奥多摩主脈を縦走(都民の森~風張峠~月夜見山~御前山)
- GPS
- 06:48
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,396m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:24
天候 | 快晴☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR五日市線「武蔵五日市駅」→西東京バス(五10)「数馬バス停」下車 ・帰り JR青梅線「奥多摩駅」乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
都民の森~月夜見 →落ち葉が多い! |
写真
感想
今日は奥多摩三山の縦走路を登る。
ただ三山の全ては登らず、都民の森から月夜見山、御前山までの、いわゆる奥多摩主脈ルートの一部を辿っていく。
スタートは、西東京バス(五10)終点の数馬バス停。武蔵五日市駅からここまで一時間もかかる。料金は1,118円。ちょっと高いと思ったが、険しい秋川渓谷の中を長時間走るため、価格としては妥当かもしれない。
【数馬バス停~都民の森】
バス停に降りると、早朝の冷たい外気に触れながら都道を歩く。今日は気温は高めなので、昼には暖かくなっているだろう。
少し歩くとやや高い位置に神社が見える。九頭竜神社というらしい。東京都のこんな奥地にまで神社があるのかと気になったので参拝する。トイレが綺麗に整備されている。いい神社だ。
それから三頭山荘など旅館が立ち並ぶエリア(道路は結構な急斜面)を通過し、車道から都民の森に続く登山道に入る。
なだらかな坂ではあるが、道は荒れている。あまり人が通らないのだろうか。
大きな滝が流れていて、沢を何回か飛び越えながら進んでいく。
やや急登を経て奥多摩周遊道路に出ると、ほどなくして都民の森に着く。
【都民の森~月夜見】
午前九時。都民の森には登山客らしき人が複数人いる。みな三頭山に登りに来たのだろうか。
少し休憩してから、登山客に続いて僕も登り出す。昆虫館を通り過ぎたところで鞘口峠とは反対の方向へ登る。
しばらく葛折りの坂を登っていくと、立岩という場所に着く。目の前には三頭山が見える。
ここからさらに登っていくと、木造の展望台スポットに着く。ここからは雲取山や高丸山がハッキリと見える。
標高1300mあたりで、砥山というピークに着く。分岐もあり、鞘口峠からもここに来られるようだ。
せっかく高度を稼いだところで、ここからは下り調子になり、徐々に標高を下げていく。
足元は落ち葉だらけで、靴が埋もれてしまうほど異常な量だ。この時期にここに来たのは失敗だったかもしれない。
また若干険しい岩場もあり、かなりヒヤヒヤさせられる。
風張峠に着くと、道は開けて奥多摩周遊道路が見えてくる。道路が隣接しているため、しばらくバイクの音が聞こえてくる。
風張峠から進んでいくと、謎の尾根道に引っかかってしまう。
道幅が非常に狭く、左右が削り取られたようになっているため、蟻の塔渡りのようになっている。
(まぁ10mほど下には周遊道路があるため高度感がないのが救いだが...)
幸い布が敷かれているため滑る心配はないものの、足を踏み外したら滑落は必然である。
こんな険しい道だったのかと思っていたら、すぐ下に巻き道があるではないか!
どのみち尾根の先は枯れ木で通れなかったため、無理矢理巻き道に退避した。
あの道はそもそも登山道ではなかったのだが、いつのまに迷い込んだのだろう。
途中で道路に出ると、また登山道、そしてまた道路と繰り返していく。
【月夜見~御前山】
月夜見山第二駐車場に着くと、ここからは登山道続きになる。
駐車場に登山口があるという珍しい場所である。
登り始めから、しばらくは広めの尾根を下っていき、標高が1000mを切ったあたりで登り返しになる。
広めの尾根をひたすら登っていくと、ベンチのついた広場に着く。地図には小河内峠とある。
このあたりからは奥多摩湖がチラリと見える。また、奥多摩湖沿いの「いこいの路」に続く道があり、反対側には、藤倉バス停に続く道がそれぞれある。
藤倉バス停行きのほうは、破線ルートではないが、通行注意の看板が立っている。
この先には小林家住宅街という文化遺産あるため、気にはなっていた。
小河内峠から次のピークである惣岳山までは1.7kmと距離は無いが、ここまで200m近く標高差がある。つまり急登続きだ。
途中、険しい岩場か巻き道かの分岐に着くが、体力も結構使ってしまったため、巻いていくことにした。
巻いて行かなければ、ソーヤノ丸デッコという変わったピークがあったそうだ。
長い急登を経て、惣岳山に着く。
ここまでが非常に辛かった。ベンチもあるためここで休憩をとり、最後の山を目指す。
御前山までは0.6kmと近く、惣岳山からは十分程度で着く。人気のある山だが、山頂には誰もいなかった。アブが大量にいたため、休憩もせずすぐに下山を開始する。
山頂近くの避難小屋を通って、体験の森コースを下山していく。
以前は、惣岳山と御前山の間から下山したが、今回はそこと並行する形で下山していく。どちらも栃寄の登山口に向かうが、今回は林道までの距離が短い分、より長い林道を歩かされることになる。
もともと、登山口付近まで続く登山コースがあったようだが、崩落したため廃道同然になっている。
一時間ほど林道を歩くと、ようやく境橋バス停前に着く。
ここからバスを待って奥多摩駅まで行くことも考えたが、三十分は待つことになるため、このまま歩いて行くことにした。
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