の起源は不明ですが、
古参の研究者からは「心源院コース」と呼ばれています。
松姫が引っ越しで通ったという伝えは無く、
松姫が八王子城に入ったという伝えも無いので、通る事はなかったはずです。
そもそも引っ越しで歩くようなルートではないです。
ただし、砦普請の人足にお昼を届けに登った可能性はあります。
よって、そのような特別な呼称を付けるのは不適当という事で、個人が設置した銘板は撤去させて戴いた次第です。
横から割り込みですみません。
「ルートマップ」の「ネット対応」と「陰陽図対応」が実現したら、八王子城区域では大革命です。素人目にはkenzkenzさんのopen-hinataの「背景」に「ルートマップ」の「ネット対応」(web版)を加えることが可能/許されるなら、ユーザーとしては超便利です。ぼくの山行寿命が尽きる前に、いずれかの形で実現するとうれしいです。ヤマレコのプレミアムくらいの費用ならすぐサブスクします。
今回の陣馬軍道見落としの一件は、「ネット対応」があれば起きませんでした。地理院地図の山道がいかに古い情報のまま放置されているかを痛感しました。
「ルートマップ」の「ネット対応」はヤマレコさんにも有益なのでマンパワーを出してもらってもよいと思いますが、八王子城の区域だけではマニアックすぎてペイしませんね。喜ぶのはほんの一握りのユーザーたちですから。
さしあたりは「ルートマップ」をスキャンしてスマホに入れて山道で拡大して確認するのがせいぜいです。GNSSの現在地情報は同一画面には重ねられませんが。
千手山のレコありがとうございます。
さすがに歩かれた範囲が広いですね。メインは西部線の沿線でしょうか。丹沢もよく歩かれていますね。ぼくも豊島区なので池袋線を使えばよいのになぜか南に向かいます。
毎回長丁場が多く、ぼくの歩きはgozensamaさんの足元にも及びません。4時間を過ぎると足がつり始めます。その前に上がりたいところです。
レコに「詳細図」とお書きになっているのは「精密ルートマップ」のようなので、やはりお持ちになっているようですね。失礼しました。
山城は、castle_hunterさんに教えてもらった「東京都 陰陽図」を見ていると独特の地形が見えるので、これからはそんな探し方で、無理のないように、あちこち「開拓」してみようと思っています。
言葉足らずでした。
資料やマップは、ネットで見ることのできる範囲で、原本は所有していません。
castle_hunterさんのサイト『風雲!八王子城』の八王子城ルートマップのサンプル版や『八王子城攻略日記2016.11.13』
のマップ等を画像保存のうえ拡大して見ています。
ジュンク堂書店池袋本店で購入できるようですが、性格上、購入すると誰かさんのように嵌まってしまうおそれがあり躊躇しています。
詳細図は、その名のとおり、守屋二郎著の登山詳細図シリーズで、高尾山をはじめ奥武蔵、奥多摩、丹沢、山梨県東部などを所有し、非一般道を中心に活用(徘徊、迷走)しています。
送信文を書いている間に受信していたのに気づきませんでした。「詳細図」は守屋さんのでしたか。失礼しました。
精密ルートマップは確実にハマります。守屋さんのとは趣旨が全く異なります。買ってしばらくは思い出すとは見て時間がたつのを忘れました。要注意です。ただ、そこまで書くかと思うほどの細かなルートが記されていて、ぼくにはありがたいですが、山では何が起きても歩く人の自己責任と思っている一方で、製造物責任法という厳しいのがあるので、ちょっぴり心配しています。
今回のルートでいえば、横沢の滝からその南の尾根への取り付きは、点線で2カ所記されていますが、ぼくに可能と思われるルートは何とか1カ所しか見つかりませんでした。結局強引に登りましたが、点線道が書いてなければ諦めたかもしれません。書いてあったから登ったと言えます。ぼくにはありがたい情報です。非常に微妙な意味合いがありますが、最後は自己責任ですから。だから達成感もあるというわけです。
ルートマップはサンプル版でご覧になっているから、どのような細かさかご存じで、ぼくはその段階で行きたい場所の情報がどうしても欲しくなり、完全版を買ってしまいました。アートのように見とれてのめり込み、ビョーキになったのは事実です。
ぼくはここで一応区切りをつけるつもりですが、ルートマップを見たらどうなるか心配です。
先のことは分かりません。合言葉のように、マイペース、マイペース。
重ビョー人を作ってしまった製造物責任をひしひしと感じて、にやけてしまっています。
ルートマップのルートは、土道で測量済みが茶色の実線(急斜面は短い破線)、踏破済み未測量が茶色の破線、道無き踏破線が点線、未踏破が赤線(廃道?は赤破線)、舗装道路は踏破に関係無くグレーの実線にしています。
せめて赤線は全部消したいんですが、遠方になると、なかなか機会が無いですね。
高尾山系広域マップ(1万分の1)では、踏破・未踏破・急斜面の区別は無い予定です。
相模湖側も何回か歩いてますが、神奈川県側は陰陽図がないのが寂しいですね。
「詳細図」に対抗して「精密図」にしようかとw
kenzさんの所で対応して貰って課金出来たらやり易いんですが。
gozensamaさま
ご存じかもしれませんが、スマホでopen-hinataのサイトを開き、見たい地図を背景として表示させた状態で、右下の現在地選択アイコンをタップすると、十字線が現在地を指し、さらに、地図を指でずらすと数秒以内に十字線が現在地に戻るので、位置がリアルタイムに更新されるということに気づきました。
この機能で、東京都の陰陽図を表示させて歩けば、最も正確な山道の現在地をスマホで読み取ることができます(記録は不可)。これで山道の不正確な地理院地図を使うことなく、陣馬軍道などの山道での正確な位置を確認することができることがわかりました。
願わくは、open-hinataで軌跡が記録できたら、ヤマレコ・アプリの画面と切り替えをせずにすみますが、リアルタイムの位置確認はopen-hinataで行いながら、軌跡はバックグラウンドでヤマレコにまかせればいいです。open-hinataはアプリではなく、ウェブサイトですから欲張りな注文でした。
軟弱で邪道だといわれそうですが、これで東京都内の山行の楽しみがまた一つ増えました。
スマホのGPS精度はイマイチなので、あまりリアルタイムの精度に期待してはダメですね。
スマホは本体機能の雑音が多いので、単体GPSに比べ、原理上精度が甘くなるのは仕方ないです。
スマホの精度で十分な人がスマホを使えばよいのです。ぼくは十分満足しています。
今回の陣馬軍道との交叉位置についても議論に十分耐えました。
castle_hunterさんの最新のレコ「【八王子城】細久保谷〜戦国間道〜北馬回り道の道普請」でお使いのGNSSはスマホでしょうか?往路と帰路で同じ道を歩かれている林道付近の一本道の区間で、記録されたルートがかなりずれていますね。スマホでは体との位置関係でこのような不一致は避けられないのかもしれません。山あいということもありますし。
私の最近のログは全てスマホです。
基本、ザックの横網に入れっぱなしです。
谷間に入ると自作マウントに付けたガーミンでも精度が厳しいので、仕方ないですね。
レスが盛り上がるのは結構ですが、スレッドが分かれて、メール通知が無いと追っかけられないですね。
ということはスマホでも役に立っていますね。
ガーミンの時は、1日かけて標高判定(だいたい誤差1m以内)をやるので、スマホ程度のパフォーマンスの方が手間がかからないのです。
ヤマレコ投稿には標高判定に1日かける必要はないのでスマホで十分ということでしょう。それだけ時間をかけても気づく人はまれですし。地図つくりとは無縁なのでスマホ以外考えられません。
castle_hunterさま
open-hinataは、初めて知りました。ありがとうございました。
PCで「ひなたGIS」、スマホで「open-hinata」を少し操作してみました。
東京都陰陽図の連動方法がわかりませんが、ヤマレコアプリとの活用などいろいろ工夫が出来そうですね。
ただし、山行中、電池切れを避けるため、機内モードでヤマレコアプリを使用していますので、open-hinataと共用する場合、機内モードのon・offの操作等の課題があります。
スムーズに使いこなせるようになるか、今後、研究します。
東京都陰陽図を表示するには、スマホでもPCでも、
https://kenzkenz.xsrv.jp/open-hinata/
を起動した画面で地図が表示されていると思いますが、その左上の「背景」というアイコンをクリックすると、まず左の小窓の上段にスライダーが表示されていて、初期設定では「淡色地図」だけが表示されているようです。その下には種々の地図カテゴリーのリストが並び、トップは国土地理院です。
まず国土地理院をクリックするといろいろな地理院地図のリストがプルダウンで開きます。そのトップの「標準地図」をクリックすると、上のスライダー窓に「標準地図」のスライダーが追加されます。そのスライダーを動かすと地図の明暗が変化します。
次に、国土地理院から数えて4番目の「立体図、地質図等」をクリックすると、プルダウンリストの5番目に「東京都陰陽図」があるのでそれをクリックして上のスライダー窓に追加します。
これで準備が整いましたが、スライダー窓の「淡色地図」はいらないので、そのスライダーの右端のバケツをクリックして消しておきます。
さてこれで画面には東京都西部の陰陽図と地理院の標準地図が重ねて表示されました。画面を見やすくするには両者を「合成」し、適度に薄く表示させる必要があります。合成するには、各スライダーの左の四角のボックスをクリックして、二つ共チェックマークを入れます。これで2つの画面は合成され、透けて重なって見えるようになっていますが、まだ見やすくありません。そこでそれぞれのスライダーを真ん中あたりまで移動して濃さを調節するのですが、広域表示だと何を見ているかわからないので、画面をマウスでドラッグして、とりあえず高尾山の599あたりを画面中央の十字線に合わせます。次に画面左下のプラスアイコンを何回かクリックして画面を見やすい解像度まで拡大します。あとは、見たい地図のスライダーを右に動かせば濃く強調されるので必要に応じて調節してください。
いまはスライダー窓に2つの地図が表示されていますが、3つ以上並べて組み合わせを変えたいときは、各スライダーの左端の目玉マークを閉じたり開いたりすることにより組み合わせを選択・変更することができます。
画面を保存して、繰り返し見たいときは、左上の「三」のアイコンをクリックして「短縮URL作成」をクリックし、出てきたURLをコピーして、メールやヤマレコのコメントなどに張り付けられ、PCのデスクトップにショートカットを作ることもできます。スマホならその画面をブックマークすればよいです。
なお、ブックマークやショートカットの場合、画面を呼び出すと、その画面を起点として周辺に自由に移動。拡大・縮小できるので、拡張性は高いです。いくつもブックマークしなくていいと思います。どうせ表示できるのは東京都内に限られますから。
現在地の取得表示は右下のアイコンですが、いまやると自宅付近へ画面が飛んでしまうので現地で押してください。
以上で基本操作は終わりです。
書き落としました。
電池切れの件ですが、ぼくはモバイルバッテリーを山では常時携行しています。ぼくのアイフォンSE3のバッテリー容量が2000mAhなので、その5倍の10000mAhを使っています。バッテリー切れを心配せず使いたいだけ使えます。2,3日の山行・旅行でも心配いらないと思います。価格はピンキリですが、3000円も出せば十分でしょう。
詳細なご指導、ありがとうございました。
スマホは、手順どおりでできましたが、PCの「ひなたGIS」
の背景レイヤーのリストは、「open-hinata」と異なっています。
地理院淡色地図
OpenStreetMap
R03.07.01からの大雨フォルダ
(4行省略)
統計フォルダ
地理院フォルダ
航空写真フォルダ
古地図フォルダ
(9行省略)
立体図・地質・地形等フォルダ
地理院フォルダ →2番目 地理院標準地図 スライダー追加
立体図・地質・地形等フォルダ → 東京都陰陽図 なし
8番目高尾付近CS立体図 範囲が八王子城跡までで、
その北、西は外れる。
古地図フォルダにも東京都陰陽図は なし。
手順ミスか、勘違いでしょうか?
スマホは、日常的に使用しないので、機内モードにしています。
使用するのは、庭の植物を撮る時、ヤマレコアプリぐらいです。
機内モードを解除するのは、ヤマレコ地図ダウンロード、下山後の交通機関調べ、留守電、メール受信に気が付いた時です。
現在は、今のところ日帰り山行のみのため、100%充電しておけば20〜40%残で帰宅できます。
退役後かなり経つので職場からの緊急連絡はなく、家族からも放置されていますので、誰かさんのように、下山後「下山したよ」なども不要です。
山旅でも計画した際には、モバイルバッテリーが必至だと思っています。
PCでは「ひなたGIS」ではなく https://kenzkenz.xsrv.jp/open-hinata/ をクリックすればスマホと同様です。
じつは、お送りした手順書はスマホではなくPC画面を見ながら作成したものでしてスマホでは未確認でした。スマホでも同様にできるだろうとは思っていましたが、うまくいってよかったです。
先ほど、手順書を編集して更新しました。また思いついたら編集します。
モバイルバッテリーは非常用に携行しており、日帰りで使ったことはありません。万一野宿すると連絡や地図関連でスマホ電源は命綱です。残り20%のバッテリーで野宿は心細いです。
もちろん地図の印刷体も、詳しくはありませんが、バッテリーが切れた後も生き延びるための最低限の情報として携行しています。
PCでopen-hinataを開き、東京都陰陽図を見ることができました。
ヘッドランプは非常時用に予備電池とともにザックに入れていますが、モバイルバッテリーも必要ですね。
重ね重ねのご指導、ありがとうございました。
非常時はヤマレコの記録を止めるのが一番のバッテリー節約術ですねw
アドバイス、ありがとうございます。
多分、非常時、緊急時は、気が動転し、とんちんかんな行動をとりそうです。ヤマレコの停止、心得ておきます。
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