荒船山 - 兜岩山 - 毛無岩 - 物語山の予定が。。。サン・スポーツランドから。
- GPS
- 12:48
- 距離
- 33.6km
- 登り
- 2,985m
- 下り
- 2,991m
コースタイム
- 山行
- 10:38
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 12:48
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山地図に載っていないバリルートを何ヶ所か歩くので、ルートのGPSへの事前登録は必須だと思います。 <サンスポーツランド〜相沢登山口〜荒船山〜兜岩山> 道路と一般登山道で特に問題は有りません。写真の様に上の方は早朝は少し雪が有りましたが下山時には無くなっていました。 <P3(大ローソク)〜県境尾根〜田口峠分岐〜立岩入口> 登山地図に載っていない県境尾根は、昔は登山道だった様で所々でその痕跡が有ります。ただこの時期は落ち葉で完全に道が消えている所も有り、初見で下りで使う場合は道迷いに注意して下さい。登山道と合流した後も、田口峠分岐から荒船山分岐までは、落ち葉で道が消えている箇所が所々有って迷い易いです。 <立岩入口〜毛無岩> 相沢越までは登山地図に載っていないバリルートです。昔は登山道だった様で所々でその痕跡が有ります。相沢越までは途中の岩山は全て巻きますが、巻き道は急斜面で昔の登山道は薄くなっており、さらにこの時期は落ち葉で完全に道が消えている所が多々有り、何度も道に迷いました。安全の為にチェーンスパイクをお勧めしますが、道は落ち葉で埋もれているので、効きは悪いですが無いよりはましです。道迷いや巻き道の滑落の可能性が有り、特に落ち葉の多いこの時期は遭難の可能性が上がる為に、通らない方が良いと思います。 累積標高が約3,000mになっていますが、今回のルートは巻きが多かった為、実際より多くカウントされていると思います。実際の累積標高は、約2,500m位ではないでしょうか。 |
その他周辺情報 | 下仁田 荒船の湯:平日は20時、土日祝日は21時まで利用できて便利。大人900円と少し高いけど、内湯と露天風呂ともに広くて種類も有るので良いです。食事も遅くまで提供されています。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
GPS
ペットボトル600mlx3
総菜パン7個
熊鈴
笛
手袋
帽子
チェーンスパイク
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感想
長い間いつか行こうと思っていた荒船山にやっと行ってきました。太平洋から尾瀬、日光と繋ぐ為に残った妙義山と両神山にポッコリと空いた部分です。それを抜きにしてもyoutaroさんのレコで初めて見てから、歩きたいと思い続けて10年弱でしょうか。長かったです。
最初にどういうルートにしようか迷ったのですが、まずは荒船山から物語山を繋ぐ周回に、兜岩山を加えました。陽の短い時期なので計画では4時45分に出発し、暗い区間は道路歩きになる様に、反時計回りにしました。この周り方の欠点はバリルート区間が後半に集中する事です。相沢登山口の駐車場に車を止めて時計回りにした方が、前半にバリルート区間が集中するので良いのですが、この日の登山指数は朝がCで理由は強風。段々と風がやんでAになるので悩ましいところ。実際に早朝はかなりの風が吹いていました。
出発が計画より15分弱遅れましたが、最初の道路区間で遅れは取り戻し、まずまずの出だしでした。荒船山に到着した時はまだ風が強かったので、この時点では今回の周り方で良かったと思っていました。兜岩山は展望が無く、後で調べたら山頂より少し離れた所に良い展望台が有った様で残念でした。ここは再訪ですね。思いのほかこの先の県境尾根〜荒船山分岐までが落ち葉で道が隠れて迷って時間を使いましたが、その先の威怒牟畿不動はノーチェックでしたが良かったです。
さて問題は立岩入口から毛無岩です。ここも落ち葉で思っていたより道が無くなっている所が多々あり、かなり迷いました。この二区間で貯めていた貯金を使い切ってほぼ計画どうりの時間に毛無岩に到着しました。物語山分岐から物語山までのバリルート区間が残っているので、食事休憩をして直ぐに出発したのですが、15分程下った所で写真を撮ろうとしてスマホが無い事に気づきました。てっきり毛無岩で写真を撮った時に置き忘れたと思って引き返したのですが有りません。もしやと思ってザックの中を調べたら有りました。無くなってはいなかったので良かったのですが、30分ほどのロスとなりました。これだと物語山分岐から物語山までのバリルート区間で日が暮れる可能性大です。徹夜で山を歩く事も有るのでそれに比べれば少しの時間ですが、その様な山行を計画する時には、ヘッドライトの故障に備えて2つ持ちます。過去にそれで怖い思いをしたからです。今回は1つしか持っていないので、万が一その様な事態が起こっても下れる事を考えると、来た道を引き返す方が安全だと判断しました。
まあ実際はヘッドライトが故障する事は無く、荒船山からの下山の途中で暗くなりましたが無事に下山できました。時間的には引き返した方がそのまま物語山に下るよりは時間がかかったと思いますが、まあ妥当な判断だった様に思います。
因みに日曜日の快晴の登山日和にも関わらず、出会った登山者が少ないのは予想外でした。威怒牟畿不動まで誰にも会いませんでしたし、その後も3、4組位でした。但しその内の一組が立岩入口〜毛無岩区間だったのは驚きでした。こんなに人が少ないのに、あんなバリルート区間で会うとは。男女ペアでしたが、お互いに迷いましたね〜と笑って挨拶しました。
荒船山山域は、最低でも後2回は来ないと概要が掴めませんね。思いのほか道が悪くて時間がかかりそうです。
コメント
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遙々と不便な山域にようこそ。このあたり、台風で道が崩壊して、そのままになっているので、登山道と言っても、クライミング用踏み跡より、ちょっとましぐらいなところが多いです。それでも、毛無岩や物語山付近は、登られているところです。この時期、落ち葉が凄くて、そのせいで滑落なんてことも起きているようですね。距離と標高差だけではタイムが割り出せないので、十分、バリルートだと思います。
ヘッドランプが壊れた経験はないですが、bi さんのが壊れたことがあったので、たま〜〜にあるのですね。予備電池より予備ライトの方が良いと、その時思いました。最近のは、USB 端子で充電できるから便利です。良い物が次々出てくるから、つい買ってしまって、5個も貯まってしまいました。ヘッドランプ同様、GPS+MAP も2つ持つようにしています。
スマホ、毛無岩で落とさなくてよかったですね。あそこで落としたら見つからないです。
ある程度は想定していましたが、落ち葉が多くてちょっと余分に時間がかかりました。未踏の物語山分岐から物語山までのバリルート区間の状況が分からないので、同じバリルートでも歩いてきて状況の分かっている方へ引き返す方を選びました。我ながら心配性だと思います
自分のヘッドライトが壊れた事は無いのですが、沖縄でケープダイビングのツアーに参加した際、支給されたライトが洞窟の中で突然消えた事が有りました。自分の手も見えない完全な暗黒になって怖い思いをしました。その時にライトは物で有る以上、突然壊れる事が有ると痛感しました。
故障では有りませんが、南アルプスの鋸岳に深夜から縦走した時、ライトの灯りが少し暗くなったので、電池を取り換えようとしました。その時にまだ森の中でかなり暗かったので、電池を落とさない様に随分と気を使ったので、替え電池より予備ライトの方が安全だと思いました。GPS+マップは、僕も時計とスマホで2つ持っています。やっぱり予備は必要ですよね。
スマホ、本当に良かったです。ありがとうございます。
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